▼今度はダイヤで覆った人の頭蓋骨=売値は120億円-英芸術家
【ロンドン1日時事】動物の死骸(しがい)を利用するなど「悪趣味」な作品を制作することで有名な英現代美術家ダミアン・ハースト氏が、今度は人間の本物の頭蓋(ずがい)骨にダイヤをちりばめた作品を公開し、話題になっている。BBCなどによると、作品名は「神の愛のために」。頭蓋骨は18世紀に実在した人物のもので、「倫理的」に購入されたという。表面は8601個のダイヤで覆われ、売値は5000万ポンド(約120億円)に設定された。(時事通信社 6月2日)


みたところ、話題になってるのは、人間の骸骨を使ったからではなく、(人間の骸骨だったら、ガブリエル・オロツコがずっと前に使ってたし、たしかシュヴァンクマイエルもやってたはず)、そこで使われてるダイヤとその売値価格のような気がする。「神の愛のために」という悪意たっぷりのタイトルからもわかるように、どうみたってこれは、ここ数年続いてるアート・バブルで、現代美術の作品がますます「投資の対象」になってきていることに対する、露骨なあてこすりだと思う。こんな悪趣味なものを競って欲しがる本当の悪趣味な連中は誰なのか?と誰が思わざる末期資本主義世界の最新版の「メメント・モリ」作品。神も呆れる金融商品アート。
*上の写真は下のBBSのニュースから、、、あれ、、、、なんか、別の写真があるなぁ、、、さっき書いたG8のニュースの写真がまじってしまったらしい、、、、ま、いいか、そんなにまちがってないはずだから。「そんなに金になるものがほしいんだったら、こいつを売ってやるゼ、これなら大もうけできるゼ」って感じでダミアンがみてます。
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