![▼[再掲載]「クリスマスの本」 _d0017381_9494432.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/200812/26/81/d0017381_9494432.jpg)
「クリスマスがどういう日なのかは、結局のところ、人それぞれだと思うけど、
クリスチャンでないイルコモンズ(とちびこもんず)にとってクリスマスというのは、
とっておきの好きな本をゆっくりまとめて読みなおす日。たとえば、それはこんな本。
▼イエルク・シュタイナー「ぼくはくまのままでいたかったのに」
▼パトリック・マクドネル「おくりものはナンニモナイ」
▼ポール・フランソワ「ゆきのひのおくりもの」
▼マーガレット・ブラウン「たいせつなこと」
▼トミー・アンゲラー「すてきな3にんぐみ」
▼エーリヒ・ケストナー「どうぶつ会議」
▼佐野洋子「100万回生きたねこ」
▼グリム童話「ブレーメンの音楽隊」
時節柄、冬の話と贈り物の話が多い (いちばん最後にある表紙のないものは、
本として出版されたことがないからで、題名は「りすぼうやのおつかい」という。
作者はイルコモンズの母で、こまったときはかならず誰かが助けてくれて、
苦労はかならず報われるという動物譚)。人からどんなに幼稚と云われようと、
これがイルコモンズの、ギフトエコノミー、アナーキズム、デモクラシー、
文明批判、アクティヴィズム、みんな主義、ロマン主義、その他いろいろの、
複数の原点にして正典」
(「イルコモンズのふた」(2007年12月24日)より)
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[追記] 今年はこの本が加わった。
![▼[再掲載]「クリスマスの本」 _d0017381_950172.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/200812/26/81/d0017381_950172.jpg)
▼酒井駒子「くまとやまねこ」
それ以外は変更なし。本当にいいものと好きなものは、
そんなにころころとふえたりへったりしないもの。
[参考]▼なぜ大人になっても絵本や童話をよむのをやめられないのか?
http://illcomm.exblog.jp/7012505/
(「イルコモンズのふた」(2008年1月19日)より)