いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
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![▼[政治哲学詩] 「変化の兆候」に寄せて_d0017381_1494478.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/200807/26/81/d0017381_1494478.jpg) またひとつ見つけた! 何を? 情動を。
スピノザが見つけ、ドゥルーズが見つけ、
ネグリが見つけた情動を。
それはいくら分けてもへらない、
分ければ分けるほど共にふえてゆく、
"コモンズ"としての情動だ。
ひとはそれを"のびのび"と呼ぶ。
それはつねにこどもたちの生と共にある。
その表情に現われ、その身体に宿る。
行動のなかからわきあがってくるそれは、
行動を通してたちまち感染し、共有される。
かつてこどもであったすべての人びとが、
再び、あの"のびのび"と共にあらんことを。
(画:アワド・アベイダ 文:イルコモンズ)
by illcommonz
| 2008-07-26 14:13
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