はじめに、ふた、ありき
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▼12月30日 東京・麹町のイスラエル大使館前にて イスラエル大使館前には、父母たちに連れられてやって来た、アラブ系の子どもたちもいた。大人たちのスピーチが続くあいだも、ぺちゃくちゃとおしゃべりをやめず、退屈してグズったり、手足をぶらぶらさせたりしている子どもたちをみていると(そして、たまに体ががふれたりすると)、いま、ガザで起きていることが、どういうことなのか、くっきりとリアルに想像できるようになる。 ▼「300人、ガザ空爆に抗議 東京のイスラエル大使館前」 「イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの空爆に対する抗議集会が30日、東京都千代田区のイスラエル大使館前であり、市民ら約300人が参加した。アムネスティ・インターナショナル日本など12団体が主催した。参加者らはロウソクに火をともし、犠牲者に黙祷。「多数の民間人を巻き込む軍事行動は過剰な報復だ」と訴え、攻撃の即時停止などを求める要請文をイスラエル大使館に投函した。日本外務省にも同様の文書を提出した。都内のモスク指導者でパキスタン人のアキール・シデイキさん(64)は「攻撃をやめさせるのは、私たち一人ひとりの責任。日本も圧力をかけて欲しい」と話した。」(「朝日新聞」2008年12月30日) [写真] パレスチナ自治区ガザに対する攻撃の即時停止を求め、イスラエル大使館前で抗議する市民たち=30日午後、東京都千代田区、遠藤真梨撮影 アラブ系の子どもたちのなかに、 ひとりだけ大きな子どもがまじってる。 赤いマフラーに黒いぼうしをかぶって 無防備に立ってるのがイルコモンズ、と、 その定位置。 サーカスでも、映画でも、デモでも、どこに行っても、たいてい、いちばん前の列に行きたがり、子どものチームにはいりたがる。これは子どもの頃から変わらないし、たぶん、これからも変わらないだろう。これが、世界によって変えられないようにしたい思う、自分の定位置だ。そして、こういう場に居あわせた時、いつも思い出すのは、このうただ。 君よ たびゆく君よ 君の夢よ たびゆく君よ そう 人生はさよならで そうして君は 君となる 子どもには こういってあげよう 大人の地獄は 長いものだった 君の人生の夢の どこかを一緒に 分かち合えればいい わけをきいてはいけない きけば泣いてしまうだろう ただじっと見つめていよう 愛されていることがわかるだろう 君よ おさない君よ 大人のおそれを 知らない君よ その力をかしてやってほしい 死ぬまで真実をもとめる大人に 大人には こういってあげよう 子どもの地獄は この先長い 君の人生の夢の どこかを一緒に 分かち合えればいい わけをきいてはいけない きけば泣いてしまうだろう ただじっと見つめていよう 愛されていることがわかるだろう クロスビー・スティル・ナッシュ&ヤング 「ティーチ・ユア・チルドレン」 (作詞:グラハム・ナッシュ 訳:ふちがみじゅんこ) -------------------------------------------------- [資料] 今日、イスラエル大使館に申し入れた文書 ニシム・ベンシトリット駐日イスラエル大使殿 本日私たちは、イスラエルがこの3日間に渡って続けている、ガザに対する軍事行動に抗議するためにここに集まりました。 報道によれば、本日12月30日早朝までに、イスラエルによる空爆でパレスチナ人345人が死亡し、1450人が負傷しています。あちこちに死体がころがり、四方で火の手が挙がっていても、狭い、たった360平方キロの土地には逃げる場所さえない。ガザの150万の住民すべてが猛烈な爆弾の炸裂音と閃光のなか、死の恐怖と家族や友人を失った悲しみのどん底にいます。どこにも出口がないたった360平方キロの土地のなかで寒さと飢えに苦しみながら、ひしめくように暮らしてきた150万人の人々の上に、あなた方の軍隊は爆弾を落とし続けているのです。 あなたは日本のマスコミに対し、この攻撃は正しい、ハマースによるロケット弾攻撃には、我慢の限界を超えていた、とコメントしています。しかしそもそも、なぜハマースが、ほとんど何の効果もないロケット弾を発射するような事態に至ったのか、よく考えてみてください。ガザには、他でもないあなたがたの国の建国のためにその地を追われたパレスチナ難民が、押し込まれるようにして暮らしていた。そこをイスラエルが、1967年の戦争によって占領したのです。 あなたがたの国は40年あまりに渡ってガザ占領を続け、抵抗する子どもや若者を逮捕し、拷問で手足を折り、家族や関係者の住む家屋をブルトーザーで破壊するといった支配を続けてきました。こうしたイスラエルの惨く非人間的な支配のなかでこそ、ハマースはパレスチナ民衆の支持を得て成長したのです。ハマースの武装作戦には、パレスチナ人の中においても賛否両論があります。しかしまず、あなたがたの国が行ってきた占領こそが、現在に至るすべての問題の元凶だということを正しく認識してください。2005年、ガザ内部の入植地からは撤退しましたが、イスラエルがパレスチナ全土を占領状態に置き、ガザの境界における人の出入りをすべてコントロールすることは何ら変わりませんでした。ハマース政権の成立以後は封鎖を強化して人の出入りを禁じ、ガザ住民が衛生な水も電気もない劣悪な環境下で生きることを強い、その生殺与奪を握ってきました。民主的に選ばれた政権を世界から孤立化させ、パレスチナ人の未来への希望を奪い続けてきたあなたがたが被害者ぶるのは、厚顔無恥にもほどがあります。 冷静に比較してみてください。あなた方の国は、違法に占領している東エルサレムやゴラン高原を除いても、ガザの56倍の大きさがあります。あなた方の国は人口600万人にして16万人の兵力をかかえ、さらに40万人の予備役兵さえもっています。ほとんどが人口希薄な地域に落下して終わったハマースのロケット弾がイスラエル市民の生活にとって本当に脅威だったとしても、150万人の住民すべての上に爆弾を降り注ぐような軍事作戦は、いかなる意味でも正当化されるべきものではありません。 アメリカやイギリスの政治指導者が、自分たちの利益のためにあなたがたの行動に理解を示したからと言って、世界各地の民衆は、イスラエルの行動を決して許しません。今すぐ空爆を止め、地上戦への準備を中止してください。そしてパレスチナ人の人権を奪い続ける現在の政策を改め、入植地を撤去し、パレスチナ人と対等に共存してゆく姿勢を見せてください。 2008年12月30日 ガザ空爆に抗議する12.30緊急行動参加者一同 ▼「東京からガザへ 12月30日」Gaza protest / Tokyo / 30th Dec 2008」
by illcommonz
| 2008-12-30 20:56
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