「根っから教師である者は、
すべての事柄を、
自分自身ですらも、
自分の生徒との関係においてのみ、
真面目に考える。」
フリードリヒ・ニーチェ「善悪の彼岸」
ということで、
明日の「文化人類学解放講座」は、
下記の「文部科学省検定済み教科書」を
切り貼りしてリミックスした「教科書ジン」を、
講義の教材資料として配布します。
単元は「教科書でよむグローバリゼーションと
反グローバリズム運動」です。
・東京書籍 高等学校 公民科用「現代社会」文部科学省検定済み教科書
・教育出版 高等学校 公民科用「新現代社会」文部科学省検定済み教科書
・清水書院 高等学校 公民科用「新現代社会 改訂版」文部科学省検定済み教科書
・山川出版社 高等学校 公民科用「現代社会」文部科学省検定済み教科書
・三省堂 高等学校 公民科用「現代社会 改訂版」文部科学省検定済み教科書
・清水書院 高等学校 公民科用「新政治・経済 改訂版」文部科学省検定済み教科書
「学習の要点」は「新自由主義体制」と「グローバリゼーション」を世界に押しつけてきた、WTO、IMF、世界銀行、そして、G8サミットについて、「文部科学省検定済み教科書」はどんなふうに教えているか、ということがまずひとつ。そして、もうひとつは、「反グローバリズム運動」(例えば、1999年のシアトルWTO会議阻止運動、2000年ジェノアでの反G8サミット行動、2003年のカンクンWTO会議阻止運動など)は、ちゃんと学校の教科書にも載ってる、れっきとした、現代社会の「未来の歴史になりつつある世界的出来事」だということです。