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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼わたしの耳は電子の耳、テクノの響きを懐かしむ
▼わたしの耳は電子の耳、テクノの響きを懐かしむ_d0017381_431950.jpgせっかくの休みなので、なにか休みらしいことをしたいと思い、会議の帰りにレコード屋に寄って新譜をかたっぱしから試聴した。こないだリリースされた電気グルーヴの新譜がめざましくよかったので、次の時代のアンセムになる曲を聴きたいと思い、アンダーワールド、ケミカル・ブラザーズ、エイジアン・ダブ・ファウンデーション、アウテカ、エイフェックス・ツイン、アンダーグラウンド・レジスタンス、ビースティーボーイズなど、かつてテクノの一時代を築いたグループの新譜を重点的に聴いてみたが、どれもいまひとつで、あまりワクワクしなかった。「これから何かがはじまる」という、あの高揚感がない、音から世界がひらけてゆくあの解放感がない。テクノが終わってしまったのか、こちらの感覚がにぶったのか、どっちなのかよくわからないが、クラブに足を運ばなくなってからもうずいぶん経つ。いまフロアでどんな音が鳴っているのか知りたくなった。

▼わたしの耳は電子の耳、テクノの響きを懐かしむ_d0017381_41749.jpg[追記1] エイフェックス・ツインの「アンビエント・ワークス85-92」がリイシューされていたので懐かしく思い、一枚買い求めて帰った。3曲目の pulsewidth を聴くと、あの頃のフロアのことが目に浮かぶ。子どものころは「自分も歳をとったら演歌を聴くようになるのだろうか」と思っていたが、あにはからんや、イルコモンズは、過ぎ去りし日々のテクノの響きを懐かしむ人間になりました。

▼わたしの耳は電子の耳、テクノの響きを懐かしむ_d0017381_482658.jpg[追記2] しかし、アンダーワールド/トマトのアートワークはすばらしいなぁ。初回限定版には rez のライブ映像が収録されているらしいので、それは見てみたい。YouTube でいいから、見てみたい。
[追記3] あ、もしかして、これか?
▼わたしの耳は電子の耳、テクノの響きを懐かしむ_d0017381_4375914.jpg
▼underworld - rez (live)
http://www.youtube.com/watch?v=XlkICJOOOaw
あはは、ふはは、これこれ。
さすがに歳をとると、こういうレゾナンスの効いた野太い電子音が恋しくなる。

こちらは「文化人類学解放講座」の教室でよくかけるオリジナル・ヴァージョン。

▼Underworld - Rez [PV]
http://www.youtube.com/watch?v=A0oMwKnU3OM

この解放感が素敵だ。空にのぼってゆくような気がする。こういう音を聴くと、血のめぐりがよくなって、頭もよくはたらく。大学の教室には、こういうアンセムが必要だ。そう、イルコモンズはアンセムが好きなのだ。イントロが流れ出すと、みんながいっせいによろこぶアンセムが好きなのだ。そういうアンセムを恥も外聞もなく次から次にデリバリーしてくれるDJが好きだ。もしかするとクラブに行かなくなったのは、そういうDJが少なくなったからかもしれない。
by illcommonz | 2008-04-13 04:11
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