
▼「フィールドワークと表現」
2008年4月29日(火・祝) 19:00-21:00
[参加費] 1000円(1ドリンク付)
[定員] 30人(予約制)
http://mot8.exblog.jp/7233590/
[対談] 小田マサノリ(イルコモンズ)×遠藤水城
◎社会運動と文化運動に関して:運動ってなに?
◎フィールドワークに関して:「現場」における闘争と創造の接点は?
◎アートと人類学に関して:人類学の方法論がアートの実践と
どのように結びつくのか?
「民族誌家でアナーキストの小田マサノリ(イルコモンズ)とキュレーター遠藤水城が、これまで現場で活動してきた経験をもとに「政治」「人類学」「アート」について、そしてそれにそれぞれの立場からどのように関わっている、あるいはこれから関わっていくのか語り合います。」
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今回は対談なので何を話すかは現場できめます。だから「運動って何?」かは、
今はまだ分かりません。闘争と創造の接点もわかりません。人類学とアートが
どこで結びつくのかもぜんぶ現場で考えます。これがフィールドワークの醍醐味です。
ただひとつだけ先に言うなら、「僕は憑かれた人々を研究するより、憑かれたいのだ」
と書いたミシェル・レリスのことばの意味がようやく最近になって理解できた。レリスが
ひっきりなしに日誌を書いたのもよくわかる。イルコモンズも、憑かれるもの=メディア
を研究するより、メディアになりたいと思うし、その思いにとり憑かれたものは、日々、
書くことがやめられなくなるのだ。