←あるRSSにこういうエントリーがあった。いや、全くその通り。この意見には全く賛同する、というか、賛同したい。なんというか、「反権力」にがんじがらめされているようにみえる、どころか、ほんとに「反権力」に魂をうばわれ、ほとんど「反権力」のとりこである。いや、とり憑かれてる、と云ってもよいかもしれない。そしてそれはものすごく窮屈で、不自由なのである。たまには「権力」のことなんかさっぱり忘れて、のびのびとものを考えてみたいと思うし、もう少し広い視野からものごとをみて、毎日の暮らしをたのしみたいと、いつもそう思ってるのに、そうできない。それに対し不賛同の意が示されて、ほんとに嬉しい。友だちになってほしいくらいである。実際、「反権力」もまたひとつの「権力」となるというのは本当で、これは実に悩ましいところである。どんなに微力であれ塵も積もれば力となり、好むと好まざるとにかかわらず、求心力が発生する。この力をどう脱力し、平滑化し、分裂させ、循環させるか、そのことをずっと考えてるが、答えはまだみつからない。でも、手がかりはある。スポーク会議とドラム・サークル。いずれも権/力の集中や序列を「なしですませる」実験で、そのどちらにもファシリテイターがいる。いま、「合意形成、その促進、そして解放」というジンをよんでそれを研究中。これはすごくおもしろい。
ロックダブコレクティヴプロジェクト編
「合意形成、その促進、そして
解放」 翻訳=poetry in the
kitchen翻訳部 頒価200円
(これは
IRAで手に入ります)
このジンは「アンチコピーライト&コピーの配布可」なので、時間がある時に書き写して紹介します。