先週の「文化人類学解放講座」では、夏目漱石、ガンジー、チャップリン、
エイリッヒ・ショイルマン、ゴドフリー・レジオ、ポール・ヴィリリオの言葉を
紹介しながら、二〇世紀の機械文明とテクノロジー文化に対する批判を
学びました。たしかに機械やパソコンは便利なものですが、ヴィリリオが
云うように、「テクノロジーの発明とはそれまでになかった新たな事故の
発明」でもあります。たとえば、墜落事故や交通事故などがそうですが、
それ以外に機械やコンピュータが直接的・間接的にひきおこす、小さな
爆発や目に見えない破壊は、僕らの身近なところ(家庭や職場など)で
すでにいつも起きています。そこで試験の前に、先週の講義の復習を
かねて、そうしたマスメディアのニュースにならない小さな惨事の実例を、
オルタナティヴなニュース・メディアであるYouTubeをつかっていくつか
みてみることにしましょう。
まずは、YouTube クラシックから。

[オフィス・コンピュータ篇]
▼Bad Day at office (25sec/Fine)
http://www.youtube.com/watch?v=cm6WUk45V6M

[PCゲーム篇]
▼Angry German Kid - Correct Translation
http://www.youtube.com/watch?v=kBVmfIUR1DA
比較的最近のエントリーから。

[ネットワーク・プリンタ篇]
▼Anger Management in the office place
http://www.youtube.com/watch?v=YuRxPXXr-eU

[テレビ篇](テレビの前のこどもたち)
▼Godfrey Reggio - "Evidence"
http://www.youtube.com/watch?v=vuI_nCADnW0

[モーターサイクルエンジン篇]
▼mary go round of death
http://www.youtube.com/watch?v=VEFW7NHp1XE
(*心臓のよわい人はみないほうがいいです)
[注意] どれも決してマネをしないようにしましょう。
[教訓] キカイの奴隷にならないようにしましょう。

[リミックス・サウンドトラック篇]
▼レイジ・アゲインスト・ザ・PC・マシン
http://www.youtube.com/watch?v=Zz439-EuAQM