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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼【謹告】イルコモンズ・アカデミー4延期
d0017381_21442168.jpg
次回、第4回目のイルコモンズ・アカデミーは、
2月25日(土)の予定でしたが、その日は、
大学入試のため教室が使用できないという
ことがわかりましたので、日程を変更します。
日程が決まり次第、またお知らせします。
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by illcommonz | 2006-02-10 21:51
▼図説・家電史(のための備忘録)
▼1945年8月15日 第二次世界大戦終結 日本敗戦
d0017381_19473456.jpg
「美しい夜だった もう二度と 誰も あんな夜に 会うことはないのではないか。
どの家も どの建物も つけられるだけの電灯をつけていた。それが焼け跡をとおして
一面にちりばめられていた。昭和二十年八月十五日 あの夜。戦争がないということは
それはほんのちょっとしたことだった。たとえば 夜になると 電灯のスイッチをひねる
ということだった。生きるということは 生きて暮すということはそんなことだったのだ。
戦争には敗けた。しかし 戦争がないことは すばらしかった」(花森安治)


d0017381_21214776.jpg▼1956年7月17日 「経済白書」
「もはや戦後ではない。
われわれは、いまや異なった
事態に直面しようとしている。
回復を通じての成長は終わった。
今後の成長は近代化によって
支えられる」

........................................................................

▼1970年3月15日 音と光の祭典「日本万国博覧会」開催
d0017381_194819.jpg
「過去数千年の歴史をふりかえるとき、人類がつくり上げてきた文明の偉大さに
わたしたちは深い感動をおぼえるのである。とくに近代における科学と技術の進歩は、
人類の生活の各方面にわたって人々がその前夜まで想像もしえなかったような大きな
変革をもたらした。しかも文明はさらに前進の歩みを早め、人類の未来の生活は今日の
私たちの予想をはるかに越えたものとなってゆくだろう」

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▼1974年3月
京王技研コルグ1号機発売
▼1979年7月
ソニーウォークマン発売
........................................................................

▼グローバリゼーションの時代
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▼1985年9月22日 「プラザ合意」成立 バブル時代のはじまり

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▼1985年~1992年 
ナショナル石油フラット
ラジアントヒーター・
FF式石油温風機製造


▼1995年11月22日 「ウィンドウズ95」発売 ネット時代のはじまり
 「新しいヴァージョンのアプリケーションで作成したデータは
  古いヴァージョンのソフト上で使用することはできません」

▼1999年「電気用品取締法(通称:電取法)」改正案が
 第145回通常国会に提出され、8月6日に可決成立する

▼2001年「電気用品安全法(通称:電安法)」が5年間の
 猶予期間つきで4月1日より施行される

d0017381_203364.jpg
(2000-2005年 イルコモンズ「電気の亡霊誌」開始 *別記参照)
........................................................................

d0017381_20151626.jpg
▼2006年「電気用品安全法」(蔑称:電気治安維持法)が
4月1日より実施される
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by illcommonz | 2006-02-09 20:17
▼リクレイム・ザ・サン
d0017381_16225953.jpgデストロイ・オール・モンスターズ、
クリスチャン・マ-クレー、
サーストン・ムーア、ジョン・ゾーンと、
音楽の解体者たちがみな、こよなく
愛した「ゴジラ」のスコアをかいた
伊福部昭さんが亡くなられたそうです。

その功績については、これからいろんなところで
書かれるでしょうから、おまかせするとして、
ゴジラといって、まずまっ先に思いだすのは、
オリジナルの「ゴジラ」(昭和29年)ではなく、
封切で見た「ゴジラ対ヘドラ」(昭和46年)です。
それというのも実は、これがイルコモンズが
生まれてはじめて映画館で観た映画だった
からです。

レイチェル・カーソンの『沈黙の春』にインスパイアされ、環境破壊をモチーフにした
この作品は、数あるゴジラ作品のなかでも特にグロテスク、かつ、サイケデリックな、
社会批評性の強いダークなエコロジー映画になっています。後に知ったところでは、
この作品はゴジラ映画の中でも最も死体描写が多く、しかも凄惨なシーンが多いの
だそうです。また、いみじくも公開当時はアメリカン・ニューシネマの全盛期にあたり、
その影響もあってなのか、主人公が映画の途中であっけなく死んでしまうのですが、
それよりもなによりも、当時はまだ5歳で、しかも生まれてはじめて映画館の暗闇の
なかで観た映画だったので、ショクメンタリー映画仕立てのこの作品のおそろしさは、
タイヘンなものでした。途中から「もうじきこの映画館にもヘドロが流れこんできて、
ぼくも死ぬのだ」と覚悟をきめ、あとはうわのそらで、画面を見ながら、暗闇の中で
おびえていたのをよく憶えてます。

なのでヘンな話ですが、何だかよくわからないまま映画が終わり、劇場に客電の
明かりが点いた時は、ホッとするよりもむしろ、「だまされた...」という無念の想い
の方が強くて、劇場のロビーでくやし涙を流したものです。

そして、「今日はだまされて、こんなにくやしい思いをしたのだから、これからは
もうだまされないように気をつけよう、でも、また、だまされてみたい....」という
不思議な感触をおぼえたのも、このときでした。

それに今にして想えば、この映画が、その前の年の万博が示した「明るい未来」の
ヴィジョンをいっぺんに吹きとばし、何かどんよりと重たい現実の社会の感触の
ようなものを体験させてくれたように思います。

「かえせ、太陽を」 (詩:坂野義光 曲:真鍋理一郎)

水銀 コバルト カドミウム
鉛 硫酸 オキシダン
シアン マンガン バナジウム
クロム カリウム ストロンチュウム

よごれちまった海 よごれちまった空
生きものみんな いなくなって
野も 山も 黙っちまった
地球の上に 誰も 誰もいなけりゃ 
泣くこともできない

かえせ かえせ かえせ かえせ
みどりを 青空を かえせ
かえせ かえせ かえせ
青い海を かえせ かえせ かえせ
かえせ かえせ かえせ
命を 太陽を かえせ かえせ


これは亡くなった伊福部氏が書いた楽曲ではありませんが、ゴジラ映画が与えて
くれた底抜けの恐怖と、決して明るくない未来のヴィジョン、そしてと、社会に対する
最初のリアリティに感謝し、「ゴジラ対ヘドラ」の挿入歌の詩を書きだしてみました。

---------------------------------------------
[追記] 余談ですが、この映画に連れて行ってくれたのは父親で、イルコモンズが
生まれてはじめて映画館で観たこの映画は、父親が映画館で観た最後の映画に
なりました。とはいっても、父親は今も健在で、単にそれ以来、映画館に映画を
観にいってないというだけの話です。でも、たまには映画を観にいった方がよいと
思いますよ>御父さん
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by illcommonz | 2006-02-09 17:18
▼電気製品安全法(蔑称:リサイクル禁止法)に告ぐ
d0017381_2356152.jpgかんがえてみると ぼくら 
もともと 物のいのちを 
大切にしてきた
部屋も 縁側も 廊下も
日に二度は掃き
一度は拭いた
本はまたいではならなかった。

それが いつから ぼくらは
物をじゃけんに扱い
ないがしろにし 
さっさと 捨ててしまうように
なったのだろう
いつから ぼくらは もののいのちを
いとおしむことを忘れたのだろう
いつから 物をいのちのない
ただの物としてみるように
なったのだろう。


d0017381_0203273.jpg ぼくら このごろ すこしばかり
 やさしい気持を なくして
 しまったような気がする。

 ごく たまに きれいな青い
 冬の空がみえることがある
 それを しみじみと 美しい
 とおもって みることをしなくなった
 はだかの電線がひゅうひゅうと鳴っている

 まいにち 自分の使う道具を
 まるで 他人の目でみている
 みがいてもやらない
 ふきこんでもやらない
 つくろってもやらない
 こわれたら すぐ捨ててしまう
 古くなったら さっさと捨ててしまう
 見あきたら 新しいのに買いかえる

 ぼくらに ものを捨てることを
 教えたのは だれなのか

 物を作りながら その物を
 捨てさせることばかり考え
 物を売りながら それを捨てて
 新しく買わせることばかりを
 考えているのは だれなのか

 それを買わねば まるで
 人間でないみたいに

 買えよ 捨てよとはやすのが
 近代企業と いうものなら
 なけなしの 人のゼニを
 二言目には差し押さえるぞと
 情け容赦なくとりあげるのが
 近代国家 というものか

 その税金で ぼくら
 戦車やミサイルやジェット機を
 買ってもらいたくない
 その税金で ぼくら
 兵隊やおまわりを
 ふやしてもらいたくない
 ぜったいことわる

 どうして こんなに
 心がさわぐのだろう
 どうして こんなに
 神経がざらつくのだろう

 ぼくらの山に 緑がなくなった
 ぼくらの川に 魚が住まなくなった
 ぼくらの町に 青空がなくなった
 やがて地球は 亡びるだろう
 しかし そのまえに ぼくらが
 ほろびるのではないか

 政治家よ
 あなたの心のなかから
 急速に失われていったものを
 知っているか
 それはいたわりだ

 あなたは
 あなたといっしょに生きて
 暮している人たちへのいたわりを
 忘れてしまった。
 自分の損得と名聞にとらわれて
 あなたといっしょに生きて
 暮している人たちの苦しみを
 平気でふみにじっている

 ぼくらはあなたに絶望しようとしている

 企業家よ
 あなたの心のなかから
 急速に失われていったものを
 知っているか
 それは誇りだ

 自分の手で作り出したもの
 自分の頭で考えついもの
 それへの誇りだ

 あなたは ぼくらに
 どうしたら飛びつかせるか
 どうしたら一度飛びつかせたものを
 捨てさせて またべつのものに
 飛びつかせるか それだけを考えている
 あなたは あのテレビのコマーシャルの
 なかでさえ 自分のつくったものを
 もう自慢しようとはしない
 あなたの心は泥で作った
 金銭登録機になった

 ぼくらよ
 いささか おっちょこちょいで
 虫けらのごとき ぼくらよ
 ぼくらの心の中から急速に
 失われていったものを
 いま やっと ぼくらは知った
 それは 物をいとおしむこころだ
 物のいのちを大切にすることだ

 ぼくら ついうかうかと 言いなりになって
 買っては捨てていたのだ
 捨てていたのは 物のつもりだった
 危ないところだった
 捨てていたのは
 捨てさせられようとしていたのは
 じつはこころだった

 でも まだ 間に合いそうだ
 みなさん物をたいせつに
 (花森安治)

---------------------------------------------
[追記] 上の家電はすべてイルコモンズの持ちものです。
ウチにはこういうものが約3トンくらいあります。どうして、
そんなにたくさんあるのか、それについてはまた後日。
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by illcommonz | 2006-02-09 00:29
▼花森安治と暮しの手帖の記
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これは あなたの手帖です
いろいろのことが ここには書きつけてある
この中の どれか一つ二つは
すぐ今日 あなたの暮しに役立ち
せめて どれか もう一つ二つは
すぐには役に立たないように見えても
やがて こころの底ふかく沈んで
いつか あなたの暮し方を変えてしまう
そんなふうな
これは あなたの暮しの手帖です
(花森安治)

「花森安治と暮しの手帖」展
2006年2月4日[土]-4月9日[日] 世田谷文学館1階企画展示室

イルコモンズの原点、花森安治と「暮しの手帖」の展覧会がはじまりました。
前からずっとたのしみにしていた展覧会だったので、さっそく初日に見てきました。
たっぷり時間をかけて、じっくり見てきました。とてもよい展示でした。
まだ会期がたっぷりあるので、あわてず時間をかけ、何度も足をはこびながら、
すこしづつ書いてゆきます。
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by illcommonz | 2006-02-07 22:02
▼イルコモンズがあいをかたる?
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まだすこし先の話ですが、ゴダールの「アワーミュージック」が、
「愛の世紀」といっしょにイメージ・フォーラムでアンコール上映
されることになり、配給元のプレノンアッシュさんから依頼をうけて、
またトーク・イベントをやることになりました。

傷だらけの20世紀をこえて ゴダールが愛を語りはじめた-
『アワーミュージック』+『愛の世紀』 同時アンコール上映
期間:3月18日(土)~4月21日(金)
劇場:シアター・イメージフォーラム

というわけで、「ゴダールが愛を語りはじめた」ので、イルコモンズに
その「愛」について語れ、ということみたいです、あははは、そんなの
ムリ!にきまってるので、"あい"は"あい"でも、"愛"とは別の"あい"の
話をしようと思ってます。あと、「アザーミュージック講義」の中でやった
ポエトリー・リーディングを、さかいれいしうさんに再演してもらう予定
ですが、それとは別に、あともうひとつ「何か」をやるかもしれません。
ともあれ、いずれ日程などが決まったら、またお知らせします。
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by illcommonz | 2006-02-03 23:40
▼すてきだった3にんぐみ
d0017381_22454514.jpgそうそう、人形劇といえば(下記参照)、アンゲラーの
←この「すてきな3にんぐみ」が人形劇になるそうです。
といっても、原作そのままではなく、設定を現代にうつした
「もうひとつの話」としてリメイクされるそうです。

人形劇団プーク公演 NO.162
「すてきな3にんぐみ もうひとつの話」
2月16日~3月28日 都内各所
作:トミー・アンゲラー  脚本:吉川安志 
演出:柴崎喜彦 美術:佐久間弥生 
3歳以上均一・全指定 一般¥3,000

ご存知のとおり、原作は「くろマントに、くろいぼうしのさんにんぐみ…どうぐはみっつ…
ラッパじゅう…よるのこと…みなしごの…これまではどうするつもりもなかったものだから…
みんなでいっしょに…あかマント…ふえるふえる…ほらごらん…そっくりだ…(以下省略)」
という、すてきな話で、たしかに現代の消費社会を風刺するにはうってつけの素材ですが、
この物語を紡ぎあげてる黒い縦糸(アナキスム)と赤い横糸(コミュニスム)は、それを
よほどうまく紡ぎなおさない限り、資本主義の厚布に針を刺すことはなかなか難しい
ように思います。でも、それだけに、イルなコモニスト(←コミュニストではないですよ)
としては、期待したくもあるので、公演がはじまったら、こどもたちにまじって見てこよう
と思ってます。
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by illcommonz | 2006-02-03 23:02
▼【緊告】第3回イルコモンズ・アカデミー
d0017381_11565487.jpg第3回目のイルコモンズ・アカデミーを開催します。
今回はポール・ヴィリリオの「アクシデント・事故と文明」
(「新たなテクノロジーの発明は新たな事故の発明で
ある」というダーティ・リアリズムのテーゼを説いた本)
の翻訳が出版されたことでもあるので、それにあわせ、
前回上映した「コヤニスカッツイ」の完結篇にあたる
「ナコイカッツィ」を上映します。

さらに、ここにきてまた核兵器の問題が不気味にリバイバルしてきていることでも
あるので、ブルース・コナーの「クロスロード」とカール・セーガンの「コスモス」を
あわせて上映するとともに、ロバート・ロンゴやデミアン・ハーストの近作のほか、
インゴ・ギュンターやイヴ・クラインの旧作などを紹介しながら、「文明の野蛮」と
それに対する「警告の表現と文法」について学びます。

d0017381_1322821.jpg▼ゴドフリー・レジオ
「ナコイカッツイ」2003年
▼カール・セーガン
「コスモス」 1983年
▼ブルース・コナー
「クロスロード」1967年
▼デミアン・ハースト
「最後の晩餐」2005年

▼ポール・ヴィリリオ
「アクシデント/事故と文明」

▼インゴ・ギュンター
「ワールドプロセッサー」1988年-
▼ロバート・ロンゴ
「クロスロードのための習作」2004年
▼イブ・クライン
「ヒロシマ」1961年
▼ウィリアム・バシンスキー
「ディスインテグレーション
ループ」2001年

[時間と場所]
2006年2月10日(金)13:00-17:00
東京大学大学院情報学環・学際情報学府暫定アネックス二階・講義室
*聴講無料・資格不問
*イルコモンズ・アカデミーのコンセプトについてはこちらを参照してください。

【注意】 「赤門」からキャンパスに入って「暫定アネックス」に行こうとすると確実に
道に迷ってしまうそうなので、下記の地図の×のところにある通用口からはいって、
左手二つ目のプレハブ校舎を目指してきて下さい。

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[追記] 次回、第4回目のイルコモンズ・アカデミーは2月25日(土)の予定です。
25日は大学入試のため教室が使用できないということがわかりましたので、
日程を変更します。日程が決まり次第、またお知らせします

「世界残酷物語」「ブッシュマン」「ナイナイへの旅」「西太平洋の遠洋航海者」
「クラ・神秘の輪」「冗談関係」「男たちの木の下で」「デデヘーワ」「にわとり」など
を上映し、「野生のコモンセンス」について学ぶ予定です。
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by illcommonz | 2006-02-03 13:11
▼インディアンサマー
d0017381_11284020.jpgのような陽気なので、
今日はひとつ、外で。
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by illcommonz | 2006-02-03 11:29
▼100人の子どもたちがそれの到着を待っている
d0017381_1450898.jpg





「10ミニッツ・オールダー」
1978年 ソビエト映画
監督:ヘルツ・フランク
モノクロ 10分
この作品は、人形劇を見つめる子どもたちの表情や仕種を、陰影に
富んだモノクロ映像でとらえた10分間のドキュメント・フィルムです。
暗闇の中にうかびあがる子どもたちの顔に、現れては消える様々な
表情は、見えない舞台の上で演じられているドラマよりずっと劇的で、
感動的ですらあります。

d0017381_14483824.jpg
こわがる、なきだす、たじろぐ、おびえる、おかしくなる、なきやむ、
おちつく、よろこぶ、わらう、ほほえむ、はなくそをほじくる...

映画は世界を変えることはできない。芸術は現実に対して無力である。
たしかにそのとおりでしょう。でも、しかし、たとえそれが本当だとしても、
この作品に写しだされるこどもたちの表情をじっとみていると、それでも、
映画や芸術にはこれだけのことができるのだと驚かずにいられません。
子どもの顔は世界とその現実を映す鏡だといいます。もし世界と現実を
変えることができないのならば、それを映す鏡の方を変えてやればよい。
それが映画や芸術にできることであり、そうすることで、こわばった世界と
現実の方もほんの少しくらいは変わり始めるかもしれないと、そんな風に
ものの見方や考え方を変えさせてくれるドキュメント映画で、後に世界の
15人の映画作家を動かし、映画「10ミニッツオールダー」をつくらせる
きっかけになった作品でもあります。映画「100人の子どもたちが列車
の到着を待っている」と同様、はじめて映画を見たときの驚きや感動、
そしてそれが与えてくれるしあわせやよろこびを思い出させてくれる
良質のドキュメントです。
------------------------------------------------------
[追記]この作品は一昨年、アテネ・フランセの「ドキュメンタリー・
ドリームショー山形 in 東京2004」で上映され、現在は「10ミニッツ・
オールダー・コレクターズ・スペシャル」の特典DVDで見ることが
できます。
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by illcommonz | 2006-02-02 14:55