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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼ゼロ・コンマ・1秒でも速く
d0017381_2552890.jpg「グルジアが停戦提案、
州都から軍撤退 ロシアは攻撃続行」

「旧ソ連のグルジアから分離独立を主張する南オセチア自治州を巡る同国とロシアの軍事衝突で、グルジアは10日、州都ツヒンバリから軍を撤退させ、ロシア側に公式に停戦交渉に入るよう求めた。ロシア政府はこれに応じていない。米欧もロシアに即時停戦を要求しているが、早期に実現するかは不透明だ。」(日経ネット 2008年8月10日)

今回の武力衝突の理由については、
こういう見方もある。

「またグルジア情勢が緊迫してきた。というかほとんど戦争だ。最近、グルジアは米国帰りのサーカシュビリ大統領の下、ロシアへの対抗のため米国に急速に接近。中央アジアの新「グレートゲーム」といわれる石油・天然ガス資源争奪戦で、カスピ海を経由するパイプラインの通り道となる(グルジアはとりわけ美しい国だが石油は出ない)グルジアを取り込みたい米国との利害が一致、米国は現在グルジアに強力な支援を行っている。北京五輪の裏の目立たない時期に行われた今回の作戦は、事実上米国の黙認を得てのグルジア領奪還作戦と見るのが穏当だろう。ロシアにはいま「仕掛ける理由」がないからだ。さかのぼる7日にはアブハジアに近いソチの海岸遊歩道で爆発が起こり、観光客多数が死傷、完全にきな臭いムードが漂っていた。その中での軍事衝突の勃発。日本からはあまりに遠いが、ロシアはすでに全面的なコミットを決意しているもようだ。旧ユーゴのコソボ自治州の独立よりはるかに危険な状態になっている。」(「グルジア・イレデンテ(還らざるグルジア)」より

ここでもまた、グローバルな資源をめぐる大国のあさましい争奪戦が。それにまきこまれて酷い目にあうのはいつも女性と子供たちだ。きっかけが何であれ、ともかく一度はじめてしまったら、ひけなくなるのが戦争だ。オリンピックでの世界記録よりもなによりも、ゼロ・コンマ1秒でも速い即時停戦を望む。それが人類の運動神経だ。いまそれが試されている。

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[追記] ▼天木直人「戦争に対してあまりにも無力な国際社会」

「世界の首脳が平和の祭典を祝っている時にグルジアで紛れもない戦争がはじまった。
それにもかかわらず誰もそれを止められない。
世界を動かすブッシュもプーチンも、平和の祭典を主催する胡錦涛も、無力である。
国連安保理は停戦決議すら成立させる事が出来ず、事務総長の姿はまったく見えない。
この事は、21世紀の今日においても、国際社会は戦争を回避することができないという現実を我々に突きつけた。
事態は極めて深刻である。
しかし、だから平和主義は無力だ、軍事力は必要だ、憲法9条は改めるべきだ、と考えるのは、大きな間違いである。
軍事力を持つからこそ戦争が起こるのだ。紛争を平和的に解決しようとせず安易に軍事力に訴える事になるのだ。
軍事力に訴えるから相手に負けない軍事力を持とうとする。その結果米国、ロシアの軍事的対立の構図が冷戦後も変わることなく続き、いまやそれに中国が急速に仲間入りをしつつある。
あらゆる戦争は彼らの代理戦争になっていく。 
日本が軍事力を少しばかり強化してみたところでどうにもならないのだ。
日本の憲法9条の先駆性は、いまこそ、その正統性を持つ。
今度の戦争は民族紛争、国家分離紛争が原因であると言われている。それはその通りだろう。
しかし、民族紛争、国家紛争のすべてが、そのまま戦争に繋がる事は決してない。それどころか戦争に繋がらない紛争のほうが圧倒的に多い。
およそあらゆる戦争は、指導者の政治的思惑で起こされるものなのである。
今度の戦争も、親米化を急ぐグルジアのサーカシビリ大統領と、それを許さないロシアのメドベージェフ大統領(プーチン首相)の政治的思惑で引き起こされたものである。
そしてその遠因は、冷戦後もなおロシアを包囲しようとする米国の敵対政策がある。
東京新聞をのぞく今日のすべての各紙はこの問題を取り上げている。こぞって関係者すべて自制を求めている。
しかし真っ先に和平に向けて動かなければならないのは米国とロシアの指導者だ。
もし中国の胡錦涛主席が、「グルジアの戦争が停止されない間は五輪のあらゆる競技を停止する」、と呼びかけたらどうだろう。
間違いなく世界はそれを歓迎する。戦争は停戦となる。
残念ながらそこまでの器量は中国にはいまだ持ち得ない。
どうしたら世界から戦争をなくすことが出来るか。
それはわからない。
しかし一つのヒントはある。
世界の多くの国に勤務してきて確信するのは、戦争に賛成する一般市民などいるはずはない、ということだ。
指導者が政治的に正しく振る舞い、決して紛争を戦争にさせない、という決意があれば、戦争は起こらないのだ。
そのような指導者を一般国民が選べるような政治体制の国が一つでも増えれば、戦争の可能性は少なくなる。
世界の国民が手を繋ぐことだ。手を繋いで戦争を始める指導者を選ばない事だ。
その中心に日本の憲法9条の精神がある。
日本の政治指導者の中から、憲法9条を世界に広めようと本気で行動する人物が生まれてこない事が残念でならない。」

同感。

こんなふうに同じことを考えてた人間がいたということは、
ほかにもまだたくさん同じことを考えた人たちがいたはずだ。
こういうシンクロナイズド・シンキングがあちこちで起きることから、
ものごとは動き出す。

▼「五輪停止」 http://illcomm.exblog.jp/8423150/
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by illcommonz | 2008-08-11 02:56
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