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「紛争下のパレスチナ・アイデンティティ」
[日時] 2009年1月30日(金)16:00-19:00
[場所] 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所大会議室
[映画上映]
▼ハーディー・ザッカーク監督 「無期難民(Refugees for Life)」 2006年 48分
▼ハイム・ブレシース監督 「危険な状態(State of Danger)」 1989年 30分
*趣旨説明:錦田愛子(アジア・アフリカ言語文化研究所)
*言語:英語(講演・映画字幕ともに) ※通訳はありません
「日常生活の中で紛争に直面する人々が、どのようにアイデンティティ形成を行うのか、本回では紛争の異なる側面をとりあげた二作品を通して考えていきます。『無期難民』はレバノンおよび難民の再移民先であるドイツで撮影された、2000年代の作品です。世代を重ねる中、難民状態が所与のものとなった人々の、継承と適応に注目しています。『危険な状態』は現在のパレスチナ自治区(ガザ地区、ジェニン、ベツレヘム等)で撮影された作品で、第1次インティファーダ(1987年~1993年)の中、抵抗や対話のために取り組む人々の様子を描いています。こうした歴史的な出来事や時間の経過が、各局面において人々の意識にどんな影響を与えているのか、監督を交えて議論を深めていきたいと思います。」
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▼「パレスチナって何?いま、何が起こっているの?(仮)」
[日時]2009年2月11日(水)15:00-17:00
[場所] 九州大学国際ホール(福岡市東区箱崎6丁目10番1号)
[上映作品]
▼アブドゥッサラーム・シャハダ監督「レインボー」 2004年 41分
「占領下で破壊され、奪われ続けるパレスチナの人々の生活と生命。
その痛み、悲しみをレンズに焼きつけるかのように、カメラはまわる。」
[主催・問い合わせ] 九州大学法学部出水ゼミ sebone8@gmail.com