「洞爺湖畔に
於ける天幕生活」
(戦前の絵葉書)
札幌でのイルコモンズ・アカデミーの後、ちびこもんずをつれて
旧・大滝村にある
水谷ロッヂにゆき、露天のおさるの湯につかって、
キャンプをしてきました。明くる日は、この古い絵葉書の地をたずね、
山登りをしたり、白鳥ボートに乗ったり、ロードムービーを撮ったりして、
たっぷり運動した後、
「長沼ナイキ基地闘争」で知られる長沼へゆき、
絵本屋
「ぽこぺん」さんにおじゃましました。
はじめて行った北海道の観想については、後日あらためて書きますが、
今回の移動の旅で、食料自給率201%という土地の厚みと力を体感
できました。もしどこか呼んでくれる機関があれば、元・現代美術家を
廃業して、「アーティスト・イン・レジデンス(棲みこみの作家奉公)を
したい」、と思うくらい、いいところでした。道中の案内をしてくれた、
るいくん、たみさん、ぼんたさん、ありがとうございました。おかげで
ようやく念願のキャンプをすることができ、生きかえりました。
▼ソンタグでも難民でも捕虜収容でもない(キャンプ)
http://illcomm.exblog.jp/4620214/
[追記] 書き忘れてましたが、今回、道中を案内してくれた、るいくんの家で、
今週の土・日、イルコモンズも好きな、あるミュージシャンとそのパートナーの
映像作家による「クローズドの学習会」があります。ネットには情報を流さない
方針らしいなので、くわしくは書けませんが、それは「映画を観て、地球の裏側で
起こっていることについて考える」というもので、イルコモンズも先日の渋谷での
学集会に誘われたのですが、一橋大学とG8集会にはさまれて行けませんでした。
でも、同じようなことをやってるので、そのうち、どこかで合流できると思ってます。
誰かのうたにあったように、よろこびをほかの誰かと分かりあう、それだけがこの
世の中を熱くする それだけがただ僕らを悩めるときにも未来の世界へ連れてく、
そういうときがあるはず。