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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼落としものからコワレものへ
▼落としものからコワレものへ_d0017381_17362474.jpgイルコモンズが山の手線の車内に置き忘れ、行方不明になっていたアナーキストの黒いかばん。その大事なかばんをあずかっているので、返してほしければ、「警視庁遺失物センター」までおとなしく出頭するように、という連絡を受けたので、去る14日、飯田橋にある「警視庁遺失物センター」にひきとりに行ってきた。センターの窓口で「10月10日の70番」と告げると、ほどなくして、かばんがでてきた。さいわい中身はすべて無事だった。物色されたり、荒らされたりした形跡はなく、イルコモンズの釈放を求める横断幕やTシャツ、バッジ、ミックスCD、そのほか、不起訴処分証明や記者章も、ひとつ残らず全部そろっていた。クラウンアーミーのつけ鼻も無事だった。聞くところによると、山の手線の車内でJRの職員が見つけ、東京駅にあるJR東日本の「落し物預かり所」に保管された後、「警視庁遺失物センター」に送られ、記者章から落とし主であるイルコモンズの身元が判明したらしい。なかば、あきらめかけていたので、ウホホウホホと大喜びしながら、大事に持ち帰った。と、そこまではよかったのだが、ノートパソコンをひらいて、ビックリ。液晶ディスプレイが割れていた。

▼落としものからコワレものへ_d0017381_17364859.jpg
ディスプレイの右下に約5センチほどの亀裂があり、その部分が完全に表示不能になっていた。通常、ウインドーズのメニューバーは画面の下にあり、そのメニューバーの左側には通信状態や電力消費量を示すアイコンなどのほか、時計や入力モード変更アイコンもあるため、ここが見えないと不便である。さいわい、イルコモンズは、メニューバーを画面の上に置いているので、アイコン類はなんとかなるが、ソフトによっては警告メッセージが左下にでるものもあるので、やはり不便である。問題はなぜこんなことになったかであるが、原因ははっきりしている。

▼落としものからコワレものへ_d0017381_1737939.jpg
かばんからパソコンを取り出したとき、写真のように、ノートパソコンのあいだに記者章のストラップがはさみこんであった。このストラップのプラスティックのホルダーがディスプレイを圧迫して割ったのであり、並べてみると、ホルダーの突起部分とディスプレイのヒビの位置もぴったり一致する。もちろん、イルコモンズはそんなことはしない。おそらく、遺失物の保管と管理の過程で、誰かがうっかりそうしてしまったのだろう。パソコンと記者章とが別々にならないよう、ちきんと保管・管理するつもりで、そうしたのだろう。悪気はなかったと思うが、不注意の過失であることにはまちがいない。相手が警視庁であれJRであれ、こういうことがまたくりかえされてはならないし、実際、このままでは困るので、訴え出ることにした。

まず、警視庁遺失物センターにもう一度行って事情を説明。担当者から話を聞くが、センターに届いたときにはすでに記者章はパソコンにはさまれていたという。そこで次は、東京駅の落し物預かり所に行き、事情を説明。しかし落し物預かり所では原則的にパソコンを開くことないという。個人情報を守る上でも、そうしたことはしないという。なので次は、かばんが回収された山手線のO駅へ。この駅でもやはり原則的にパソコンをひらくことはないというが、担当者が休みのため、担当者から事情を聞いてもらうことにし、この日はひきあげる。翌日、駅から連絡がはいり、担当者はパソコンにストラップをはさんだ覚えはないという。そこで今度は、東京駅の落し物預かり所に電話して一連の経緯を説明し、担当者から話をきくことに。しかし結果として、その担当者もパソコンは開いてないという。うむむむむ、奇怪である。誰もパソコンをひらいてないのに、ストラップがひとりでにパソコンにはさまった、、、なんてことがあるわけなくて、かならずどこかで誰かがパソコンをひらいて、ストラップをはさんだはずである。どうしても腑におちないし、また、たらいまわしになるのは嫌なので、一連の経緯とそれぞれの担当者からきいた話をまとめた書類をつくり、もう一度よく調べなおして、その結果を知らせてくれるようにと、「再調査依頼書」を警視庁とJRのそれぞれの部局に郵送した。

▼落としものからコワレものへ_d0017381_17403161.jpg▼「再調査依頼書」
【経過】
①2008年10月5日午前0時すぎ「JR山手線」の車内にて黒い手さげかばんに入れた記者章やノートパソコンなどを紛失。
②2008年10月5日午前0時40分ごろ「JR山手線O駅」にてJR職員の方が拾得
③2008年10月5日から10月8日まで「JR山手線O駅」にて保管 (「記者章」から氏名を確認)
④2008年10月9日より「JR東京駅落し物預かり所(JR東日本)」にて保管 (「その他」の遺失物として分類し 「番外」として保管)
⑤2008年10月10日「警視庁遺失物センター」にて保管 (遺失物「10月10日70番」として登録 記者章記載の電話番号に連絡)
⑥2008年10月14日「警視庁遺失物センター」にて受けとり、同日、破損を確認。

【備考】
①の時点で「記者章のストラップ(以下「ストラップ」)」を「ノートパソコン(以下「パソコン」)」にはさんでいなかった。
②の時点で「ストラップはパソコンにはさまれてなかった」とのこと(JR・O駅職員の方の話)
③の時点で「ストラップをパソコンにはさまなかった」とのこと(JR・O駅職員の方の話)
④の時点で「パソコンを開いてない」また「パソコンにストラップをはさまなかった」とのこと(落し物預かり所担当者OOさんの話)
⑤の時点で「ストラップはパソコンにはさまれていた」とのこと(警視庁遺失物センターの方の話)

【依頼】
上記の遺失物の「処理」と「管理」にあたられた担当者の方、ならびに、保管に関わった可能性のある方に、ストラップをパソコンにはさんだ記憶がないかどうか、もういちど再調査の上、結果をご連絡ください。

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それから、今日でもう一週間が経つが、いまのところ、まだどこからも連絡はない。こういう場合、どうしたらよいのだろうか?器物損壊事件として、警察に捜査依頼でもすればよいのだろうか?まだあきらめてないし、自力でなんとかしたいので、なにかよい方法をご存知の方は、どうぞ知恵を貸してください。

ということで、このブログもこわれたディスプレイで書いてます。

▼落としものからコワレものへ_d0017381_1801265.jpg[追記] ディスプレイを交換するには3万円くらいかかるそうですが、日が経つにつれ、このひび割れたディスプレイにもだんだん愛着がわいてきて、不便だけど、このままでもわるくないような気がしてきました。ステンシルとステッカーでデコレートした外見にくらべ、ディスプレイやキーボードがおとなしすぎると感じてたので、これで少しつりあいがとれました。割れたディスプレイはちょっとパンクな感じがします。美術館に運ぶ途中にガラスにヒビがはいったのをそのまままにしたデュシャンの作品「大ガラス」もあるので、そういうもんだと思うことにします。
by illcommonz | 2008-10-26 18:01
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