(
G8-TVより)
かつて、そのコンテンポラリーな音楽家は、「こんなとき音楽に何ができるだろうか?」
と考え、フィールドレコーディングを通して社会参加した。かつて、そのパンクスは、
「こんなときパンクに何ができるだろうか?」と考え、「シアトルの現場ではグランジ系と
もめごとを起こさないように」とパンク系に呼びかけ、ユニットを結成した。そして、いま、
ドイツのロック・クライマーは「こんなときロック・クライミングで何ができるだろうか?」
と考え、ビル・クライミングを通じて反G8行動に参加した(らしい)。そんなふうに、
ひとりひとりが自分に「できること」を考え、自分が持ってるスキルやテクニックを
使ってそれぞれ独自のやりかたで社会参加していったら、さぞかし、おもしろい
世界になるだろうと思った。ところで気になるのは、あの
「ドイツ無政府主義ポゴ党」は、
いま何を考え、どこで何をしてるのだろうかということだ。やっぱり「飲んで飲んで
ただ飲んだくれる毎日」なのだろうか。
公式サイトをみても、G8関連のエントリーが
ないところをみると、やはり、、のんで?、、、ま、そのはぐれっぷりも面白いけどね。
みんなが全員でやる必要もないし、同じことをする必要もない。逆にみんなが全員で
同じことをやりはじめたら、それはおもしろくなくて、逆におそろしい。