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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼いま世界で何が起こっているかを伝える特集
▼いま世界で何が起こっているかを伝える特集_d0017381_2585061.jpg▼『VOL 03』 (以文社)
6月26日緊急発売!

「いま世界で何が起こっているのか?
重苦しい日常生活から飛翔するように
日々拡張を続ける文化的生産領域と、
それをとりまく資本主義的経済社会の
関係を、巷で氾濫/叛乱をはじめた
思考や実践をとおして徹底的に捉え
なおす。対抗G8運動からの活力も
注入した、渾身の『VOL』第3弾!」

[巻頭特別インタビュー]
・マイケル・ハート
「「コモン」の革命論に向けて」

[NO!G8からはじまる]
・辺見庸 「洞爺湖サミットへの熱いメッセージ―「幻想の絶頂」をことほぐのか」

・ハンネ・ヨブスト+高祖岩三郎+平沢剛+ミランダ+ジャギィ・シング
 「反G8をめぐる国際ラウンドテーブル」
・仲田教人 「会議と革命─オルター・グローバリゼーション運動のはかりかた」
・ベン・トロット「ハイリゲンダムで勝ったような気がしたことが
 なぜ重要なのかについての覚え書き」
・杉村昌昭 「〈帝国〉と〈強国〉を打ち崩すために」

■特集=「反資本主義/アート」

[特集巻頭言]
高祖岩三郎 「アートとアクティヴィズムのあいだ
―あるいは新しい抵抗運動の領野について」

[討議]
櫻田和也+田崎英明+平沢剛
「来るべき民衆が「都市的なるもの」において
アートを完成させる―運動/芸術/コモン」

[論考]
・デヴィッド・グレーバー 「前衛主義のたそがれ」
・スティーブン・シュカイティス 「情動構成の美学─観客を消滅させ、群衆蜂起をうながす」
・ブルーノ・グーリ 「芸術と労働」
・ロザリン・ドイッチ 「民主主義の空隙」
・スティーブン・ダンコム 「ファンタジーの時代における政治」

[インタビュー]
・ブライアン・ホームズ 「文化的問題の諸空間」
・クリティカル・アート・アンサンブル 「バクテリアとアメリカ」
・イルコモンズ 「〈帝国〉のアートと新たな反資本主義の表現者たち」
・工藤キキ 「ポスト・ノー・フューチャーにとって政治とはなにか─シーンなきアートの現場から」
・山田史郎 「もっとモメよう!ゴネよう!ある学生のハンスト」
・ハーポ部長 「盗みの品格」

[エッセイ]
・酒井隆史 「現代ぼやきの存在と意味ver.2」
・小川てつオ 「246表現者会議」
・阿部小涼 「占拠するアート/技巧する占拠」
・ヘックス 「デジタル商品の危機と理論の危機、そしてポストメディア工作者」
・RADIO MAROON 「ハンドルなんて握っちゃいない─オールドスクールとしての暴走族」
・二木信 「奇妙な縁は、いつも路上でつながる
―2003年以降の東京の路上と運動についての覚え書き」
・一色こうき 「可能性のある空間を作りたい─ホー娘。の批評性」
・徳永理彩 「踊る身体とコミュニティ─オーストラリアのラディカル・クィアとインドネシアの波紋」
・久保田裕之 「Squat the World!―拡大する居住運動と地域住民との共犯関係」
・松本潤一郎 「革命の教育法―アルシーヴ再考」

内容は「コモン、マルチチュード、アート&アクティヴィズム、観衆ではない群集の形成、ひとりの天才ではなく無数の凡才の号令、美学と抵抗、社会の実験室、アヴァンギャルド、最も疎外されてない人びとと最も抑圧された人びとの連帯、クリティカルマス、作動する創造性、ラディカル・マーチングバンド、瞬間の情動構成、観客なき群集、クリティカル・アート・アンサンブル、反著作権、カルロス・コルテス、芸術の〈共〉への生成、マッタ=クラークの「窓割枠」、ブラックマスク、「富豪たちのためのブッシュ」、プログレッシヴ、サミット=幻想の絶頂、シアトルから洞爺湖へ、合意形成トレーニング、ハイリゲンダムの勝利、帝国と強国、ATTAC、現代ぼやき、帝国の芸術論とマルチチュードの芸術=叛乱論、反-資本主義アート、バンクシー、ネオリベラルな美意識、新たな反資本主義の表現者たち、コモンアート、創造と表現にめざめたアクティヴィストとデモクラシーにめざめたアーティストが手をとりあうとき、ポスト・ノー・フューチャー、246表現者会議、ヒップホップカルチャーとアートによる占拠、「関西公園」、ウィルス性のプロセス、ハンストを終えて豚を飼う、学費ゼロ円、オールドスクールとしての暴走族、ワンダーウォールキャンペーン、サウンドデモから素人の乱へ、ホー娘。ヘアート・ロフィンク、エイズ・アクティヴィズム、ラディカル・クィア、芸術労働者、スクワット、アルシーヴ=革命の教育法などなどなど」である。

聞いたことのないことば、知らない作家、見たことのない作品、そして、事件、出来事、映画、グループ、ムーヴメントばかりだと思う。それもそのはず、ここにあるのは、美術メディアがとらえそこねてきた(そしていまもまだとらえそこねている)、いま、世界で起きている、本当にアクティヴな思考や実践だからだ。いま、世界で起きているのはまさに、こうした思考と実践の氾濫/叛乱なのであり、それが「未来になりつつある現在」なのである。

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[追記] ちなみに今月の「美術手帖」はこんな特集で、表紙は奈良美智、おまけは、
デミアン・ハーストのスペシャル・ピンナップ。

▼いま世界で何が起こっているかを伝える特集_d0017381_3483653.jpg▼「美術手帖」2008年7月号
特集=日本のアーティスト・序論
「ニッポンのアーティストたちは、いま、何を思い、何を表現し、
どんなリアリティーを生きているのでしょうか?作品と表現、
制作と生活、アーティストとしての生き方、一個人として思う
ところを、彼ら自身の言葉で、書いてもらいました。
「アーティスト自らによるアーティスト論」を読みながら、
アート未知の喜びを、発見してください。」

[特別付録]
・デミアン・ハースト 《母と子、分断されて》
スペシャルピンナップ

[アーティストによるアーティスト論]
鴻池朋子/加藤泉/小谷元彦/榎忠/池田光弘/奈良美智/菅木志雄/束芋/森村泰昌/高嶺格/やなぎみわ/梅津庸一/泉太郎/小西紀行/岩永忠すけ/青山悟/鬼頭健吾/曽根裕/木村友紀/半田真規/須田悦弘

・椹木野衣「西尾康之 屍のなかの命」
・竹内万里子「志賀理江子 写真という生に向かって」
・高橋龍太郎「ネオテニー(幼形成熟)?―90年代以降の日本のアート」

[DISCUSSION]
池田剛介×大庭大介×奥村雄樹×塩原れじ×田中功起×田幡浩一×名和晃平
「座談会 ゼロ年世代のリアル-複雑な世界における知覚・現象・物質」

・伊東豊子「ターナー賞から振り返る英国アートの今昔」
・白坂ゆり「世界の人々が出会う、創造の現場 トーキョーワンダーサイト」
・藤田千彩「新しい才能が街をつくる」

さて、アクティヴなのは、どっちだろう?
by illcommonz | 2008-06-25 03:53
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