
イルコモンズ・アカデミーと
リブート・キャンプの原点、
「文化人類学解放講座」が
今日からはじまります。
「ぶんかじんるいがくぅ、
なんだったっけ、それ」
「世界は人間なしに
はじまったし、人間
なしに終わるだろう。
とっぺんぱらりの、
ぷぅ・・・」
れび・すとろーすの「かなしき・ねったい」より
というわけで前期は文化人類学の複数の原点の一つである「文明批判」について
学びました。後期はいよいよ、その「文明批判」と「抵抗の学」としての文化人類学
の視点を「いま・そこにある同時代の文明」である「グローバリゼーションの世界」
にむけてゆきますが、その前に前期の復習をかねて、「進歩とは」「テクノロジー
の光と闇」そして、「他者理解/誤解」などについて、おさらいします。
1回目と2回目は
「文化人類学解放講座・映像篇」として一橋大学でおこなった
オールナイトのセミナーを短くまとめたものをやりますので、
ここにアップしてある
教材資料に目を通しておいてください。さしあたりまずは、「モンド・ヌバ・ダルフール
ミックス」「レジデンツのエスキモー(日本語字幕つき)」、そしてW・ヘルツォークの
「失われた一万年」などをみる予定です。
なお週に1回の授業だけでは十分に講義できないので、教室その他の事情が許す
範囲で、後期は時間を延長することもありますので、ぜひ積極的に参加してください。
ただし出席はとりません。