「回顧と展望」の準備は、ひとまず措いて、
明日はこれを聴きにいこう。
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世田谷美術館「パラオ-ふたつの人生」展関連企画
朗読会「久功の絵本を読む・みる・聴く」
2008年1月6日(日) 14:00~15:00
語り:遠藤良子(女優)
「ぶたぶたくんのおかいもの」「ゆかいなさんぽ」(予定)
参加費:無料(要・展覧会チケット、小中学生は展覧会も無料)
民族学者で彫刻家で絵本作家の土方久巧と作家中島敦のランデブー展。
「ぶたぶたくんのおかいもの」は、こどもたちに人気のある絵本なので、
運がよければ、公立図書館の絵本のコーナーでおかあさんがこどもに
読み聞かせをしているのを横から聞いたりすることできるが、いまだ
かつてまだ、
「ゆかいなさんぽ」を聴いたことはない。本自体も品切が
続いている。以前、この絵本のことを「美術手帖」に書いたことがあるが、
この絵本の後半部はすごい。あのパンクな展開をどうやって読み聴か
せるのか、読んだことのある人だったら誰でも知りたいと思うはずだ。
というか、聴いてみたいはずだ。ということで、ぶたぶたくん好きの
ちびっこと、ぶたぶたくんを読んで育った人たちは、明日、世田谷
美術館にみんな集まれ!ぶたぶた!
[参考]おださまのり
「PIGGIE BUTABUTA GOES SHOPPING
~こどもはみんな小さな民族学者
(そして逆もまた真なり)」
『美術手帖』2002年12月号