
【skypeでパリと上野をつなぐ】(とっても簡単、法務関係の書類も必要なし)

【TONI(s) ARE EVERYWHERE】(藝大の石膏室でライヴ・ヴィデオ・インスタレーション)
「帝国」の時代においては、「動かずに行う移動」の<速度>は飛行機よりも速い。
ネットワーク状/上につながるマルチチュードたちに国境はなく、法務省といえど、
(中国政府はそれをやろうとしたが)そのつながりを断ち切ることはできない。
豊富な資金をもたない"貧しき者"であることを逆手にとって無償の電話で
つながろう。そのほうがずっとマルチチュードらしい。ネグリもこう書いてる。

「ある見方をすれば、貧しき者とは、
永遠のポストモダン的人物像である。
それは、横断的で、偏在的で、多様な
差異をもった、移動する主体である。
[…] 貧しき者は、この世の中にただ
存在するだけではない。貧しき者それ
自身がこの世界の可能性なのである。
貧しき者の存在のもとに、世界という
この場所、この唯一無比の場所が、
内在性平面として指し示され、確信され、
強化され、そして、開かれるのである。」
(左の画像は映画「ミラノの奇蹟」)
オープニングで上映する予定だった「ミラノの奇蹟」や、そのほかの映像は
YouTubeにアップすれば、どこにいてもみられる、会場にいなくてもみられる。
みんなでみられる。いつでもみられる。