
「破壊的資本主義に対するオルタナティヴのひとつとして、モラレスが提案するのは、二十一世紀の「共同体的な社会主義」の構築である。そこでは「よい生活を送る」という資本主義的な考え方とは逆の「まともな生活を送る」ことがゴールとなる。モラレスは云う。
「もっとよい生活を」という私たちのモデルはまちがいでした。それは際限のない開発や見境のない工業化、そして歴史を無視した近代化や、他者や自然を犠牲にする限りなき蓄財というモデルでした。したがってここで私たちは、他のひとびとや母なる地球と調和のとれた「まともな生活を」という考え方を提案したいと思うのです。」
資本主義を終わらせる提案として「よい」かどうかはさておき、「まとも」な提案であることは確かだ。
▼全文
"To Save Planet, End Capitalism, Morales Says"
http://www.greenleft.org.au/2009/794/40905
▼関連
"Posts Tagged ‘evo morales earth day’
The Earth Has Rights, Bolivian President Says"
http://www.theblogofrecord.com/tag/evo-morales-earth-day/
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[追記] マイミクシーのtu-ta さんに上の記事の日本語訳があるのを
教えてもらいましたので、紹介します。
▼「モラレス大統領「地球を救うには、資本主義を終わらせよ」」(サイモン・バトラー)
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/article/index.php?content_id=12