はじめに、ふた、ありき
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映画「フツーの仕事がしたい」のトーク・ライブの前に「反貧困世直しデモ」に参加してきた。今週になって二度目の一揆である。サウンド・システムだけでなく、パペットやドラムの数も、ここに来て、確実に増えはじめている。街の風景を変えるデモの風景それ自体が、いま、また、確実に変わりはじめている。
▼「反貧困世直しイッキ!大集会 垣根を越えてつながろう!! 2008年の米騒動 一気に!!一揆だ!!」 [日時] 2008年10月19日(日) 13:00~ [場所] 東京・明治公園 *雨天決行 17:00 パレード出発 渋谷宮下公園まで約1時間半のコース。 18:30 渋谷宮下公園到着・解散 「米騒動から90年。ガソリン高騰・日用品高騰の中で、市民生活はますます追い込まれるに至っています。雇用市場では、「現代の奴隷労働」とまで言われるような非人間的な労働が広がり、働いても食べていけない状態が広がっています。自営業(商業、農水産業)も同じです。では、労働市場の外に生活を可能にする場があるかといえば、それもない。雇用保険(失業保険)は切り縮められ、国民皆保険も瓦解しつつあり、生活保護も十分に機能していません。労働市場で生きられず、社会保障もない人たちは、結局どんな労働条件でも働かざるを得ず、それがまた労働条件の切り下げに利用される、という悪循環を招いています。私たちは、このような社会のあり方に異議を唱えます。みんなで「私たちは黙っていない」ということを示していきましょう。」 [動画] ▼「反貧困世直しイッキ!大集会」デモ篇 [ニュース] ▼「貧困問題 世直しイッキ大集会に2千人 東京・明治公園」http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=641369&media_id=2 「ワーキングプア(働く貧困層)やシングルマザーなど現代の貧困問題に取り組む「反貧困ネットワーク」(代表・宇都宮健児弁護士)が19日、東京都新宿区の明治公園で「世直しイッキ大集会」を開いた。解散風が強まる中、2000人(主催者調べ)が参加。暮らしの窮状を訴え、「選挙では貧困問題を争点に」と声を合わせた。集会は、貧困問題を全国で訴え6000人余りが参加したキャラバンの仕上げとして企画された。住居問題の分科会では、山形県出身の土田政彦さん(29)が発言。製造業派遣の仕事で上京したが、10カ月で仕事がなくなり住む場所を失った。敷金、礼金なしのアパートに越したが、家賃が遅れるたびに14回も鍵を替えられたという。「派遣労働で貧困に陥り、住居も仕事も不安定になった」と語った。労働の分科会では、日雇い派遣の男性が「仕事内容に不安があっても、文句を言えば、『替わりはいくらでもいる』と干される。危険な仕事でも1日7000円。私は部品ではない」と訴えた。女性と貧困の分科会では、シングルマザーの桐田史恵さん(30)が「母子家庭だからとアパートを貸してもらえない。友人と部屋をシェアしたら、児童扶養手当の申請時に『養ってもらってるんじゃないか』と根掘り葉掘り聞かれた」と心外な経験を明かした。集会では「貧困を直視し、それに向けて政策を総動員する政治を求める」との宣言を採択。選挙に向けて走り出した政党や候補予定者にアピールした。」(毎日新聞 10月19日) 今日のこのデモには、土屋(トカチ)監督も来ていたし、24日にトークが予定されている雨宮(処凛)さんもデモのあいだ、ずっとマイクをにぎっていた。これまで分断されていた現場と言論と表現とが再びつながりはじめている。このデモがいい景気づけになって、トーク・ライヴの話もはずんだ。いい風向きである。この晩のトークでは、映画「トラック野郎」からはじまって、映画「ドレイ工場」「蟹工船」「女工哀歌」、そしてイルコモンズが「労働の尊さ」を学んだ「大草原の小さな家」にまで話が及んだ。いいデモの後で気分がよかったので、「夢も希望もない過酷な現実を前に、その暗闇のなかで、スクリーンに希望の灯をともし、その光を共に浴びるのが映画である」という、そんな話をしてきた。そして、カメラだけでなく「スクリーンも武器である」ということや、世界でも稀な「憲法28条」の話なんかもした。 ▼「本日のゲスト、イルコモンズさん」(映画「フツーの仕事がしたい」公式サイト) http://nomalabor.exblog.jp/i0/
by illcommonz
| 2008-10-20 02:02
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