![]() はじめに、ふた、ありき
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▼「ブライアンと仲間たち パーラメント・スクエアSW1」上映会+ トーク「現在のアクティヴィズムとアートの親和性」 [日時] 2009年4月24日(金) 開演19:30 終演22:30 [場所] 東京・新宿ネイキッドロフト [料金] 1,000円(+ワンドリンク) [ゲスト] 早川由美子+成田圭祐+イルコモンズ 「急遽決まった、ドキュメンタリー「ブライアンと仲間たちパーラメント・スクエアSW1」の上映に加えて、監督でもある早川氏とIRAの成田氏、言わずと知れたイルコモンズ氏の三者のトークが決定!!トークでは「デモクラシー・イン・アメリカ」の話題から、国内外の最先端のアクティヴィズムとアートの親和性などについてトークし、その実践と可能性を探る!」 早川由美子 「ブライアンと仲間たち パーラメント・スクエアSW1」監督。東京都出身。成蹊大学法学部、London School ofJournalism卒業。会社員を経て2007年に渡英。ロンドンでジャーナリズムを学ぶ傍ら、反戦活動家BrianHaw氏らと出会い、彼らを記録することを決意。ロンドン各地のあらゆるデモ活動に参加、撮影した経験を持つ。本作品は、初監督作品である。 成田圭祐 1976年生まれ。現在進行形のカウンターカルチャー・社会運動に関する情報、物、そして人が、国内はもちろん海外からも集まるインフォショップ「イレギュラー・リズム・アサイラム」を運営。 小田マサノリ/イルコモンズ 現代美術家、アナーキスト人類学、メディア・アクティヴィスト、音楽活動家、東京外国語大学AA研特任研究員、中央大学文学部兼任講師。 ![]() (Brian & Co. Parliament Square SW1 ) [監督・撮影] 早川由美子 [編集] 早川由美子+Paul Wright [音楽] YANEKA/Paul Wright 2008年 97分 カラー 日本語字幕つき [公式サイト] http://www.brianandco.co.uk/ ▼「ブライアンと仲間たち パーラメント・スクエアSW1」の内容 「ブライアン・ホウは、2001年6月2日にパーラメント・スクエアで抗議活動を始めた。彼は、このロンドンのど真ん中で、「イラクの子供たちを殺すな!」「嘘つきブレア!」などと書かれた大きなプラカードや横断幕を堂々と掲げ、年中無休のデモを展開している。ブライアンがこの場所で抗議活動を始めて以降、世界中から彼を支持する人々が訪れ、平和を願うメッセージやプラカードを彼に託していった。それらは日々増殖し、やがてパーラメント・スクエアの横幅40mまで広がる、大きなディスプレイとなった。さらに、彼と共にテントを張って寝泊りをしながら抗議活動をするサポーターたちも現れ、現在、国会の目の前には常に10前後のテントが張られている状態だ。これまでに、イギリス議会は何度もブライアンをパーラメント・スクエアから追い出そうと試みてきた。議会は2005年にSOCPA法(重大組織犯罪及び警察法)を制定。この法律は「パーラメント・スクエアの半径1km圏内で抗議活動を行う場合には、事前に警察の許可が必要」という内容のもので、ブライアンの排除を目的として制定された法律といわれている。その法律の下、彼の40mのディスプレイは警察によって奪われ、抗議活動には様々な条件が課せられることとなった。サポーターの人数の上限、スピーカーマイクの使用時間の制限など、一方的な条件を加えられ、その条件違反を理由に何十回も逮捕されながらも、彼らは独特のユーモアとアイデアで対抗しながら、今日まで抗議活動を続けている。彼らの存在は社会的にも注目を集め、ブライアンは、2007年に、イギリスのテレビ局・チャンネル4の視聴者投票によって、「政治的に最もインスパイアされる人物」に選ばれた。さらに、奪われてしまった40mディスプレイが、アーティストのマーク・ウォリンジャーによって再現され、イギリス現代美術界最高の賞・ターナー賞を受賞するなど、彼らの活動は今や社会現象にまでなっている。」 [配布資料] ▼イルコモンズ編「国家ブリテンについて」 ![]() ▼「2007年ターナー賞受賞者はマーク・ウォリンジャーに決定」 「ある時は反戦キャンプの復元者、またある時はクマのぬいぐるみを着たパフォーマー、昨年12月3日に発表された「ターナー賞07」の結果は、表現方法を変幻自在に変えながら、美術表現に社会の諸問題を巧みに取り込んできた頭脳派プレイヤー、マーク・ウォリンジャーに軍配があがった(...)。受賞者のウォリンジャーのノミネート理由となった作品は、反戦プラカードやポスターなど600点で構成された長さ40メートルの大作インスタレーション《国家ブリテン》。反戦活動家のブライアン・ホーが使っていたキャンプのレプリカという政治的意味合いの濃い作品だ。ホーは2001年から5年間、政府によるイラクへの経済制裁に異議を唱え、国会議事堂前の広場にキャンピング装備を持ち込み、泊りがけの抗議を敢行。今も活動を続けているが、05年に議事堂から半径1キロメートル以内でのデモ活動を禁じる法案が通過して、キャンプは強制撤去された。ウォリンジャーは、撤去前に撮影した何百枚もの写真をもとにそのレプリカを制作し、昨春、議事堂からちょうど半径1キロ地点にあるテイト・ブリテン内に展示した。今回は、作品のもつサイトスペシフィックな意味が失われてしまうために《国家ブリテン》自体は展示できず、代わりにベルリンの美術館のなかを夜通しクマの格好をしてうろつくパフォーマンス映像を上映した、展覧会は開催当初、一部で不評を買った。しかし、最終的には、ウォリンジャーの《国家ブリテン》と彼の受賞に救われたようだ。現実社会との接点を奪回した時勢にふさわしい作品と、さまざまな方面から拍手喝采されたからだ。」(伊東豊子「海外のアートシーンから・リバプール+ロンドン」『美術手帖』2008年2月号より) [関連] ▼「帝国」に抗する「もうひとつの現代美術」(「イルコモンズのふた」2008年2月15日) http://illcomm.exblog.jp/7261606/ ![]() ▼ブライアン・ホウの活動を支援するバンクシーのグラフィティ ▼チャンネル4「「政治的に最もインスパイアされる人物2007」受賞式 ▼マーク・ウォリンガー「国家ブリテン」 ------------------------------------ [参考1] ![]() ▼「殺すなアンデパンダント」展(2003年 原宿・康ギャラリー) [参考2] ![]() ▼イルコモンズ撮影「にっぽんの国会 〇六年十二月十五日」(ドキュメント映画・未公開)
by illcommonz
| 2009-04-23 17:49
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