はじめに、ふた、ありき
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台北のサイト「個人新聞台 寂寞有罪」で、
イルコモンズが何年か前に「現代思想」 に書いた作文が紹介されてるよ、と メールで教えてもらいました。 でも残念ながら、台湾語はわからない ので、台湾語が分かる方、どういう内容 なのか、教えてください。 ............................................................................. 誰怕公園? 誰憎恨公園? 今天讀小田昌教的論文,他提到西荻窪的某個公園-西荻窪位於杉並區(鄰接武藏野市),那個社區的氣氛跟吉祥寺一帶還蠻像-,我看他對那裡的公園的描寫很有感覺,我上次回東京時對社區公園有怪怪的感覺,沒有想到還有其他人也有類似的感覺! 東京郊外「品質良好」的中産階級住宅區居民、資本家和政府都害怕、痛恨像公園那樣免費可使用的公共空間。他們用各種各樣的禁止看板,要把人?走! 不好意思,我先放原文,等我弄好中譯之後再貼。 小田昌教「さよなら落書きなき世界:街をノックする者を怖れているのは誰か?」 (『現代思想』特集=グラフティ) ●「・・・この地域にお住まいのみなさまどもは、自分のウチの庭でもいじりながら、ドアにしっかりカギかけて、一日中ウチにいろ。天下の往来で昼間から【休憩】するな、暇なら、はたらけ。タバコを吸うやつ、落書きするやつは外に出るな、ウチでネットでも見てろ。戦争に反対なら大統領にスパムメールでも送ってろ、ということだ。これじゃまるでもう戦時下の暮らしだな、と思ったよ。」 ■「あの公園にいて思ったんだけど、いま、怖れられ憎まれているのは、もしかすると公園という場そのものじゃないかという気がするんだ。あの禁止の多さがなによりの証拠で、公園という場所自体が恐怖の対象になっていうんじゃないかと思った。怖れているからこそあんなに禁止が多いんだと思った。云うまでもないことだけど、公園は人が勝手にただで休憩し、余暇を楽しみ、自由に何かをする場所だ。だから、いってみれば公園は、資本主義のテリトリーとそのコードからはみだしたフリーゾーンで、資本や通貨の流れから外れた残余の場所だ。帝国の中に最後に残った野生の地だ。帝国の生活に塗れきってしまった僕らは、その最後の希望の地かもしれない公園という場の力を読み違えてしまって、それを怖れてしまっているんじゃないだろうか。これは微妙な感覚なんだけど、例えば僕らは、ただで何かモノを手にいれることや、ただでモノをもらうことに妙な居心地の悪さを感じるし、休憩や娯楽ですら資本に管理された価格のあるものの方を求めるようになっている。カラスがセミを食うことに何かイヤな感じを覚えたり、タダのものに不信感や警戒心を覚えるという始末だ。あらゆるものにお金を払うことに慣れすぎてしまって、消費者根性とでも呼びたくなるような卑しさが身についてしまっている。無償のモノのなかで生きる感覚や想像力をなくしてしまっている。落書きのような無為な行為に手を染めることをつい臆してしまう。そんな僕らは、ライセンスのないとりひきやパッケージのないたべもの、レシートのない品物やビジネスのないつきあい、コピーライトのない歌やイズムのない思想。マーケットのない努力やプライスのないただのサービス、そういう資本主義生活のやりくり(エコノミー)から外れたモノや事件に囲まれた野生の暮しというものを想像することすらできなくなってしまっているために、公園を怖れてしまってるんじゃないだろうか」
by illcommonz
| 2007-09-25 06:00
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