いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
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[手本]
「私の詩のなかには
いつも汽車が走っている。
だが私はその汽車に乗ったことがない。」
(寺山修司)

[練習1]
「僕らが書くもののなかには
いつも家がたっている。
だが僕らはその家で暮らしたことがない。」
(イルコモンズ)

[練習2]
「僕らがつくるもののなかでは
いつも学校の鐘が鳴っている。
だが僕らはその学校で働いたことがない。」
(イルコモンズ)

[練習3]
「僕らが夢中になるもののなかには、
いつも子どもが遊んでいる。
だがその子どもは抱きしめられたことがない。」
(イルコモンズ)
by illcommonz
| 2007-10-15 04:14
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