▼嘔吐下痢症 (出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
嘔吐下痢症(おうとげりしょう)は、嘔吐および下痢を主症状とする疾病の総称である。多くはロタウイルス、アデノウイルス、ノロウイルスといったウイルスによる感染症で、少なからぬ流行性がある。ウイルス以外には細菌感染または細菌の産生する毒素が原因となることもある。食物に細菌や毒素が含まれていたことが明らかな場合、食中毒として扱われる。ウイルス性のものは乳幼児に多いとされるが、病原ウィルス次第では成人も発症し、とくに老齢者でノロウイルスを中心に重症化の報告がある。
《食事の与え方》嘔吐が止まり、下痢の回数が減り、水様から泥状へと便性が好転するにつれて、うすめたミルク、重湯、三分がゆ、ポタージュも与えることができます。便と同じ軟らかさのものをたべさせるとよいでしょう。おかゆ、白身の魚、よく煮たうどん、軟らかい食パンなどよいでしょう。
《おふろ》下痢がひどく、元気のないときだけ中止します。おしりはお湯でよく洗ってやります。