チベット族、「神の山」伐採に反発=
衝突騒ぎで保護区閉鎖-中国四川省
「香港の人権団体・中国人権民主化運動情報センターは15日、中国・四川省稲城県の著名な景勝地、亜丁自然保護区で、チベット族住民が「神の山」での伐採に反発、作業員らと衝突する騒ぎがあり、同保護区が閉鎖されたことを明らかにした。亜丁は国連教育科学文化機関(ユネスコ)が認定する「世界生物圏保護区」の1つだが、稲城県政府は保護区内にロープウエーとホテルを建設することを決め、仙乃日山で大量の伐採を行った。同山を「神の山」と崇拝し、「神木」が傷つけられたことに怒ったチベット族数百人が5月10日(原文ママ)作業隊の集合地に押しかけて衝突、双方合わせて6人が負傷した。警官隊が派遣されて騒ぎは収まったが、当局は12日に亜丁一帯を封鎖。現在も観光客を受け入れていないという」(時事通信社 6月15日)

「文化財は大切にしなければならない。しかし、旅行の記念にと大事な文化財に彫刻刀とかで相愛傘などを彫ってしまう大馬鹿者がいる。そいつらは「バチ」というものを考えないのか。「バチ」が怖くないのか。バチといえば、近藤政彦の母親の遺骨を盗んだ犯人まだ捕まらないようだが、こいつが警察よりも何よりも怖れなければならないのは、「バチ」だろう。「バチ」をあなどると痛い目にあうと思う」(ナンシー関「けしごむ歳時記」より)
これは余談だが、当局が亜丁一帯を封鎖した6月12日は、ナンシー関の5回目の命日である。
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