![]() はじめに、ふた、ありき
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![]() 不思議な事態が相次いでいる。」 との新聞報道にもあった通り、 百万遍交差点に面した京大の 石垣の改修工事に反対して 建設された 「石垣★カフェ」をめぐって、 『帝国』の訳者であり、 『自由論』の著者である 酒井(隆史)さんと 京大でシンポジウムを 行いました。 写真:イルコモンズのグラフィックオリエンテッドなプレゼンと酒井氏の影 パリと東京を結んで行われたネグリとのビデオ会議の後、 東京を出発して、愛知博でにぎわう名古屋に入り、 豊田市美術館で「貧しい芸術」を堪能した後、 京都のオルタナティヴな伝統にふれるという 「フィールドワーク」ならぬ「ロードワーク」の中で 移動しながら考えたことどもを、 ![]() ノンストップ・メガミックスでつなぎなおしたものが、 この日のシンポジウムでのイルコモンズ・サイド からの発表になりました。 セットアップリストは次のとおりです (以下、順浮動) 資料公開!ザ・フューチャーポーヴェラ~貧しい未来へ、「公共圏の解体と創出」 から「清掃圏の拡大と突出」へ、石垣宣言を文芸批評的に読む、愛される風景に なるな、ややこしい機械になれ、ミニプラトーをつくれ、京大の伝統であるややこし さは、直截氓主々義の美徳であり、手のかかること、ややこしいことは、幸いであ る。地球清掃化現象と疫病としての潔癖、抵抗のレヴェルとロケーションの測量、 なぞなぞ:末期資本主義の世の中で唯一お金で買えないものはなに?あんちゃん おじさんびんぼうこじきしてもおおいばりでいろ、ミラノの奇蹟、貧乏の叡智、グロー バリゼーションに抗する地動説の失地回復運動、野性のファンタジー、空飛ぶマ ルチチュード、HRCの首都圏清掃整理促進運動、京大の由緒まがまがしい伝統 の美と異能の歴史、B級生活氓としてのマルチチュード、公共施設はまず誰たち のものか?コントロールの徹底操作と街頭での直截(直截氓主々義)行動、今日 は死人が出ても知りません、おそるべき無償恐怖症、インディオは花を摘まない、 坐して半畳、寝て一畳、交代の思考、人間の存在の内なるゾンビー、原っぱと遊 園地、貧乏になる必要はないが、こわがる必要もない、ヒリークリスタルの儀式的 清掃、ボイスの社会彫刻と弾丸映画、人は背中のほうから未来へはいってゆく、 ゼロ次元とは人間の行為をゼロ(無為・無償)に導くこと、かい人さんいらっしゃい、 アーキ・コモンズ、ドント・トラスト・エリート・ヒッピーズ、我が心の人生幸路、クレ クレタコラ、ゴダールのカメラアイ、ノットインアワネーム... そしてこれが当日頒布したオープンリソースとしてのグラフェーム(grapheme)です。 ↓ ![]() フューチャー・ポーヴェラ 宣言のためのグラフェーム (1.39Mbyte) 拡大して視る ご覧の通り、スーパーの宣伝チラシをあしらった、グラフィックデザインの コモンセンスからすれば、ごちゃごちゃして、ややこしく、すっきりしない、 一言で云うなら「わるいデザイン」ですが、今回のシンポジウムは、 そうしたものを一掃したいという「ジェントリフィケーション」の欲望が テーマのひとつなので、イルコモンセンスをはたらかせて、この 見るからにデザイン・ポーヴェラなチラシをこしらえた次第です。 とはいえ、これがイルコモンズ的思考の内在平面なのであって、 このフラット化されないプラトーの上でアクシデンタルに展開する 漏出的な話のフローや折りこみのラインを、ロジカルに、かつ、 階層的に文章化できるのなら、そもそもこんなものをこしらえたり しませんので、ここでもそれはせずに、このまま放置することにし、 次のフレーズでしめることにします。 見よ、呆れよ、そして、可笑しければ、笑いたまえ(イルコモンズ)
by illcommonz
| 2005-05-22 23:59
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