はじめに、ふた、ありき
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【国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)】 ・UNRWAは第一次中東戦争を受けた1949年12月8日の国際連合総会決議302により設置された。 ・UNRWAは難民が人道支援を受けられるように難民の地位の定義を変えるように取組んできた。受益者は避難前に2年間以上パレスチナに住んでおり、その家と生計を失った者とその子孫であることが必要とされる。 ・UNRWAは国連機関の中でも最大の組織であり、25,000人の職員がいる。その内の99%はパレスチナ人の現地職員である。本部はガザとアンマンに置かれている。 ・UNRWAの活動は教育、保健、救急、福祉であり、マイクロクレジット融資も行っている。 ・UNRWAは663の学校を運営しており、中東でも最大規模の学校システムとなっており、教師および支援職員は1,700人である。1950年以来パレスチナ難民への初等中等教育の主な提供者である。 ・教育はUNRWAの最大の事業であり、予算の半分と職員の7割がこれにあたる。基礎教育は、15歳までに無料で全ての登録難民のこどもが受けることができる。1960年代では UNRWA の学校はこの地域で最初に男女平等を達成した学校となった。 ・パレスチナ人の難民社会では男性の稼ぎ手のいない家庭は非常に弱い。未亡人、離婚女性、障害者の父を持つ家庭はおよそ貧困である。UNRWAは、これらの家族に食糧援助、資金援助と保護施設を提供する。 ▼「国際連合パレスチナ難民救済事業機関」 (出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より ................................................................... [2009年1月15日・1月17日 ガザのUNRWA] ▼「イスラエル:ガザ侵攻 国連施設が被弾 ガザに激しい砲撃」 「パレスチナ自治区ガザ地区に侵攻するイスラエル軍は15日、中枢都市ガザ市の一角に地上部隊を進めた上で、激しい砲撃も加え、市中心部にある国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の本部施設が被弾した。施設内には当時、地元住民ら数百人が避難していたという。AFP通信によると、職員3人が負傷したほか、人道物資保管施設の一部が炎上した。ロイター通信など報道機関が入居しているビルも被弾。パレスチナ人記者ら数人が負傷した。」(毎日新聞 2009年1月16日) ▼「イスラエル:ガザ侵攻 イスラエル軍、白リン弾を使用 国連が初確認」 「国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)ガザ事務所のジョン・ギング所長は15日、現地からのビデオ会見で、同日のUNRWA施設砲撃に「イスラエル軍が白リン弾を使用したようだ」と語った。白リン弾は主に発煙に使われるが、消火が困難で人口密集地での使用は「非人道的で国際法違反の疑いがある」と人権団体が批判している。今回のガザ地区侵攻で同軍による白リン弾使用を国連が事実上確認したのは初めて。ギング所長によると、砲撃は14日夜から15日まで続き、数百トン分の食料や医薬品など人道支援物資が焼けた。燃料運搬トラック5台も炎上したが、白リン弾攻撃によるものだったと見られる。ギング所長は「においや炎上の様子は白リン弾だった」と語った。」(毎日新聞 2009年1月17日) ▼「イスラエル、住民避難の国連学校攻撃 子ども2人死亡」 「イスラエル軍は17日、パレスチナ自治区ガザの北部ベイトラヒヤで国連が運営する学校を攻撃し、学校に避難中の子ども2人が死亡、その母親を含む14人が負傷した。国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)報道官によると、学校には約1,800人の住民が避難していた。国連側は「他に逃げる場所のない市民をねらっており、戦争犯罪だ」として、独立した調査を求めている。」(朝日新聞 2009年1月17日) (写真はUNRWA「ガザ・クライシス(GAZA CRISIS)」のサイトから) .............................................................................. このときの攻撃では、大気中の酸素に反応して激しく燃焼する白リン弾が使用されたため、UNRWAでは大規模な火災が発生し、人道支援のためにUNRWAの物資備蓄倉庫に保管してあった約9億円分の食料や毛布がすべて失われたという。このとき、UNRWAの学校に身を寄せていた子どもたちは、このUNRWAでの経験から一体どんなことを学んだのだろう?教師たちはこれから子どもたちに何を教えることができるのだろう?この攻撃の後に、これまでと同じように「人間について」の詩や芸術や道徳や倫理を教えることは可能だろうか?芸術家や人文学者、そして、教師や作家を仕事としている人たちは、危機感をもたないのだろうか?と考えてみたが、答えがでなかった。だが、イスラエル軍が破壊し、いまも目に見えないかたちで、将来にわたって破壊し尽くしてしまったのは、そういうものだ。それは、パレスタインの、子どもの物語、だけど、それは、わたしたち、みんなの物語、同じ人間の物語。ライララ・ライラ、ライララ・ライラ、ライララ・ライラ、ライラ・ライ。いやなことだが、こういうことがあるたびに、芸術家や人文学者を名のる人たちに不信感をもってしまう。その目は、その耳は、その口は、その手は、その頭は、いったいなんのためについてるのだろう、とそう思ってしまう。別に芸術家や学者に解決をもとめているのではない、ただ、そこについている立派な目と耳と口と手と頭をつかって、もがいてみせてほしいだけだ。なにか希望の糧になるようなものを、ほんのちょっとだけでもみせてほしいだけだ。余計なお世話かもしれないが、最近、mixi とかをみるのが、なんだかちょっとつらい。でも、やっぱり、余計か。 停戦になってもまだUNRWAの火は鎮火していない。 ▼「白リン弾」の威力まざまざ=国連機関本部の火消えず-ガザ」 「イスラエル軍により8日前に攻撃を受けた国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)ガザ本部の倉庫は、23日夜(日本時間24日未明)現在も鎮火していない。UNRWA関係者は「燃え方や煙から、白リン弾が原因なのは疑いない」としており、その威力がまざまざと示された形だ。UNRWA本部は今月15日、イスラエル軍とイスラム原理主義組織ハマスの交戦に巻き込まれ、戦車の砲撃などを受けた。この戦闘でイスラエル側が「白リン弾」を使用した可能性がある。被害に遭った倉庫にはパレスチナ難民への支援物資の小麦粉や医薬品が置かれていたが、保管物はすべて焼き尽くされた。」(時事通信 2009年1月24日) ▼「国連当局、イスラエルにガザ支援物資の損害補償を提案- イスラエル軍はガザ再攻撃を計画か」 「国連当局は、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザへの国連人道支援物資を運ぶトラックを攻撃したことに対し、被害額を賠償するようイスラエルに提案した。その一方、イスラエルはイスラム原理主義組織ハマスが武器や必要物資を密輸するために用いていた、ガザ地区にあるトンネルへ再攻撃する可能性があると伝えられた。米各紙が22日報じた。AP通信によると、ジョン・ホームズ国際連合事務次長(人道問題担当)はガザ地区の復興支援のため現地視察を行っており、同地区の被害状況を見て「非常に衝撃的なもの」と表現したという。同氏は早急に提供が必要なものとして、きれいな水、公衆衛生、電気、避難場所等を挙げ、またイスラエルの攻撃によって失われた国連による人道支援物資の損害賠償を、国連はイスラエルに対し求める可能性もあると述べた。一方、イスラエルはガザ地区にあるハマスの必要物資密輸用トンネルを、これまで空爆の攻撃対象としてきており、ロイター通信によると、イスラエル外相のリブニ氏は「密輸を阻止するために必要だと判断した場合には、そのトンネルへ再び攻撃することもある」と語ったという。「停戦」は早くも崩れ去る可能性が示唆された。」(「IBTニュース」2009年1月23日) ▼「イスラエル:ガザで劣化ウラン弾使用か アラブ諸国が書簡」 「AP通信によると、アラブ諸国は19日、パレスチナ自治区ガザで、イスラエル軍が劣化ウラン弾を使用した痕跡が見つかったとの情報があるとして、国際原子力機関(IAEA)に調査を求める書簡を提出した。書簡はメディアなどによる情報に「重大な懸念」を示すとともに、IAEAのエルバラダイ事務局長に至急調査するよう求めているという。事実上の核兵器保有国であるイスラエルは核拡散防止条約(NPT)に未加入で、IAEAの包括的保障措置(査察)協定は結んでいない。」(毎日新聞 2009年1月20日)
by illcommonz
| 2009-01-24 23:27
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