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![]() キミも大塩平八郎に続け! 祭りだ祭りだ、騒ぎだ騒ぎだ! キミも一揆だ!」 「前史から、とんでもない一号店オープン、 俺のチャリを返せデモ、PSE法反対デモ などをへて、杉並区議選=高円寺一揆と その後まで、総勢30人にものぼる関係者の 証言と寄稿によってたどる噂の「素人の乱」の 全軌跡。ECD、イルコモンズ、雨宮処凛、 鶴見済なども寄稿」(松本哉+二木信編 「素人の乱」(河出書房新社) 帯広告より) ということで、「素人の乱」の本が出版されます。新たな「祭り」のはじまりです。「祭り」に御祝儀は欠かせません。8月6日から発売される「素人の乱」の、「初回予約本(限定50部)」には、RLL編集による「素人のジン」が「付録」でついてきます。残念ながら、このジンは一般の書店では手に入りません。もう手遅れです。いくらお金を出しても買えません。なので、運よく手に入れることができた人から、じゃんじゃんコピーしてもらってください。さらに、そのジンには「おまけ」として、イルコモンズ監修の特典映像DVD(イルコモンズ編「CO-TATSU COMMONZ」+葛西峰雄編「高円寺マヌケメーデー」+岩崎俊一編「のびのびイルコモンズデモ」+イルコモンズ編ン「元祖・素人の乱」収録)もついてきます。このDVDもお金を出しても買えません。運よく手にすることができた人から、じゃんじゃんコピーしてもらってください。 ところで、この本のおしまいの方で二木(信)くんが、こんなことを書いてます。 「本をつくっておいて言うのもなんだけど、この本は読み手にとっては親切なつくりとはいえないと思う。だって、言ってしまえば内輪の話を延々としているわけでしょ。しかも書き手のプロでも、話のプロでもない人がたくさんいる。でも、それでしかどうしても伝えられないことがあると思ったから、こういう本にしたかった。まさに「素人の乱」って感じ。」 バカボンのパパならこう云うね。 「それでいいのだ」と。 話のうまいプロの話を聞きたければ、テレビを見てればよいのであって、この上さらに「格差」を感じさせるようなプロの話なんて聞いてもつまらないし、そこからは、何もはじまらなければ、何も変わらない。これまでもそうだったし、これからもそうだろう。素人上等である。素人が、素人の分際で、素人のくせに、しかし、素人でなければできないことを、断固、素人として、素人らしく、素(す)の人間にもどって、のびのびとやってみせることができるのが、素人の最大の強みだと思う。とりわけ、「乱」ということで云えばそうで、エスタブリッシュされればされるほど、自らの地位や立場をご破算にしてしまいかねない脱構築な「乱」は起こせない。素人がプロをギャフンといわせるのは、はたで見てみていて痛快だし、それは人に不思議な解放感を与えてくれる。岡本太郎も「素人であること」についてこう書いてます。 「伝統は、われわれ一般、素人のものでなければなりません。特殊な専門家の権威的なおせっかいをすっぱり切り捨てるべきです。つまり、モーレツに素人であることを決意した人間の手にとりかえさなければならないのです。」(岡本太郎) 「モーレツに素人であることを決意した人間」だけでなく、人間なら誰もが「コモン」として持ってる「素人であることの力」をとりもどすことのできる、この夏のおすすめの一冊としてモーレツにおすすめします。たぶん編者の二人も、そうなることを望んでるはずなので。 松本:格差社会でひどい目にあって素人の乱に希望の光を見てる人がこの本を読んだらビックリするだろうね。 二木:(笑) 松本:呆れ果てると思うよ。「なぁんだよ、コレっ!?」って。 二木:むしろ呆れ果ててほしい。 松本:そうそう、「こんな奴らが生きてるんだから俺の方がよっぽどまともだ」って。
by illcommonz
| 2008-08-03 15:56
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