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![]() もってない人は知恵をだして 下さい」というのが1960年代の ベ平連に代表される市民運動の 方法論だったので、そうすること にした。「イスラエル兵に左目を 撃たれた岸田薫さんを支援する会」 に支援金を送るかわりに、今回の 「ワンダーウォール・キャンペーン」 のことを記事にして「月刊オルタ」 に載せ、誌上で支援金を募ること にした。「月刊オルタ」は先々月号で 「パレスチナ特集」を組んだばかり なので、きっと反応があるだろう。 「月刊オルタ」の前身は、べ平連の 「AMPO」だったので、図版には べ平連と岡本太郎のコラボレーシ ョンである「殺すな」のステッカーを 使った。きっと反応があるだろう。 来月発売されたらそちらに送るので、 パレスチナにもどったら、あの壁に また貼り付けてください>志賀くん ちなみに、イルコモンズの連載は今回が最終回なので、気前よく全文掲載しよう。 ....................................................................................... ▼「ワンダーウォール・キャンペーン」 「昨年末から今年にかけ、パレスチナに滞在していたアナーキストの友人からの呼びかけではじまった「ワンダーウォール・キャンペーン」。日本からは26人が参加し、40日という短い期間で、あっという間に実現した。その詳細は「ワンダーウォール・キャンペーンの回顧と展望」でよむことができる。また、YouTubeでドキュメント・ムービーをみることができる。隔離壁は依然としてそこにある、が、しかし、その壁の一角の風景は変わった。風景が変わることから世界は変わるのだし、世界の見え方が変わらなければ世界は変わらない。だが、なにより、「やればできるし、想えば叶う」という確信を共有できたことが嬉しく、これでまたもうひとつ、「もうひとつの世界」への展望が開けたので、この連載の最後を次の引用でしめくくり、展望を共有したいと思う。「今回の共同作業にものすごい可能性を感じました。どこかになにかを決める代表者がいるわけでもなく、絵のよしあしを決める人もなく、すべての作者の絵をはり、また誰の絵だかわからなく、元からあった絵と時間を越えてひとつに交じり、破れかけた絵は修復され、絵は政治的である必要もなく、絵の描き方は自由であったこと。おのおのがうまいことNETを利用して、勝手に文章を引用しあって、ひとつの文章にして、広められたこと。短時間にもかかわらず、ひとりひとりが迅速に絵を描き、送り、回収し、送り、受け取り、行動し、レスポンスが返せたこと。現地ではコーディネートする人がいて、フィルムをまわす人がいて、写真をとる人がいて、モデルになる人がいて、作業をする人がいて、そしてまた日本にレスポンスを返す人がいたこと。どこの部分も重要で、必要枠で、どこかに中心があるわけでもなく、自由参加で、自然発生的で即興的であったこと。遠くの問題をネガティブに考えればいくらでも落ちることはできるけど、それをおもしろいことに転換し、身近な問題に近づけること。こうしてめぐりめぐった縁がなによりも、おもしろかったこと。まさに宴そのもの。ほんとうによかった。みなさま、愛しています!! また、なにか一緒におもしろいことしましょう! !」 (おわり)。 ....................................................................................... と、みたとおり、その半分以上が引用文なので、原稿料がでたら、それをパレスチナまでの 郵送代にあてて雑誌やDVDを送るので、送り先を知らせてください>志賀くん
by illcommonz
| 2008-02-20 00:09
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