はじめに、ふた、ありき
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▼Anthony Wilson dies from cancer
Anthony Wilson, the music mogul behind some of Manchester's most successful bands, has died aged 57. The Salford-born entrepreneur, who founded Factory records, the label behind New Order and the Happy Mondays, had been suffering from kidney cancer. (BBC News) 「パンク・ムーヴメントが失速した後のイギリス。混沌とした音楽シーンの中でマンチェスターから生まれたインディペンデント・レーベル、ファクトリー・レコード。不況に苦しむ工業都市マンチェスターの風景からその名を取ったレーベルは、1978年、地元のグラナダTVで働いていたトニー・ウィルソンによって設立された。最初に発売したジョイ・ディヴィジョン、ドゥルッティ・コラム、キャバレー・ヴォルテールらを迎えたわずか5,000枚のEP「A Factory Sample」はまたたく間に完売。音楽がメジャーとインディペンデントの間で揺れていた時代に、大きな衝撃を与えた」(映画「シャドウ・プレイヤーズ」解説文より) 「1980年代は不毛の時代だった」と云われることがある。そう云われても 別に文句はないが、80年代を体験してきた人間の一人として、これだけは 云っておきたいと思う。「インディーズ・ムーブメントは、80年代が生んだ 最良の文化である」。 ファクトリー、ラフトレード、チェリーレッド、4AD、 クレプスキュール、ミュート...80年代初期のインディーズ・ムーヴメントが 与えてくれた最大の贈り物は「メジャーがすべてではない。本当に面白い ものはメジャーの外にある」というものの見方と確信である。それは音楽 だけでなく、映画やファッションも、である。そして、むやみにメジャーを 目指さない勝手気ままなものづくりのクセは、この80'sインディーズ体験 に由来してると思う。肥大化した「産業ロック」(←死語)を脱構築したこの ムーヴメントはアートワークにしろ音楽のスタイルにしろ、いろんな意味で 解放的だった。軽くて、スカスカで、チープなそれは、「これだったら自分 にだってできるかもしれない」という気分にさせてくれる、という意味でまず 解放的だった。もちろん実際にはできなかったりするのだが、大切なのは この気分で、80'sインディーズは風通しの好い裏庭のようなものだったし、 今もそうである。帰省したら実家の書庫にある「rock magazine」を 読み返してみよう。 [追記] 福岡の「80's ファクトリー」のことを思いだした。ザ・モッズ、 山善、ロッカーズ、ルースターズ、奥様メモ、博多パラダイス...
by illcommonz
| 2007-08-13 09:53
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