![]() はじめに、ふた、ありき
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![]() 広報ポスター[通常版] (図案:イルコモンズ) 「今年、7月7日から9日まで、北海道・洞爺湖で、G8サミットが開催されます。現在、政府やマスメディアによるキャンペーンが盛んに行われていますが、一方で、G8が押し進めるグロバーリゼーションに反対する市民団体、NGO、NPOなどのグループやネットワークによって、様々な対抗運動の枠組みが作られています。こうした現象は、日本の国内にとどまらず、1999年のシアトル、2001年のジェノバから引き継がれるグローバル・ジャスティス・ムーブメントの世界的な潮流だと言えます。私たちは、こうした世界的な状況に、政治的、社会的、文化的、または理論的に呼応する形で、国内外からの参加者と集まり、大学という公共空間を中心に、国際的な対抗フォーラムを開催したいと考えています。 現在、海外からは、マイケル・ハート(Duke University)、デヴィッド・グレーバー(Goldsmith University of London)、ジョン・ホロウェイ(The Autonomous University of Puebla)、マッシモ・デ・アンジェリス(University of East London)、ハリー・ハルトゥニアン(New York University)、アンドレ・グルバチッチ(San Francisco New College)、マリーナ・シトリン(San Francisco New College)各氏らが参加予定です。ぜひ、参加者の一人として、この対抗フォーラムに、 足をお運びください。」 ![]() ▼メインフォーラム 「グローバリゼーションと対抗理論の可能性」 [日時] 2008年6月30日(月) 18:30-20:30 [会場] 明治大学リバティホール (リバティタワー1F) [司会] 鵜飼哲 (一橋大学/フランス文学・思想) [提題] 足立眞理子 (お茶の水女子大学/経済学) ジョン・ホロウェイ (プエブラ自治大学/国家理論) [応答者] マイケル・ハート (デューク大学/政治哲学) 岩崎稔 (東京外国語大学/政治思想) G8をあたかも有意味な政治日程であるかのように押し出すために、支配的なメディアからは、この世界ばかりが唯一ありうる現実態であるかのような言説が、かつてない規模で垂れ流されている。だが、そもそもG8は非公式かつ恣意的な会合にすぎず、国際社会における正当な代表性など、いかなる意味においても備えてはいない。G8は、グローバルな困窮と悪夢の引き金とはなっても、現にある問題を何一つまともに解決することはない。そのようなG8の会合が、警察的な排除、監視、抑圧を通して、世界中の無数の抵抗と創意を窒息させようとしているのである。わたしたちは、このように露呈している底なしの不正と不平等の世界を、だが、どのように適切に分節化しなおすことができるのだろうか。 「G8対抗国際フォーラム」の《メインフォーラム》では、フェミニストの経済学者である足立眞理子が、「再生産領域のグローバル化」という現下の事態を切り口として、資本主義と古き社会主義の強固な前提であった賃労働そのものが、いまやメルトダウンしようとしている事態を解明するだろう。また、「権力を取らないで世界を変えること」を構想するジョン・ホロウェイは、来日する多くの知識人を代表して、不正で不平等な社会に対する具体的経験を伴った「叫び」から始まる、あらたな変革のイメージを提示するだろう。そのふたつの報告を受けて、『〈帝国〉』の共著者マイケル・ハートと、今回のフォーラムを支えてきたフランス文学者・鵜飼哲や政治思想家・岩崎稔たちが、ぎりぎりまで議論を押し広げ、この世界をいまとは別様に把握する対抗的な構想力の可能性を模索する。対抗理論への問いが、さらに多様な実践を作り出し、さらに豊かな連帯を作り出すことを確信して、友人たちよ、すべてのパネルでの激論と交流を経て、このメインフォーラムの討議の輪のなかに合流してもらいたい。 ![]() 公式プログラム (レイアウト:イルコモンズ) ■パネルディスカッションA 6月30日(月) 13:00-15:00 中央大学駿河台記念館 ■パブリックかコモンか? ―サミット体制と明日の条件なき大学 大学は資本や国家といかなる関係を切り結ぶべきなのか?かつてのデリダのように、 われわれもサミット体制に抗する「条件なき大学」を語ることができるのだろうか? もしそうであるとすれば、パブリックな討議空間である以上に、学生と教員が共に 生を営む場として、いかなる群集状態が想い描かれるべきなのだろうか? G8大学 サミット開催と敵対しつつ、コモンとしての大学への展望を考えてみたい。 [パネラー] 西山雄二 (東京大学/ARESER:高等教育と研究の現在を考える会) 大野英士 (首都圏大学非常勤講師組合) 世取山洋介 (新潟大学/DIC日本支部事務局長) コ・ビョンゴン (研究空間スユ+ノモ) [司会] 白石嘉治 (上智大学) [会場] 560教室 ■「ゾンビの国」で考える連帯の条件 ―グローバル・ジャスティス運動、固有性、マルチチュード 映画『ランド・オブ・ザ・デッド』(2005年)では「ゾンビ」と「貧者」、つまり排除された者同士が闘っている。事情は日本でも世界でも同じだ。排除された者(ワーキングプアや貧困国)と搾取される者(「名ばかり」正社員や「名ばかり」先進国)が競わされる。運動の実践や日常の搾取の経験から「ゾンビ」と「貧者」の連帯の可能性を考えたい。 [パネラー] デイヴ・エデン (オーストラリア国立大学) ハリー・ハルピン (エジンバラ大学) ブランドン・ジョーダン (映像作家) [司会] 渋谷望 (千葉大学) [会場] 570教室 ![]() 広報ポスター[キャンペーン版] (図案:イルコモンズ) ■自律メディアは増殖する ! わたしたちの最も内密なはずの知覚や感情もすみずみまで管理しようともくろみ、「世界」を捏造しつづけるマスメディア。この世界を「売り上げ」によって価値評定することで「多数派」の幻想を肥大化させ、「世界」を相対化しそこから逃れる道を封じてまわる、マスメディアの 有機的知識人たち。ここではフランスのポスト構造主義とニューヨークの実践、アメリカのマイナー文学や思想とを、ラジカルに衝突させつづけ、対抗グローバリゼーションにいたる理論的・実践的地場をいち早く 描いてきたニューヨークの独立出版社Autonomediaのジム・フレ ミングを囲み、日本で今繰り拡げられている、刺激的な実験をぶつけてみたい。 [パネラー] ジム・フレミング (Autonomedia) 成田圭祐 (Irregular Rhythm Asylum) 佐藤由美子 (トランジスター・プレス) 加藤賢一 (気流舎) [司会] 酒井隆史 (大阪府立大学) [会場] 680教室 ▼パネルディスカッションB 6月30日(月) 15:00-17:00 中央大学駿河台記念館 ■プレカリティは創造する 現代資本主義の下、われわれは不安定を生きており、それに対応可能であることが存在の条件にすらなっている。この不安定性をみずからのものとし、それをより自由なものへと転じさせることはできないのか。そしてそれを新たな構想へと接続することだって可能なのではないだろうか。プレカリティ―以上の問題関心をもちつつ、本セッションでは、その展望を各パネラーとともに探ることとしたい。 [パネラー] マウリツィオ・ラッツァラート (社会学者/哲学者) ダイアン・クラウテマー (IWW) ブノワ・ユージェーヌ (NO VOX) 千々岩弦 (フリーター全般労組) [司会] 入江公康 (社会学/労働運動史) [会場] 560教室 ■反資本主義のための資本主義論 真に有効な反資本主義運動を展開するために必要な現代資本主義の理解とはどのようなものか。「価値」、「本源的蓄積」、「フェティシズム」、「生産/再生産」、「賃労働/非賃労働」といったさまざまな古典的概念を時間論(死んだ時間と生きた時間との闘い)や身体論(規律化とそれへの抵抗)として捉え返し、その現在的意義を考えてみたい。私たち自身の価値を創造する身体と資本の価値増殖のプロセスに組み込まれた身体とのあいだで日々繰り広げられる「階級闘争」を表現し進展させるために必要な概念とはどのようなものか。 [パネラー] マッシモ・デ・アンジェリス (東ロンドン大学) ハリー・ハルトゥニアン (ニューヨーク大学) イ・ジンギョン (研究空間スユ+ノモ) [司会] 田崎英明 (立教大学) [会場] 570教室 ■戦術の多様性をめぐって 戦術にまつわる思想は、運動体の性質を決定する上で、核的な部分を占めている。当パネルでは、東京に集合した各地の活動家数人に、それぞれの活動内容と戦術的思考について発表してもらい、観客を含めた広い交流/交換の場としたい。ここでは昨今主要な潮流となっている「戦術の多様性」の有効性が論議の焦点となる。 [パネラー] デヴィッド・ソルニット (アーティスト) マリーナ・シトリン (サンフランシスコ・ニューカレッジ) リサ・フィシアン (戦術家)他 [司会] 高祖岩三郎 (Autonomedia/VOL編集委員) [会場] 680教室 ▼パネルディスカッション 7月1日(火) 18:30-20:30 明治大学リバティタワー12階 ■地球的組織の未来 当パネルでは、アンドレ・グルバチッチ(バルカン半島)、デヴィッド・グレーバー(北米)、平沢剛(東アジア)など世界各地を出自とする活動家的知識人を迎えて、未来の地球的組織化の可能性について論議する。それぞれの立場/経験に基づいて、過去の国際連帯/国際的組織化のありかたを分析し、将来可能な形態を提起してもらう。 [パネラー] アンドレ・グルバチッチ (サンフランシスコ・ニューカレッジ) デヴィッド・グレーバー (ロンドン大学ゴールドスミス校) 平沢剛 (明治学院大学) [司会] 高祖岩三郎 (Autonomedia/VOL編集委員) [会場]1121教室 ■地下大学東京―秋葉原で起きたこと― 6月8日の白昼、秋葉原中央通りの路上ではいったい何が起きたのか? 120秒の間に、残酷な形で交差したものは何だったのか? 青森に生まれ、各地の派遣「飯場」を流れた末に、静岡からあの街に現れたKは、ちょうど40年前に4人を射殺し、遂に刑死したNを呼び戻した。彼の『無知の涙』が読まれているという。――あの場所にやって来たKと、そこで殺された人々に集中したあらゆる動線と、そこから伸びていくものについて徹底討論したい。 [パネラー] 鎌田慧 (ジャーナリスト/作家) 他 [司会] 平井玄 (音楽批評) [会場] 1121教室 ![]() 広報ポスター[アカデミック版] (図案:イルコモンズ) ■反戦反基地―軍事化に抵抗する 本セッションでは、まさに今起こっている軍事化を理解し、その軍事化への抵抗運動を、スピーカー、参加者の皆さんと共有していきたい。そして、それを共有するだけではなく、より有効的な抵抗運動を、構築していきたい。 [パネラー] 梅林宏道(NPO 法人ピースデポ代表) キム・ディオン(研究空間スユ+ノモ) 抵抗運動に関わっている人 [司会] 伊佐由貴 (一橋大学) [会場] 1127教室 ■アウトノミアとメディア運動 アウトノミア運動のスポークスマンとして知られ、イタリア初の自由ラジオ「アリーチェ」以来、ガタリとの協働を経て最近のテレストリートに至るまで、つねに現代メディアを刺激してきた実践的思想家フランコ・ベラルディ(bifo)。ラジオ・アーティスト/理論家として、世界のメディア運動に多大な影響を与える粉川哲夫との対話。 [パネラー] フランコ・ベラルディ (メディア理論/活動家) 粉川哲夫 (ラジオアーティスト/メディア批評家) [会場] 1128教室 [問い合わせ] G8対抗国際フォーラム事務局 Tel:080-5539-6059 Fax:042-330-5406 Email:info@counterg8forum.org URL: http://www.counterg8forum.org [カンパ・協力金の振り込み先] 郵便口座00100-9-357506番 口座名称:G8対抗国際フォーラム実行委員
by illcommonz
| 2008-06-19 06:33
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