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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼[予告] 異文化誤解の映画史・GW明けロードショー
d0017381_223280.jpg【警告】 
「映画はうそをつく」(ジャン=リュック・ゴダール)
「そして、映画はよくまちがう」(イルコモンズ)

誤解が「理解のしそこない」だとすれば、理解とは「誤解のしそこない」である。
異文化の「理解」について考えるには、異文化の「誤解」の方からまず先に
しっかりみておくのがよい。なぜなら、異文化「誤解」のゆたかな実例とその
歴史を知ることなしに、異文化「理解」の理解はありえないからである。かくして、
ここに「異文化誤解の映画史・ザ・ニッポン篇(1901~2006年)」を再開する。

d0017381_22658.jpg

d0017381_223124.jpgはい、みなさん、
たいへんなことになりましたよ。
イルコモンズのあのシリーズが
帰ってきますよ。「異文化誤解の
映画史」ですって、まぁ、こわい。

今度はいったいどんな映画を
みるんでしょうか。毒々モンスター
でしょうか、マサラムービーでしょうか。
こわいですねぇ、おそろしいですねぇ。

では、GW明けの「文化人類学解放講座」で、また、おあいしましょうね、
さよなら、さよなら、さよなら。

[上映作品リスト] [1A] セシル・B・デミル「チート」(1915年) ノーマン・フォスター「ミスター・モト」(1937年) フランク・ロイド「東京スパイ大作戦」(1945年) アーノルド・ファンク「新しき土」(1945年) スチュワート・ヘイズラー「東京ジョー」(1949年) ダニエル・マン「八月十五夜の茶屋」(1956年)ヨシュア・ローガン「サヨナラ」(1957年) サミュエル・フラー「クリムゾン・キモノ」(1959年) アラン・レネ「二十四時間の情事」(1959年) ブレイク・エドワーズ「ティファニーで朝食を」(1961年) ジャック・カーディフ「青い目の蝶々さん」(1961年) グァンティエロ・ヤコペッティ「世界残酷物語」(1962年) ルイス・ギルバート「007は二度死ぬ」(1965年) ロマン・ポランスキー「ローズマリーの赤ちゃん」(1968年) ロバート・アルトマン「M★A★S★H」(1970年) アンドレイ・タルコフスキー「惑星ソラリス」(1972年) ジョン・ベリー「がんばれ!ベアーズ大旋風」(1978年) シドニー・ポラック「ザ・ヤクザ」(1975年) ブレイク・エドワーズ「ピンク・パンサー2」(1975年) クリス・マルケル「サン・ソレイユ」(1982年) ジョン・G・アヴィルドセン「ベスト・キッド」(1984年) ヴィム・ヴェンダース「東京画」(1985年) ポール・シュレーダー「MISHIMA」(1985年) ハンス・クリストフ・ブルーメンベルグ「ベルリン忠臣蔵」(1985年) ロン・ハワード「ガンホー 突撃!ニッポン株式会社」(1986年) フラン・ルーベル・クズイ「トーキョー・ポップ」(1987年) ベルナルド・ベルトリッチ「ラストエンペラー」(1987年) ロイド・カウフマン「悪魔の毒々モンスター東京へゆく」(1988年) ジョン・マクティアナン「ダイハード」(1988年) ヴィターリー・カネフスキー「動くな、死ね、蘇れ」(1989年) ジム・ジャームッシュ「ミステリー・トレイン」(1989年) リドリー・スコット「ブラック・レイン」(1989年) ヴィム・ヴェンダース「夢の涯てまでも」(1991年) フレッド・スケピシ「ミスター・ベースボール」(1992年) ジョナサン・F・ロートン「ハンテッド」(1995年) ゴードン・チャン「デッド・ヒート」(1996年) ピーター・グリーナウェイ「枕草子」(1996年) チャンチャル・クマール「ボンベイTOナゴヤ」(1997年) チアン・ウェン「鬼が来た」(2000年) クエンティン・タランティーノ「キルビル」(2003年) ソフィア・コッポラ「ロスト・イン・トランスレーション」(2003年) ロブ・マーシャル「SAYURI」(2005年)アレクサンドル・ソクーロフ「太陽」(2005年)
by illcommonz | 2006-04-26 02:24
▼台風一過
d0017381_1455922.jpg毎年恒例、連休前の、
かけこみ仕事の嵐が
ようやく一段落しました。
ゴダールの講演原稿も
なんとか書きあげ、
ポスターとチラシどもは、
まとめて印刷所送りに
してやりました。
by illcommonz | 2006-04-26 01:53
▼文化人類学者になりそこねた民族誌家として、
d0017381_20563620.jpgd0017381_20575186.jpg価値観や美意識を共有しない
"他者"や"共同体"とふれあって
みたくなったので、イルコモンズの
思想・信条・趣味・主張に反して
参加してみることにしました。

[追記] なし
by illcommonz | 2006-04-22 20:59
▼「なりそこね」と「なりすまし」からものごとを考える
イルコモンズの「文化人類学解放講座」
「文化人類学者に"なりそこねた人たち"と"なりすました人たち"の肖像」より
........................................................................
d0016471_31341.jpg
d0016471_15467.jpg【復習】
「ある学問がどんな学問なのかを
知りたければ、その学問を
研究している人びとが実際に
どんなことをしてるかを
まず見るべきである。」
クリフォード・ギアツ


前回は、文化人類学者クリフォード・ギアツの、このことばをうけ、
それを「文化人類学がどんな学問なのかを知りたければ、文化人類
学を研究している人びとが実際にどんなひとたちなのかをまず見る
べきである」とよみかえて、文化人類学者たちの肖像写真とその著
作(の表紙と題名だけ)を見てみるということをしました。

つづいて今回は、このギアツのことばをさらによみかえ、文化人類
学がどんな学問かを知るための別の実験をしてみましょう。前回、
見た文化人類学者たちは、生まれたときから文化人類学者だったわ
けはなく「文化人類学者になった人たち」です。なった人がいると
ころには「なりそこねた人たち」が必ずいます。そこで今度は、
「なりそこねた人たち」の姿や生き方、またその作品をみることで、
文化人類学がどんな学問なのかを考えてみたいと思います。


▼文化人類学者になりそこねた人びと (jpg/264KB)
ミシェル・レリス(詩人) ロバート・フラハティ(映画作家) ジュルメーヌ・ティリオン(アクティヴィスト) グレゴリー・ベイトソン(精神生態学者) カート・ヴォネガット(SF作家) ジャン=リュック・ゴダール(映画作家) ウィリアム・バロウズ(小説家、芸術家) アスガー・ヨルン(画家、シチュアシオニスト) デイジー・ベイツ(福祉活動家) キャサリン・ダンハム(舞踏家) ジャン・ピエール・ゴラン(映画作家) ジョゼッペ・シノーポリ(指揮者) ゾラ・ニール・ハーストン(小説家) マヤ・デーレン(映像作家、ダンサー) テオ・アンゲロプロス(映画作家) カルロス・カスタネダ(作家) ジョゼフ・コスース(現代美術家) ジェローム・ローゼンバーグ(詩人) ローター・バウムガルテン(現代美術家) ディヴッド・トゥープ(現代音楽家) トリン・T・ミンハ(映画作家) ヴェルナー・ヘルツオーク(映画作家) サム・ライミ(映画作家) ブルース・ナウマン(現代美術家) クレメンティーヌ・デリス(現代美術家) ジョアン・ビンゲ(SF作家) スーザン・ヒラー(現代美術家) フレッド・ウィルソン(現代美術家) ルネ・グリーン(現代美術家) アミタフ・ゴーシュ(SF作家) ディヴィッド・グレーバー(アクティヴィスト) ダン・グレアム(現代美術家) メアリー・ケリー(現代美術家)エド・ルッシュ(現代美術家) イルコモンズ(元・現代美術家) ジェイムズ・クリフォード(文芸批評家) ミルナ・マック(人権活動家) 土方久巧(彫刻家) 岡本太郎(芸術家) 牛山純一(TVプロデューサー)

d0016471_18371416.jpg
....................................................................................
【具体事例】人類学者になりそこねた作家たちのプロフィール

d0016471_209374.jpgウィリアム・S・バロウズ (作家/芸術家)
1936年、ハーバード大学で人類学と文学と言語学を学んだ後、
大学院では文化人類学を専攻。マヤ文明の考古学とナヴァホ・
インディアンの言語学を研究し、後にその成果が、カットアップ
小説「ア・プーク・イズ・ヒア」に結実する。

岡本太郎 (芸術家)
1938年、パリ大学ソルボンヌ校の民族学科に入学。詩人の
ミシェル・レリスらと共にマルセル・モースから民族学を学ぶ。
後にその成果が「縄文文化論」や絵画作品に結実する。

カート・ヴォネガット Jr. (SF作家)
1944年、シカゴ大学人類学部で文化人類学を専攻。当時の
学部長はロバート・レッドフィールド。1947年に同学部に修士
論文を提出するが、審査で不合格となる。論文のテーマは、
世界の神話や文学、童話のグラフ分析(!)。後にその成果は、
「チャンピオンたちの朝食」での世界の客観的観察記述と
相対主義的視点に結実する。(→資料1:テキスト jpg
資料2:インタヴュー mp3

ジャン-リュック・ゴダール (映画作家)
1949年、パリ大学ソルボンヌ校で人類学を専攻。人類博物館
にあったアンリ・ラングロワのシネマテークに通いつめ、ロバート・
フラハティの民族誌映画「ナヌーク」などの作品にふれる。ジョル
ジュ・デュメジルの神話学に啓発されるが、映画の批評と制作に
専念するため大学を中退。その影響は映画「ウィークエンド」での
エドワード・タイラー「古代社会」の朗読などにもみられる。

ジョゼフ・コスース (現代美術家)
1975年、NYのニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチで
人類学と哲学を学んだ後、論文「人類学者としての芸術家」を発表。
意味やルールなどの見えない文化を見えるものにするという点で、
現代美術家の仕事と人類学者の仕事には、たがいに共通する
ところがあると論じる。

....................................................................................

【自由研究1】 人類学者になりそこねた作家たちの生き方や作品をみる

d0016471_151256.gifYouTubeというインターネットの動画アーカイブにある
下記のムービーを参考に、人類学者になりそこねた
作家に共通するものの見方や考え方、また、生き方
や信念があるとすれば、それは何か考えてみましょう。

d0016471_2292111.jpg
▼ウィリアム・バロウズ「感謝祭 一九八六年十一月二十八日」
(Thanksgiving Day,Nov.28,1986. 1991年).

▼カート・ヴォネガット「ザ・デイリー・ショウ~カート・ヴォネガットにきく」
(Kurt Vonnegut on the Daily Show. 2006年)

▼岡本太郎「岡本太郎は爆発する」
(Taro Okamoto Explosion. 2006年)

▼J-L・ゴダール「ウディ・アレン会見」
(Meetin' Woddy Allen 1986年)

この4人の作家はみなそれぞれに非常に個性の強い作家たちなので、
まず彼ら以外の、SF作家や詩人、芸術家、映画監督たちと彼らを
「比較」してみると(「比較」と「収集」は文化人類学の基本的手法です)
その特徴がよくみえてきます。そのうえで、この4人に共通するものを
考えてみてください。ヒントは、近代、文明、社会、西欧、常識、良識、
価値観、前衛、実験、政治、編集、批評などです。

この「文化人類学者になりそこねた作家たち」のものの考え方や作品
には文化人類学者(になった人たち)が、専門的で個別的な研究に
没頭するあまり、しばしば忘れてしまいがちな文化人類学の原点や
原像のようなものをみることができます。もっともそこではそれが、
いくぶんラディカルで、アヴァンギャルドで、クリティカルなかたちで
現れていますが、このラディカル(根本的・過激)であること、アヴァン
ギャルド(前衛的・実験的)であること、そして、クリティカル(批判的・
批評的)であることもまた文化人類学という学問の隠れた面なのです。

そこで次は、先ほどのことばを、さらにより実験的に
こう読みかえてみたいと思います。

d0016471_15467.jpgd0016471_31341.jpg「文化人類学が
どんな学問なのかを知りたければ、
文化人類学を研究している人びとに
なりすましている人たちを
まず見るべきである」
(文化人類学解放講座)


「なりそこねた人たち」がいるところには、たいてい、
「なりすました人たち」もいるもので、たとえば、
映画のなかに、それをみることができます。
そこで、次は、いろいろな映画のなかで
「文化人類学者の役」を演じた人たちの
演技と科白をみてみることにします。

いうまでもなく、それらはすべて、脚色され演出された「ニセモノの文化
人類学者」で、文字どおり「文化人類学者になりすました人たち」で
しかないのですが、そうしたニセモノには「ホンモノの文化人類学者
たち」以上に、また「文化人類学者になりそこねた人たち」以上に、
文化人類学の原点や原像がきわめてはっきりと目に見える
かたちで示されています。
....................................................................................

【自由研究2】人類学者になりすました俳優たちのことばと行動をみる

▼文化人類学者になりすました人びと (jpg/141KB)
映画「Dr.ジャガバンドー」「たたり」「マニトゥ」「人喰族」「食人族」「カバルリ」
「ブレアウイッチ・プロジェクト」「緑のアリの夢見るところ」ほかより

d0016471_9505241.jpg
いかがでしょう。「文明」「西欧中心主義」「自文化中心主義」
「人種差別」といった言葉とともに、それに対する批判的な立場が、
ややショッキングで、かつドラマチックなかたちで示されていたと
思います。これについては今後の講義でくり返しとりあげてゆく
予定ですので、それはひとまずさておき、今回は「文化人類学」
という学問を、抽象的なことばで定義するのではなく、具体的な
目に見える事例を通して考えてみる、ということをしましたが、
これは文化人類学の基本的な方法でもあります。また、文化人類
学という学問を、文化人類学者たちの姿かたちからだけでなく、
文化人類学者になりそこねた人たちやなりすました人たちの姿か
ら考えてみるということをしましたが、実はこんなふうに、一見
すると「いかがわしい」ものや「例外的なもの」あるいは「副次
的なもの」や「周縁的なもの」を積極的にとりあげ、そこから、
ものごとの見えない側面や、当たり前すぎてもはや話題にもされ
ないような前提にもう一度照明をあて、それについて考えなおし
てみるという、このやり方もまた文化人類学の手法なのです。
........................................................................
[お知らせ]
この「なりそこね」と「なりすまし」から、文化人類学という学問を
「考えなおす」という実験は「自由研究」ですので、もしこの問題に
興味をもった人がいたら、これを自分のレポートやゼミの発表、
卒論、修士論文、博士論文、研究助成申請書類、あるいは講義や
シンポジウムなどのテーマにしてもらってかまいません。
アカデミックなコモンズ(共有物)として解放しますので、
どうぞ自由に研究してみてください。
by illcommonz | 2006-04-20 13:19
▼鏡よ鏡よ鏡さん、世界で最も美しい本は、どれ?
d0017381_1264867.jpg明日の講義がおわって、講演原稿を書いて、
パワーポイント講習会をやって、ひととおり
仕事がかたづいたら、これを見に行きます。
今回は、15年分まとめて見れるそうです。
しかもいつもよりたくさん触れるらしいので、
なにがあっても、これだけは見にゆきます。

「世界で最も美しい本1991-2005」
印刷博物館
2006年2月11日(土)~4月23日(日)
開館時間:10時~18時
入場料:無料

ドイツのライプツィヒで毎年3月に開催される「世界で最も美しい本コンクール」。
およそ30カ国から寄せられた700点あまりの、量産のための、さまざまな制約
を乗り越えて生み出された美しい本のなかから、その年の世界で1番美しい本
を選び出す国際コンクールです。本展はこのコンクールの1991年から2005
年までの15年間の受賞図書約200点の書籍をご紹介する世界巡回展です。
ドイツのフランクルトで始まり、ソウル(韓国)、タリン(エストニア)、上海(中国)
で開催され、東京展でフィナーレを迎えます。展示図書のうちおよそ70点は
実際にお手に取ってご覧いただくことができます。
by illcommonz | 2006-04-20 01:27
▼今日うけた仕事は
d0017381_21395628.jpg今日のうちにかたづける。
ということで、一枚あがりです。
どことなくホックニーみたいです。
もともと本職ではないので、
むづかしいことはしない、
レイヤーはいちまいだけ、
基本的に基本に忠実に、
わざと基本をはずす。
これで発注から入校まで
2、3日という仕事がきても
まぁなんとかなるものです。

では、これから明日の講義の準備とゴダールの講演の原稿書きをはじめます。
さて、明日は何のヴィデオをみようかな。

----------------------------------------------------
d0017381_1103288.jpg[追記]
う、うっかり、わすれてました。
ポスターのデザインを検討するために、
いくつかサンプル案をつくるように
いわれていたのでした、ふぅぁぁ、
もう1時か.. .昨日うけた仕事を
昨日のうちにかたづけきれて
なかったのが、くゃしぃなぁ、
といっても、はじまらないので、
つくりました。
by illcommonz | 2006-04-19 21:57
▼ゴーモン社が「スペクタクル社会」を正式リリース
d0017381_1393388.jpgフランスにゴーモンという映画会社があります。
ゴダールの映画の制作配給をやってる会社です。
といっても、アップリンクやイメージフォーラムのような、
インディペンデント・アート系の会社ではなくて、
フランス最大大手で、かつ老舗の映画会社です。
さしずめ日本でいうと、松竹みたいな会社です。

これが登録商標です (ね、花のマークが、松竹みたいでしょ)。

ここは大手の老舗だけに、商売本位なところもあって、興行をあげるために、
かつて、ジャン・ヴィゴの映画「アタラント号」をずたずたにするという悪行を
はたらいたこともありましたが、のちに心をいれかえ、それをもと通りに復元
するということをやってみせて、今度はそのことを売りものにして商売をする、
という、商魂たくましい映画会社です。そのへんのことは、ジャン・ヴィゴの
「ニースについて」についてるDVD特典映像をみると、よくわかります。
たしかに復元された画面はきれいで、つまり、たまに善いこともすれば、
悪いこともする会社ですが、そのゴーモンが、好いことをしました。

「スペクタクル社会」をふくむ、ギー・ドゥボールとシチュアシオニスト・アンテル
ナショナルの映画7作品をDVD化してリリースしました。これがそうです。

d0017381_1395780.jpgCONTRE LE CINÉMA
・Hurlements en faveur de Sade
・Sur le passage de quelques personnes à travers une assez courte unité de temps
・Critique de la séparation

LA SOCIÉTÉ DU SPECTACLE
・La Société du spectacle
・Réfutation de tous les jugements, tant élogieux qu'hostiles, qui ont été jusqu'ici portés sur le film « La Société du spectacle »

IN GIRUM IMUS NOCTE ET CONSUMIMUR IGNI
・In Girum imus nocte et consumimur igni
・Guy Debord, son art et son temps

といっても、こんなパッケージじゃ、なんだかよくわかりませんね。
でも、このトリコロールカラーは、たしかにきれいです。あと、公式
サイトには、本篇からの抜粋映像もアップしてありますが、これも
タイトルとインタータイトルの文字列だけで、やっぱり、これじゃ、
なんだか、よくわかりませんね。

d0017381_13274936.jpgギー・ドゥボール編
映画「スペクタクル社会」(1973年)
LA SOCIÉTÉ DU SPECTACLE
*ゴーモン社による抜粋
つまり、「中身を見たければ、買いなさい」ということなのでしょう。
なにせ、「スペクタクル社会」という本やコトバは知っていても、
そのフィルムはこれまで(オフィシャルな場では)あまり上映される
機会のなかった、伝説のフィルムなのだから、「中身を見たければ、
買いなさい」ということでしょう。このへんがさすがにゴーモンだなと
思います。善いこともすれば悪いこともする。インタヴューなどで
よくゴダールが「ゴーモンときたら...」と愚痴るのも、なるほど
よくわかります。そして、たしかに画面はきれいです。

以前(半年くらい前まで)は、海外のそのスジのサイトで、英語の
字幕のついたムービーデータを自由にダウンロードできたのですが、
それが最近ひっこんでしまったのは、もしかすると、このリリースと
関係しているのかもしれません。たしかに、そのムービーの画面は、
あまりきれいではなかったし、wmp 形式のムービーとはいっても、
合計で900MB以上あったので、今回のDVDのリリースは決して
わるくない話ではあるのですが、とはいえ、お金のない人間にとっては、
なかなか手の届きにくい値段ではあるので、ふぅむ、という感じです。

「ザ・コーポレーション」にしろ、「コヤニスカッティ」にしろ、また、
マイケル・ムーアの映画にしろ、その種のドキュメント映画の中で
効果的に使われている、「ストック・フッテージ」の流用と再編集は、
この映画でドゥボールがやってみせた手法が手本になってるので、
(たとえばレジオは「コヤニス」のクレジットの中で、この映画は
ドゥボールにインスパイアされてできたものだと明記してます)
できれば、こういう作品は、映画づくりのための必修教材として、
「パブリック・ドメイン」にいれてほしい気がします。

でも、さすがに900MB以上あるものを、ここにアップすることは
できませんので、とりあえず、何枚かキャプチャー画像をアップ
しておきます。

d0017381_14403153.jpg
あと、「スペクタクル社会」には、この映画に対する論評をうけ、
それに対するレスポンスとして、ドゥボールがつくった「反駁」、
(正式名は「映画「スペクタクルの社会」に関してこれまでに
なされた毀誉褒貶相ばかばする全評価に対する反駁」)という
「スペクタクル社会」の短縮版のようなフィルムがあって、これは、
20分くらいの短編で、しかも、イルコモンズの私見では、むしろ
こちらの作品の方がよくできているようにおもえるので、これは、
いずれ「文化人類学解放講座」と「イルコモンズアカデミー」で、
「学習教材」として上映したいと思います。

d0017381_14415839.jpg「反駁」1975年
Refutation de tous lese judgement
tant elogieux qu' hostiles sur le film
"La Societe Spectacle"
モノクロ 21分
仏語ナレーション+英語字幕つき
d0017381_14385139.jpg字幕は英語ですが、さいわい、
この本にその翻訳がありますので、
それとあわせて見たいと思います。

ギー・ドゥボール
「映画に反対して―
ドゥボール映画作品全集〈下〉」


われわれは夜に
彷徨い歩こう、そして、
すべてが火で焼き尽くされんことを。
(ギー・ドゥボール)

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d0017381_16314429.jpg[追記1] 下記のフランスのサイトにいけば、
「スペクタル社会」と「反駁」のデータがあります。
ダウンロードしやすいように細切れのビデオ
クリップ(wmv形式)になってますので、
スクリーニングには向いてませんが、
見たことがない方はまずこちらでどうぞ。

Debord vivant.

d0017381_418343.jpg[追記2] 「スペクタクル社会」の「流用法」の
一例として、たとえば、DJ Spooky は、
こんなふうにDJプレイのバックで
スクリーニングしてます。

DJ Spooky @ Sinus Series Basel

d0017381_4335553.jpg[追記3] イルコモンズも昨年、京大・
吉田寮の「post-festum/ante-festum」で、
VJ (「京都連続ビデオ暴行事件」)をやったとき、
使ってみたのですが、クリック・ハウスでもサルサ
でもラヴァーズ・ロックでも、だいたいどんな曲でも
よく合います。
d0017381_454596.jpg[追記4] これもある意味では「流用」の一例。
なお、この落書きについては、イルコモンズ著
「さよなら落書きなき世界」『現代思想』2003年
10月号を参照ください。
by illcommonz | 2006-04-19 14:46
▼[共謀罪] シリアス・マインド・リターンズ
d0017381_01422100.jpg
「人間の自由な精神の活動が
犯罪や処罰の対象になれば、
そのとき精神はシリアスさを
ふたたびとりもどすだろう」
ジャン=リュック・ゴダール
「映画史」4Aより

自民党がまた「共謀罪」の審議をはじめたようです。
 ↓
「共謀罪:衆院法務委、21日に審議入り 野党は強く反発」
 衆院法務委員会の理事会は18日、実際に犯罪行為をしなくても
事前に謀議しただけで罪に問える「共謀罪」を新設する組織犯罪
処罰法などの改正案について、21日から審議に入ることを決めた。
野党側は反対したが、与党側が押し切った。
 共謀罪を巡っては、政府・与党が「組織的な重大犯罪から国民を
守れる」と主張するのに対し、野党や日本弁護士連合会は「話し合
うことが処罰され、内心の自由が脅かされる」と批判している。過去
に2度廃案になり、3度目の提案となった昨秋の特別国会でも継続
審議になっていた。(毎日新聞 4月19日)

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d0017381_110459.jpg[追記1] ゴダールはああいってますが、
もし「共謀罪」が成立したら、
シリアスさだけでなく、こういう
分裂した精神もまたふたたび、
もどってくるはず。
「▼号外・勝訴・イルコモンズさん
共謀罪の適用外」(05年9月25日)

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d0017381_162256.jpg[追記2] 例えば、この妙な格好をした人たち、
数人であつまって、なにやら真剣に話しあい
ながら、いかにも怪しげなことをしてますが、
これはディズニースタジオで、映画「ピノキオ」
のための効果音をつくっているところだそうです。
共謀罪が成立したら、こういう作業もやりにくく
なるでしょうね。
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d0017381_1311441.jpg[追記3] ←この追記だって、ほとんど自己レスのような
ものですから、ひとりでも共謀くらいできます。
それにしても、あいかわらず、コメントのつかない
ブログだなぁ。一年間に464件の記事を書いて、
コメントが61件。構造計算をまちがえたかなぁ。。。
by illcommonz | 2006-04-19 00:33
▼JLG・ザ・セレクター
d0017381_23524263.jpgこないだシアター・イメージフォーラムでやった
ゴダールの「愛の世紀」の講演原稿をもとに、
いま、そのWEB版を編集しているのですが、
ほかの仕事がいそがしすぎて、ちっとも前に
すすみません。いまようやく半分あたりまで
書いたところで、ハルトマンのこの曲がかかる
シーンについて書いてます。

Karl Amadeus Hartmann: Funebre Concerto funebre: Choral

このスローマーチのコラールにあわせて短いトラベリング・ショットがあり、
いったん画面が暗転したあと、映画館のシャッターがゆっくりとひらきはじめ、
そこにマフマルバフの映画「りんご」のポスターが現われるというシーンです。

「アワーミュージック」の講演でも話しましたが、ゴダールは本当に曲選びが
うまいです。しかも曲の一番いいところ、俗にいう「フック」の部分しか使わない。
ためしにこのアルバムを全部通してきいてみるとそれがよくわかると思います。

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d0017381_23522437.jpg[追記] ジャマイカあたりでは、DJのことを
「セレクター」(選曲屋)と呼びますが、まさに
ゴダールはそのセレクターだなと思います。

映画「リア王」での、このラスタマンみたいな
格好がやけによく似合っていたのもそれで納得。
by illcommonz | 2006-04-18 23:52
▼近頃よく、文字組みを
d0017381_1219553.jpgくずして、そそうをしてしまうので、
しばらくのあいだブラウザを
かえてみることにしました。
←これをいま使ってます。
by illcommonz | 2006-04-17 21:57