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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
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四人称複数
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<   2008年 02月 ( 57 )   > この月の画像一覧
▼素人の乱の回顧と展望
d0017381_21332394.jpgもうじき筑摩書房から、松本(哉)くんの本が出るそうだ。河出書房新社からは、「素人の乱」の本が出るらしい。どちらも国内大手の出版社だが、出版企画会議を通すことのできる腕利きの編集者がいれば、どこからだって本は出るということだ。しかも一冊本が出れば、それが担保となって、すぐに別の出版社から別の本が出る、というのが出版の世界の慣わしらしい。逆に一冊目が出そこなうと、次のチャンスはなかなかめぐってこないという。なるほど。それはさておき、河出書房新社から出版される本に、去年の高円寺の区議選(通称「高円寺一揆」)について短い文章を書くことになった。原稿を書くのは、いつもはとても速いのだが、今回は文字数が非常に少なく、その字数ではとても収まりきれないくらい、たくさん書くことがあるので、今日まで書きあぐねてたが、もう〆切なので、文字数オーバーでとにかく書いてみることにした。本に載る時はこれよりずっと短くなってると思うが、せっかく書いたので、明日の「素人の乱12号店」の開店を祝って、ここにノーカット版を全文掲載しておこうと思う。あの日あの場所にいた人たちに読んでもらえたら嬉しいし、本望である。

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▼「素人の乱は前衛である」(文=イルコモンズ)

「高円寺一揆」をドキュメントした映画「素人の乱」を観て驚いたことがある。どこにいても、いつもたいてい不機嫌で愛想のよくない自分が、その映画の中ではまるで子どものように笑って映っていたからだ。それを見て「よっぽど楽しかったのだろう...」と我が事ながらにそう思った。選挙初日の日のブログを見ると、こんなことも書いてある。「もはや事情聴取不可能、再現表象不能。もう二度とありえない景色、そこでしか吸えない空気。とりかえしのつかない解放区。いま・ここにいるやつは、すてきだ、いま・ここにいないやつは、まぬけだ」。事実、あの日あの場所には、思わずそんなことを口走らせるような特別な「何か」があった。ECDが書いてるように、そこは「いるべき場所」であり、そこに「いることができた」ということが、とにかく嬉しかったのだ。それはさておき、「素人の乱」は前衛である。それは選挙演説の中で松本哉が口にした「革命後の世界を先につくるぞ!」という宣言からも明らかで、いつ起きるともしれない大文字の「革命」が起きる前に「革命後の来たるべき世界」を先にこしらえ、なおかつ、それをまんまと生きてしまうという図々しさと大胆さは「前衛」以外の何ものでもない。アナーキスト人類学者のデヴィッド・グレーバーなら、「素人の乱」は未来の政体をあらかじめデモンストレーションする「予示的政治」だと云うだろう。あるいはまた、この「新たな帝国」の時代のどまんなかで、いまだかたちをなしていない、もうひとつの可能な世界を、いま・ここで先に実現し、内在的に生きてしまうやり方を、ネグリなら「先取りの政治」と呼ぶだろう。ところで、かつてマーチン・ルーサー・キングが黒人について述べたように「素人は待てない」のだろうか?いや、そうではない。「芸術が人間を待たずにはじまる」(ドゥルーズ+ガタリ)ように、「前衛の民」である「素人の乱」の社会は「革命」を待たずにはじまるのである。二十一世紀の「フューチャー・ポーヴェラ=貧しい未来」はもうすでにはじまっている。どこで? いまは高円寺で。そしていずれは、あらゆる場所で。そう、あの日、あの場所にあった特別な「何か」とは「先取りされた未来」だったのだ。やがて近い将来、その未来がしかるべき時にその姿を現わしたとき、あの日あの場所にいた僕らはきっと不思議な懐かしさを感じるだろう。こんな歌とともに。「終わらない歌をうたおう、クソッタレの世界のため。終わらない歌をうたおう、すべてのクズどものために。終わらない歌をうたおう、僕や君や彼らのため。終わらない歌をうたおう、明日には笑えるように」。「ウィー・アー・ザ・ユニヴァース!」。一揆はまだはじまったばかりで、おたのしみはまだこれからだ。「素人の未来よ、一歩前に、革命は後からついてこい」。

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[付録01] ネットでよめる「高円寺一揆」の記録
▼イルコモンズ「高円寺駅前炎上」(2007年4月16日)
http://illcomm.exblog.jp/5173147/
▼イルコモンズ「高円寺一揆・外伝」(2007年4月16日)
http://illcomm.exblog.jp/5174906/
▼イルコモンズ「32年目のノック」(2007年4月21日)
http://illcomm.exblog.jp/5179043/
▼イルコモンズ「常識のエイリアン」(2007年4月21日)
http://illcomm.exblog.jp/5213673/
▼イルコモンズ[開票速報] 高円寺一揆区(2007年4月23日)
http://illcomm.exblog.jp/5230102/
▼イルコモンズ[転載] 落選者の勝利宣言(2007年4月23日)
http://illcomm.exblog.jp/5236562/
▼イルコモンズ「高円寺一揆・顛末記」(2007年4月24日)
http://illcomm.exblog.jp/5240744/
▼イルコモンズ「高円寺一揆・補記」(2007年4月25日)
http://illcomm.exblog.jp/5247207/

d0017381_21421768.jpg[付録02] 本・雑誌でよめる「高円寺一揆」の記録

▼ECD『いるべき場所』
(メディア総合研究所 2007年)

▼イルコモンズ
「もうひとつの世界はいつでもとっくに可能だ」
『月刊オルタ』07年5月号


[付録03] その無断転載

▼「高円寺駅前炎上」(2007年4月16日)
「ものすごいものをみてしまった。。。あの噂は本当だった。というか、噂以上のハプニングが起こった。素人の乱とFilastineとECDがいっしょになって駅前で騒いだ。その時、バックドラフトな抵抗の気炎が南口から北口まで吹きぬけ、駅前が燃えあがった。それが、どういうものだったかは、もはや事情聴取不可能、再現表象不能。もう二度と「ありえない景色、そこでしか吸えない空気」、とりかえしのつかない解放区。ただあの時間、あの場所にいたこと、そのアリバイが自慢、この生きたアリバイが誇り。生きててよかった。「いま・ここにいるやつは、すてきだ、いま・ここにいないやつは、まぬけだ」(ある目撃者の証言より)」

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▼「高円寺一揆・外伝」(2007年4月16日)
「素人の乱」による一揆の街宣行動は定刻どおり17:00から開始され、20:00まで続いた。トラックに積んだサウンドシステムにのぼったFilastine の腕には杉並区の選挙管理委員会から支給された「選挙運動員」の腕章がついていた(余談:ライブがはじまる前、「これは何か?」と問うFilastine に「選挙アクティヴィストのパッチだ」と応えると「そいつはイイ、これはもらっていいのか?」という返事が返ってきて、みんなで笑った)。当初、Filastine のプレイは、ワンセット30分の予定だったが、二度のアンコールにこたえて、3セット90分を超えるプレイを行い、Filastine のモバイルPCのハードディスクにメモリしてあった音源がすべて使いつくされたとき、プレイが終わった。プレイ後のFilastine のコメントは「ははは、疲れた、しかし、ナイスだった」、そして「民衆のエネルギーに驚かされた」。だった、という。

 かたや、その男は南口でのライヴの最中にやってきた。「仕事で来れない」と言ってたはずの男がふらりと現場にやってきた。人の言うことを聞かないその男は、自分の言う事も聞かないらしい。その男とは、実在のヒト、ECDである。何をしにやって来たかなど聞くまでもない。ラッパーが現場に手ぶらでやってくるはずがない。ECDは持ってきくしゃくしゃのレコード袋の中から自分のマイクをとりだし、自分でサウンドシステムにプラグインした。「ブブゥゥゥウウンン、ワン・ツー、ワン・ツー、OK!」の、テストぬきで、コールがはじまり、レスポンスがかえる。誰にも真似のできない独特のつんのめるリズムで巨体が路上を跳ね、路上がゆれた。Filastine はすぐにヴォーカルなしのトラックにきりかえ、こんな感じの民衆蜂起系ブレイクビーツの上に、こんなリディムが次々と炸裂した。

「ポッケにロープ、ロック、石ころ、これだけありゃ、何でもできる、
 一発天国、ピクニック、連れてってやるから、ビクビクすんな
 ポッケにロープ、ロック、石ころ、いつもしのばせてうろつく、
 こいつが大人のテクってもんだ。こいつで紀元前、石器時代、
 つれてってやるから、ビクビクすんな」
 (ECD「ロック・イン・マイ・ポケット」(feat.Filastine))

「なんど確かめても残高ゼロ、
 それでも生きてるリビング・デッド
 隣の部屋のゾンビ・イズ・ミー」
 (ECD「ランド・オブ・ザ・デッド」(feat.Filastine))

「言うこと聞くよな奴らじゃないぞ
 言うこと聞くよな奴らじゃないぞ
 職質やめて、殺すな、殺すな」
 (ECD「言うこと聞くよな奴らじゃないぞ」(feat.Filastine))

 サウンドデモのアンセムが一揆のアンセムになり、高円寺が燃えた。「殺すな」のコールの意味が別の意味を帯びて、よりリアルなコールとなってよみがえった。実はこの前日の夜、新宿のIRAで、ECDをゲストに迎えたFilastineのトラベリング・レコーディング・セッションが行われていたので、息はぴったりである。

 サウンドシステムが北口に移動してFilastine の3セット目が終わり、音がやんだとき、MC・ヒカル(高円寺ニート組合)が、ECDにラブコールを送った。「アカペラでやって!!」もちろん「DJは君の期待を裏切らない」。エクスキューズなしに、速攻プラグインして、アカペラで「言うこと聞くよな奴らじゃないぞ」がはじまった。そこに居合わせたかつてのT.C.D.C.のドラムがやけくそなリズムをデリバリーする。

「言うこと聞くよな奴らじゃないぞ、
 働かねえぞ、働かねえぞ、
 職質やめて、職質やめて、
 言うこと聞くよな奴らじゃないぞ」
(ECD「言うこと聞くよな奴らじゃないぞ(アカペラ)」(feat.素人の乱+T.C.D.C.))

 それは遠くからみると、こんな感じ(ヴィデオ参照)だったらしい。説明なしでみたら、ほとんど一揆そのものだが、至近距離でみたそれは、これとはまた景色が違っていて、それはもっと解放的で、祝祭的だった。それはいずれ素人の乱による公式ドキュメント・ムービーでみてみたい。その後、DJ・トラメガ(高円寺ニート組合)によるプレイと赤羽からのラッパー、候補者・松本(高円寺ニート組合)によるスピーチアクトがつづき、「家賃廃止デモ」の後の高円寺駅前での「原住民セッション」を彷彿させるような土着的なもりあがりをみせ、この合法的な選挙/占拠は、選管法が定める8時ちょうどに散会した。その後、RLLによる高円寺一揆のベネフィットTシャツが配布されるなど、ほかにもいろいろおもしろいことがあったが、今は措く。ともかくも初日としてはまったく申し分のないばか騒ぎだった。大切なのは、こういうばか騒ぎによって、見えないものや存在しないことにされてしまってる人びとのいろんな情動や思いを目にみえるものにすることだ。「こういう社会にしたい」というビジョンを、よりリアルなかたちにし、その空気を共有することだ。これはまだほんの地ならしにしかすぎない。一揆は、まだ、はじまったばかりだ。(つづく)」

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▼ECD「いるべき場所」
 「四月の統一地方選で区議に立候補する松本哉氏が選挙運動の名を借りて高円寺駅前をお祭り騒ぎにするという。その企てに僕にラッパーとして出演してほしいという依頼があった。しかし、出演を依頼された四月十五日はあいにく仕事の休みがとれなかった。出演を約束することはできなかったが、その後、石原慎太郎が都知事選でまさかの再選を果たしたこともあって、気分がザワつきはじめていた。四月十五日当日、仕事は予定よりも早く終わった。真っ直ぐ高円寺んじ向かえば飛び入りで参加できる時間だった。レコード袋の中にはそうなることを見越してマイクも用意してあった。僕の胸は高鳴った。四年前、サウンドデモに出かける時と同じ胸の高鳴りだ。この種の行動は最悪の場合逮捕される可能性もある。逮捕されれば仕事はクビ、路頭に迷うことになる。通常のライブでも本番前にはそれなりに緊張するけれど、ライブでどんなに失敗をしたってそんな波乱は起こらない。自分が翌日どうなっているかわからない、そんな事態に立ち向かう前の胸の高鳴り、それを久しぶりに聞いたのだった。
 高円寺駅の改札を出ると南側の出入口のすぐ前にサウンドカーが横付けされ、DJフィラスティンのプレイで数十人のひとびとが踊っていた。僕を見つけた今回の選挙活動の参謀でもある二木信君が「やりますか」と声をかけてきた。僕はうなずいて袋から取り出したマイクのジャックをミキサーに差し込んだ。サウンドカーの前には小田さん他数人が太鼓をたたいていた。T.C.D.C.だ。僕はフィラスティンに声をかけ、おもむろにラップをはじめた。15分ほどラップして一旦終了し、サウンドカーは北口へ移動した。陽が落ちて暗くなった北口駅前の群集は100人を越えていた。しばらくして、司会らしきひとのリクエストで僕はアカペラで「言うこと~」をやることになった。最近のライブではレパートリーから外れていた「言うこと~」は歌詞がうろ覚えで誤魔化し誤魔化しのラップだったが、ひとびとのレスポンスがそれを補って余りあるものだった。コール&レスポンスがあんなに自然発生的に盛り上がったのは自分のライブでははじめてのことだった。」(ECD『いるべき場所』(メディア総合研究所)より)

▼「[開票速報] 高円寺一揆区」(2007年4月23日)
「午前10時30分現在の杉並区議会議員選挙の開票状況をお知らせいたします。
次の開票状況は、午前11時10分ごろの予定です。

[開票速報]杉並区議会議員選挙 【定数48/立候補者69】 4月23日10時30分現在 
 田中朝子    0票
 すぐろ奈緒   0票
 河津りえ子   0票
 井口かづ子   0票
 横山えみ    0票
 ますおか日和 0票
 山田なおこ   0票
 松浦芳子    0票
 小倉順子    0票
 新城せつこ   0票
 松尾ゆり    0票
 奥山たえこ   0票
★松本哉     0票
 松ひさ子    0票
 くれまつ幸代  0票
 吉田あい    0票
 いがらしちよ  0票
 市橋あや子   0票
 青木さちえ   0票
----------------------------
開票率0.00%  合計0票

▼「杉並区議会議員選挙・杉並区長選挙開票速報」より
http://www2.city.suginami.tokyo.jp/poll/kugi/2.asp

杉並区民の「良識」がいまテストされている。
------------------------------------------------------
[続報] 4月23日14時30分現在(開票率95.59%)

★松本哉 1,054票

これで、まんまと「供託金」はとりもどせたので、勝利宣言していいはず。
[続報] 最終得票数1,061で、余裕満々の落選。結果より過程がすべての選挙なので、言うことなし。3年後がまたたのしみだ。」

▼「[転載] 落選者の勝利宣言」(2007年4月23日)
「やいやい!大騒ぎを待ち望む貧乏人諸君!!!杉並選挙作戦は大成功に終わった!!!!!!とんでもない祭りの連続をまんまと成功させ、高円寺近辺をとんでもない空間にしてしまった!ざまあみろ!!しかも1061票の得票を得て、見事、供託金奪還に成功!落選はしたものの、観客動員数で70名中1位に輝くなど、貧乏人一揆の火の手を揚げる事に成功!おまけに、この選挙戦最大の見せ場、最終日の夜も高円寺駅前では4~500人が集まり、自民・公明・山田区長の連合軍を、ぐうの音も出ないくらいに叩きのめしてしまった!!これはすごい!!票にはならない大バカ者集団の恐ろしさを知らしめてしまった!ざまあみろ!!!・・・ってわけで、今回の杉並選挙作戦の圧勝記念&さらなる一揆の決起集会を、これから行ってしまう!場所は素人の乱セピア!やいやい、始まる始まる!!」(松本哉「杉並選挙作戦フィナーレ!!!」より)

d0017381_2233643.jpg▼「高円寺一揆・顛末記」(2007年4月24日)
「のようなものを書きました。これは来月の「月刊オルタ」の原稿として書いたので、いまここに全文を転載することができませんので、一部抜粋して転載します。

イルコモンズに無断で全文掲載します。
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▼イルコモンズ「高円寺の乱 二〇〇七」

 「今の日本経済には、ボッタクリ連中がのさばりまくっている。ひたすら物を作りまくり、売りまくり、そして捨てさせて買い換えさせる事によって、今の日本の経済は成り立っている。せっかく作られたものも、「メーカー→販売店→消費者→ゴミ捨て場」という一方通行で、決して循環する事はロクにない。こんなムダのかたまりの世の中なんか、もうまっぴら御免だ。いまの大量生産・大量消費社会などは蹴散らして、公的なリサイクル事業なんかも含め、「物を大切にする」という、真っ当な世の中にしてしまおう!」「松本哉の主張」より

 「駅前放置自転車の撤去に抗議する「オレの自転車を返せデモ」や「家賃をタダにしろデモ」など、東京・杉並区高円寺で毎回数百人規模の「とんでもない騒ぎ」や「自称・死ぬほどくだらないデモ」を展開してきた「素人の乱」の松本哉が「杉並に貧乏人の一揆を!!」を合言葉に、杉並区議会議員選挙に立候補。「選挙運動」という名のもと、当落そっちのけの一揆騒ぎを高円寺駅前でまきおこし、当初の目論見通り、供託金をとりもどすのに十分な票数を集めて、選挙を終えた。街頭演説には、1999年のWTO会議を中止においこんだ「シアトルの乱」に楽団を率いて参加したフィラスティンや、03年のイラク反戦サウンドデモのアンセムとなった「言うこと聞くよな奴らじゃないぞ」のECDなどがかけつけ、連日、レイヴパーティーさながらの騒ぎとなった。この「高円寺一揆」の背景にあるのは、911以後のテロ対策やセキュリティアップを口実にしたジェントリフィケーション政策と、「トレランス・ゼロ」とよばれる他者に対する不信感と不寛容ですっかり閉塞し膠着しきってしまった街の空気を打ち破り、貧乏でも生き生きと笑って暮らすことのできる場と空気をつくりだそうとする実験だった。今回、選挙という制度を見事にリサイクルして、「高円寺一揆」がやってみせたのは、自分たちが実現したいと思っている社会の姿を、単なる公約として語るのではなく、それを、いま・ここでリアルに体感できるものとして差し出すことだった。松本哉いわく「やりたかったのはまさにこれで、こういう騒ぎを毎日やるのが革命後の世界なんだ」。文化人類学が教えるように、社会的危機の時代には、社会的地位や階級、財産の有無などによって分断された社会が、自由で平等な人間同士の実存的なつながりをとりもどす場が出現し、人類学者たちはそれを「コムニタス」と呼んできたが、駅前で何度も繰り返された激しいモッシュとダイヴは、まさにコムニタスだった。見ず知らずの他人と生ま身でぶつかり合い、お互いの身体を受けとめ合うそれは、一揆後の社会の原型のように思えた」(イルコモンズ「もうひとつの世界はいつでもとっくに可能だ」『月刊オルタ』2007年5月号より)
.................................................................................

d0017381_22175713.jpg
▼「高円寺一揆・補記」(2007年4月25日)
「「月刊オルタ」の原稿では、行数がたりなくて、割愛しましたが、大切なのは、「コムニタス」というのが、疲弊した社会が別の状態にむかってシフトしはじめる、そのプロセスのなかで出現してくるという点で、そのシフトがはたして吉なのか凶なのかは、後の歴史が明らかにしてくれるのを待つしかないのですが、ともあれ、「こんな世界はもうたくさんだ」という情動を共有してる者たちにとっては、「こういう奴らがいるのだから、世界はまだまだ捨てたものではない」という希望を感じさせてくれるできごとだったと思います。少なくとも、あの時間、あの場所では、俗に云うところの「勝ち組」と「負け組」の関係がひっくり返っていたように思います。それが「反(抗する)構造」としての「コムニタス」です。

あと、最終日のことで特に印象に残ったこととしては、ブランニュー・ヘビーズの「ウィー・アー・ザ・ユニバース」がスピンされたとき、リフのところでみんなが頭の上に両手をあげて踊る様子が、まるで「ええじゃないか」の踊りのように見えてしまったということでした。あと、不意撃ち以外の何ものでもない、ブルーハーツの「終わらない歌をうたおう」がかかったときは、さすがにグッときました。それは、こんな歌詞のうたです。

「終わらない歌をうたおう クソッタレの世界のため
 終わらない歌をうたおう すべてのクズどものために
 終わらない歌をうたおう 僕や君や彼らのため
 終わらない歌をうたおう 明日には笑えるように」
 (ザ・ブルーハーツ「終わらない歌をうたおう」)

あと、ラジオ・マルーンの「この街はくさっている」「なぜならバビロンだから」というラスタマン・トークもすてきでした。マルーン・トラツキ提供のセットアップリストは次のとおり。

 01. ロッキーのテーマ(移民の歌)
 02. dance to the people (SLYのパワーソング)
 03. JBの歌(JB追悼)
 04. 大都会(果てしなき夢を追いかける)
 05. サティスファクション(今の社会に満足はできない)
 06. おそうじおばちゃん(労働歌)
 07. オーシャンゼリゼ(革命歌)
 08. セプテンバー(ディスコソング)
 09. I fought the law (私は法律と闘った)
 10. Get up stand up (立ち上がれ)
 11. 涙をふいて

d0017381_22185286.jpgポール・ギルロイのフレーズをもじっていえば、「そこに何人いたかとか、何票はいったかなんてどうでもいい、そのとき、そこで、どんなおもしろいことが起き、どんな音楽が流れていたか、それが重要なんだ」。
by illcommonz | 2008-02-08 22:20
▼素人の公共事業
d0017381_20504472.jpg▼「エンジョイ北中ホール(仮)
についてのお知らせ」

「ただいま素人の乱12号店OPENの準備を進めております。場所は高円寺北中通り10号店シランプリ向かいのビルの2F。階段を上った奥の部屋となります。広さは11坪ほどです。簡単に言えばイベントスペース。映画、芝居、講演会、トークイベント、手品ショー、落語、結婚式、葬式、五木ひろしのディナーショー…などなど、なんでも。Tシャツの作成といった作業にも使える予定。家賃・光熱費は、イベント時の酒等の売上や物販、あるいは貸しスペース代などでまかなう予定。さらに、スペースの横の部屋は出版物を出しまくる出版社などをはじめとした、いろんなもくろみができる事務所(アジト!)。

あした夜7時から「落成式」だそうだ。いくしかない。
by illcommonz | 2008-02-08 20:51
▼疫病が流行るとき
d0017381_20233236.jpg▼「インフルエンザ「新型」
流行への備えは大丈夫か?」

「新型インフルエンザに対する備えは十分だろうか。政府の予測では、新型インフルエンザが流行すると国内で17万人から64万人が命を落とす。入院患者は最大200万人にのぼる。混乱は避けられない。対策の柱は「新型インフルエンザ対策行動計画」と、これに基づく指針だ。拡大を抑え込むため、国民に外出自粛を要請し、入国の検疫を強化する。同時に、ワクチンや抗ウイルス薬を使って、新型インフルエンザウイルスと闘う。すでに、抗ウイルス薬タミフルを2800万人分、現在の鳥インフルエンザウイルスを使って開発されたワクチンを1000万人分備蓄している。だが、限られた薬とワクチンをどう使うか、といった細部はまだ詰まっていない。患者の収容施設や、治療に不可欠の人工呼吸器は圧倒的に足りない。症状を軽減させると期待されるタミフルも、本番では、どこまで頼れるか。今の鳥インフルエンザウイルスでさえ、この薬に耐性を持つものが出ている。海外の状況も踏まえ、与党は、プロジェクトチームを設けて対策の検証に乗り出した。重大な欠陥はないか、厳しくチェックすべきだろう。国際的には、新型ウイルスの監視体制に軋(きし)みが生じている。中国のように、世界保健機関(WHO)への情報提供が不十分な国がある。患者から検出したウイルスを海外に提供するのを渋るインドネシアのような国もある。ワクチンや治療薬開発で、先進国の企業が利益を得ることに不満があるという。大規模な感染症に国境はない。国際協力を進めなければならない。」(2008年2月6日 読売新聞)

これまでのいろんなのケース(地震、台風、原発事故、邦人誘拐など)からも明らかなとおり、この国の政府は「ここ一番」というときに限って必ずトンチンカンなことをする。非常事態に対する対応が遅れるだけでなく、あまつさえ遅れたことを隠そうとする。あるいは、セキュリティや公衆衛生の名のもとに、政府にとって(あるいは薬品会社にとって)都合のいい規制や監視、排除や隔離、管理や登録を押しつけてくるかもしれない。ウイルスが見に見えないことをいいことに、何をやらかすかわかったものではない。人の命を奪うインフルエンザもこわいが、人の自由と権利を奪う「インフルエンザ警察」もこわい。くれぐれも気をつけよう。
by illcommonz | 2008-02-08 20:25
▼変化してゆく生命
d0017381_549264.jpg「病いはひとつの出来事ではなく、
また外から移入された自然でもない。
それは、ある屈折した機能において、
変化してゆく生命そのものである」
(ミシェル・フーコー)

インフルエンザもまた然り。
くしゃみと鼻水がとまった、と
思ったら、今度は熱がでた。
だが、熱が出たときに食べる
アイスは、とてもおいしい。

文字どおり「イルなよろこび」とはこれのこと。
by illcommonz | 2008-02-08 05:51
▼やればできるし、想えば叶う
d0017381_1491238.jpg「パレスチナにはいたるところに隔離壁があります。この壁はイスラエル政府によってつくられました。この壁によってパレスチナの人々は自由に動くことができません。そして24時間体制で管理されています。今、この壁に世界中のアーティストやアナキストがグラフティやステンシル、ポスターなどを描いています。この動きによって、今、パレスチナ・ベツレヘムの隔離壁がひそかな観光スポットになっています。


d0017381_1495766.jpg隔離壁の観光化が進むことによって、世界中にイスラエル政府のパレスチナに対する隔離政策が少しでも伝わると思います。そして、なにより、薄暗い壁を楽しい絵でいっぱいにしてしまうのは、なんともおもしろいことだと思います。そこでわたしたちも、この流れに乗ろうと考えています。絵やポスター、ステンシルなどを今月1月23日までにイレギュラー・リズム・アサイラムに届けてください!時間があまりないですが、どうぞよろしくおねがいします」(志賀直輝)

←隔離壁に描かれたバンクシーのグラフィティ



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d0017381_1531695.jpg「という呼びかけではじまった「ワンダーウォール・キャンペ-ン」。今回、日本でのエージェント役をかってでてくれたRLLのハーポ部長によれば、賛同者は全部で26人。それぞれが思い思いのポスターや絵やステンシルを持ち寄り、ボンドや洗濯糊まで入れると、全部で11kgになったそうだ。しかも今回は「集まったものは全部送る」という「完全無審査制」を採ったという。アンデパンダント展方式だ。

 集まったものをみると、どれが、誰の、なにやら、さっぱりわからないけど、そこがいい。かつてドゥルーズがこう書いていた。

 「芸術とは、まずなによりポスターである。芸術家は、スキノピーティスであるが、違うのは、芸術家なら、自分のポスターを破り捨てるということだ。作家は「知られること」、認められることを望むべきではない。顔をうしない、壁を越え、あるいは、壁をうがち、とても辛抱づよく、壁をすりへらすこと。それ以外に書くことの目的はない」。

 いつの日か、このポスターが「隔離壁」とともに、こっぱみじんになり、この世から消え去ることを願いたい」(イルコモンズ)

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d0017381_337198.jpg「パレスチナの隔離壁を観光化しようという試みではじまった、ワンダーウォールキャンペーン。ハーポー部長が見事に日本で呼びかけてくれた結果、なんと26名の方が参加してくれました。そしてポスターなど作品重量がなんと11キロ!!(のりとぼんど含み)。この荷物がなんと今日受け取ることができました!!いやーよかった。そしてどれもアナーキーで好き勝手でほんと素敵なものばかり。おととい郵便局に荷物を取りにいったときは、なんだかきつく拒否されました。けど今日、コード番号をもって再度いったところ無事にもらえました。もちろん、中身はすべてチェックされていました。空けられて再度閉じられた荷物を空けてみると荷物の中に入ってたボンドが、飛行機の気圧のせいか、もれてまして。それをイスラエルの検閲してくれた方は、きれいに郵便局のビニールでくるんでくれてました。結果作品への被害は最小限に抑えられました。なんとも検閲してくれたイスラエルの役人さん、ありがたやーー。ということで、あとは実行のみ。実行は超極秘で行うため、日程は記さない。今は、独自ルートをたぐって、構成員を徴収中。なんてオーバーですが、うまいことやれるといいです。また、作業が終わったら、一本のショートフィルムにする予定です。こうご期待あれ!」(志賀直輝)

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 そして、2月5日、わたしたちは、26人+α=∞の思いをしっかりとパレスチナの隔離壁に貼ってきました!!!みなさま報告いたします!

d0017381_3561251.jpg 2月4日、作業前日にわたしたちは、エルサレムにあるイスラエル人の若者がボランティアで経営しているインフォショップ兼ライブハウス兼カフェにいってきました。ここには、イスラエルの若者たちがたくさん集まります。パレスチナの隔離壁に反対する若者、徴兵拒否する若者、各地でさまざまな活動している若者たちがいます。

▼DAILA 
http://www.daila.net/

 そして、わたしたちは、彼らにワンダーウォールキャンペーンについて告知を兼ねて、一緒に参加しないかと誘ってみました。さらに、気流舎から送られてきた「PALESTINE ISRAEL MIX IT UP」と妊婦の絵がプリントされたTシャツ撮影のために、誰かイスラエル人でモデルになってくれないか頼みました(この時、現地に16年住む日本人アナキストがうまーく交渉してくれました!!もちろんこの方も今回の活動のメンバー!)。そして、彼らは、メーリングリストで今回の企画を各地のイスラエル人に流してくれました。

 そして、すぐにレスポンスがかえって来ました。一緒に手伝いたい、テレビ局が取材したい。前日の夜中だったせいもあって、取材や手伝いはきませんでした。しかし、Tシャツ撮影のモデルは着てくれることになりました。

 以下レポート

 2月4日、晴れ。ベツレヘムの隔離壁下見にゆく。どこにイスラエル兵が塔から監視しているかをCHECK。さらにどこに貼れば目立つかなどもCHECK。地図作成。簡単なポスター貼り開始。そして前述したようにDAILAにゆく。本番に備えてウォッカで乾杯。記憶喪失。

 2月5日、快晴。二日酔い。本番作業開始。ポスター・ステンシル貼りのメンバーは5人。内、一人はプロ写真カメラマン。もうひとりは今回の企画フィルム担当。3人で作業。パレスチナサイドでのポスターやグラフティはそこまで警戒しなくていいようだったので、警備をつけず。

 作業するとたくさんのパレスチナの人たちがよってくる。また、こどもたちもよろこんでいる。だからスプレーを渡して一緒に作業。鳥さんのステンシルに黒スプレーを塗りつけると、黒カラスの完成。するとみんなにっこり。わたしはほっこり。

 そして、作業をたんたんと続ける。そこへ、昨日連絡をとったイスラエルの若者が到着。イスラエル人がパレスチナへ来ることは一応法的に禁止されている。それでも彼はわたしたちの企画に参加するためにやってきてくれた。

 そして、わたしたちは、「PALESTINE ISRAEL MIX IT UP」の妊婦Tシャツを着てくれるパレスチナ人を探した。当初、もう男でもいいから、とにかくTシャツを着てもらってイスラエル人とパレスチナ人のいっしょの写真でいいんじゃないかと検討した。それに男同士で妊婦のシャツはフリー・ゲイ的にもいいんじゃないかなんて話あった。そんな時、運よく横をパレスチナ人女子大生が歩いていた。すかさず、そこにメンバーのひとりが彼女にTシャツのモデルになってくれとアラビア語で交渉。そして、あっさりと交渉成立!なんと隔離壁の前でイスラエル人若者とパレスチナ人女子学生の2ショットが撮れた!!アイドルファン撮影会のようにみんなで数分間撮影をした。
 
 その後、彼らは隔離壁について語ってくれた。イスラエルの若者は「この壁はなくならなくてはいけない」と語った。そして、パレスチナの女子学生は「この壁のことはあまり考えないようにしている。友達の家族がイスラエル軍に殺された」と語ってくれた。そういえば、ヘブロンのイスラエル入植者のこどもが同じように「友達の家族がアラブ人に殺された」と語っていたのを思い出した。

 そして、ふたりは握手をしてお互いのメールアドレスを交換していた。いつの日かこの妊婦Tシャツのように、イスラエル人とパレスチナ人の間に子どもが誕生する日が来るかもしれない。これは壁と殺しの連鎖を打ち破るひとつの策かもしれない。

 またわたしたちは作業にもどった。作業場所を変えているうちに兵隊のいる塔の近くへ出てしまった。そして塔の兵隊と目があってしまった。とりあえず、避難した。しかし、まぁ大丈夫だろうと判断して作業を継続した。

 夕方5時、ついにわたしたちはすべてのポスターを貼りきる事ができた。充実感と疲労感がどっと出た。そしてわたしたちは固い握手をして宿に帰った。その晩は、本当にうまいウォッカが飲めた。最高の味だった。(志賀直輝)

d0017381_1355031.jpg

[左上]
RLLの「資本帝国の紋章」と
「座頭市」ポスター

[右上]
「PALESTINE ISRAEL
MIX IT UP」の
妊婦Tシャツ





[下]
左から
RLLの「座頭市」ポスター
IRAの「NO-G8」ポスター
イルコモンズの「TDCD」
ポスター
バンクシーのグラフィティ

 今回、この企画に参加してくれた皆さん、IRARLL素人の乱気流舎、イルコモンズ氏、本当にいい企画になりました。ありがとうございます!そしてスポンサーでもあるハーポープロダクション、わたし、今、絶頂中です!!

 わたしたちは、また、パレスチナへ帰り、壁がなくなるその日まで、絵をはり続けたいと思います。そのときは皆さん、またがんがん送ってください!!

それではみなさーん、最後に!

いーち にーい さーん 

WE ARE EVERYWHERE!!

追伸 現在、ビデオクリップ製作中。また、写真家の撮った写真も即日公開いたします!しばしお待ちを!送ってくれた方のすべてみれるようにがんばります!
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「アナーキストで・よ・か・っ・た。」と思った日、2008年2月6日。

(おまけ)
http://www.youtube.com/watch?v=ldJWOm73kSc
by illcommonz | 2008-02-07 01:43
▼クラウンアーミー・スタディーズ
d0017381_2433353.jpgいま、アナーキスト人類学者として、
英国の「クラウン・アーミー」について
研究しているところであるのであるのだが、
おそらくモデルのひとつはこれであろう。

「ベスト・オブ・モンティパイソン」
(1989年)

スティーヴ・マーチンはパイソンズについて、こう語っている。

「60年代後半、ひとつのコメディ集団が誕生しました。独創的で、奇妙で、新鮮。
喜劇界に革命をもたらしました。聡明、知的といってもいい、とにかく大人気。
巧妙で、そのうえシンプル。危険、だが暖かい。視覚的、だが文学的でもある。
寛大、高潔、アナーキー。そしてなによりおもしろい、すごくおもしろい。そして、
くだらない。モンティ・パイソン、いかれた連中です。」

本当にそのとおり。アナーキーで、すごくおもしろい。しかし、いまだに理解
できない不条理なコントもたくさんある。文部科学省から「基盤研究A」の
研究助成金をとって研究を続けたいものだ。
by illcommonz | 2008-02-06 02:44
▼会田誠だけが、
d0017381_2163012.jpgウェブマガジン「REAL TOKYO」がようやく
「渋谷246ギャラリー」のことをとりあげた。
といっても、とりあげたのは、美術ジャーナリストや
美術評論家ではなく、会田誠が1月30日付けの
「昭和40年会の東京案内」でとりあげた。
下記の通り、前編と後編の二回に分けて書くようだ。

「第63回:東京のアート?【前編】」会田誠
「前回の『東京のアート』 で紹介した“未来美術家”遠藤一郎くんが千葉の家に遊びに来て、面白い話を聞かせてくれたので、それについて書いてみます。全部「又聞き」だから詳しくはないのですが。(続きはここからどうぞ)


もう一度、書く。ウェブマガジン「REAL TOKYO」がようやく「渋谷246ギャラリー」のことをとりあげた。といっても、とりあげたのは美術ジャーナリストや美術批評家ではなく、会田誠がとりあげた。前編と後編の二回に分けて書くようだ。

しつこく、もう一度、書く。ウェブマガジン「REAL TOKYO」がようやく「渋谷246ギャラリー」のことをとりあげた。といっても、とりあげたのは美術ジャーナリストや美術批評家ではなく、会田誠がとりあげた。前編と後編の二回に分けて書くようだ。
by illcommonz | 2008-02-06 02:20
▼一蹴できない事件
d0017381_1323229.jpg
「アルカイダ犯行説に疑義=同時多発テロ、政府は一蹴」
 政府は1日の閣議で、2001年9月の同時多発テロに関し「事件はアルカイダによるものと判断している」とする政府答弁書を決定した。アルカイダ犯行説に疑義を呈した民主党の藤田幸久参院議員の質問主意書に答えた。同時多発テロをめぐっては、米政府の自作自演などとする「陰謀説」が一部にあるが、こうした見方を一蹴(いっしゅう)した形だ。 藤田氏は質問主意書で(1)米情報機関が事前に事件の情報を入手していたとの指摘がある(2)国防省に突入した旅客機のエンジンの残骸(ざんがい)がほとんど発見されていない-ことなどを列挙。「政府は当事者意識を持って、事件の真相について国民に明らかにすべきだ」と迫っている。これに対し、政府答弁書は米独立調査委員会の報告書などに沿って「(米情報機間は)危険情報は入手していたが、計画が機略的で事件防止には至らなかった」などと反論した。(時事通信社 2月1日)

d0017381_1332129.jpg←この映画をみてたら、
少なくとも「一蹴」はできないはず。

「ペンタゴン蒸発した機体と遺体」
(「ルース・チェンジ」より)

「陰謀説」という呼び名につきまとう
胡散臭さにまどわされて、これを
ちゃんと見てないとしたら知的怠慢
だと思う。

なんならDVD持ってるので、
誰か一緒に上映会やりませんか?
(気流舎の加藤くん、どうですか?)

▼「ルース・チェンジ/セカンドエディション」
脚本・監督:ディラン・エブリ、
プロデューサー:コリー・ロウ、
ジェースン・バーマス
制作:ラウダー・ザン・ワード

「Loose Change シリーズは、911事件の公式発表に異論を唱えた数々のドキュメンタリーの中で、世界でもっとも多くの人に観られ、影響を与えている作品だ。ニューヨークの20代前半の若者3人が制作し、著作権を放棄してネットで無料ダウンロードを奨励している、という点でも話題を集めている。「今まで政府の公式発表を信じていた。しかし、Loose Change を観てしまったら、考え方を変えざるを得なかった」というアメリカ人に多く出会った。911事件を理由に始まり、数知れない無実の犠牲者を生みつづけている「対テロ戦争」を終わらせるために、あなたも立ち上がってほしい。」
by illcommonz | 2008-02-06 01:40
▼I.N.B.の軌跡
I.N.B.の未発表音源を収録した「NO-G8コンピレーションCD」のリリースにあわせて、I.N.B.の映像をYouTubeにまとめて3本アップしました。2番目と3番目のものは、
2005年スコットランドでのG8サミット抗議行動のときのもの。


d0017381_185698.jpg
▼I.N.B. - History 1999-2006
http://www.youtube.com/watch?v=OBABeVtB7ek
The Infernal Noise Brigade is a 15-piece mobile sound ensemble, a hybrid marching band and drum corps, internationally active in the furtherance of popular liberation for five years. First organized in 1999 to provide the soundtrack for actions during the world trade organization meetings in Seattle, the INB marched through clouds of gas and hails of rubber bullets without dropping a beat. The INB sound combines elements of drumline, taiko, Mughal and North African rhythms, elements of Balkan fanfares, breakbeats, and just about anything else.

d0017381_193099.jpg
▼I.N.B. - JaHelo
http://www.youtube.com/watch?v=teDzDINjEyM
On wednesday july 6th, the first day of the Gleneagles G8 summit in Scotland, thousends of demonstrators reach the fences around the Gleneagles Hotel. Video with music from the Infernal Noise Brigade.

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▼I.N.B.- Ou La Liberte
http://www.youtube.com/watch?v=J-62nM5dSt4
Infernal Noise Brigade.Filmed from on top of a bus stop outside the forest cafe Edinburg 2005.The Infernal Noise Brigade officially disbanded on July 29, 2006.

【日本語解説】
 「The Infernal Noise Brigade (以下「I.N.B.」) は、シアトルのワシントンをホームグラウンドとする音楽集団で、1999年のWTO(世界貿易機構)会議に対する抗議行動に参加するため結成された。以来7年間にわたり、2000年にプラハで行われたIMF(国際通貨基金)/世界銀行の総会をはじめ、2003年メキシコのカンクンでのWTO会議、2004年ニューヨークでの合衆国共産党全国大会など、いくつもの大規模な抗議行動に参加してきた。その一方で、ホームグラウンドであるシアトルでの数多くのイベントにも参加してきた。2005年7月には、ヨーロッパ・ツアーの一環として、スコットランドでの第31回G8サミットに対する抗議行動に参加し、この際、イギリス、ドイツ、オランダ、ベルギー、オーストリアなどにも遠征した。
 I.N.B.のWEBサイトでは、その音楽を「ドラム・ラインやタイコ、ムガール地方や北アフリカのリズム、そして、バルカン半島の祝祭音楽やブレイクビートなど、そのほか何でもあり」の結合であると紹介している。I.N.B.は政治的な抗議行動(しばしば対面戦を含む)の際に行われる無料のパフォーマンスでよく知られているが、音楽祭やクラブのギグなどで演奏することもあり、そこでは混成的な音楽集団として登場する。
 クリストファー・フリッツェルは、シアトルのアート系新聞「ザ・ストレンジャー」に掲載されたI.N.B.の「訃報」に次のように記している。「最も重要で、かつドラマティックな出来事は警官隊との攻防戦」であり、I.N.B.は「WTOに対する抗議者たちに活力と結集力を与え、写真映りを好くさせることに関しては、本当に頼れる存在だった。彼らのバーティーと抗議に共通するのは、情熱と刺激と楽しさ、そして「どんなことだって起こり得る」というゾクゾクする感覚であり、それは解放の教訓だった。」
 I.N.B.とヨーロッパツアーを共にしたフリッツェルは、ツアーのレビューのなかで「メンバーたちは変名を使っていた」と書いている。ひとつにはそれは「I.N.B.のミステリーを保つため」であり、またバンドのメンバーが雇用主に身元を知られないようにするためであった。バンドのメンバーに、プロのミュージシャンはほとんどいない。たとえばフリッツェルがヨーロッパ・ツアーを共にしたメンバーの名前は次のとおりである。アネマ、アトミカ、B.Q.(*バンドでの名はレッド・ドットだが彼女をそう呼ぶ者は誰もいない)、ブラー・ザン・ユー、ブック・ワーム、ブラスベル、D.P.プンカス(*フルネームは「ドレッド海賊プンカス」だが紙面ではD.P.プンカスと書いてほしいとのこと)、DKパン、フラッシュ、グレイ・フィラスティン、ホットパンツ、アイス・フロッグ、インフェーズ、メゴ、ミルドレッド、ミスター・ローズ、プロフェッサー、ラモーン、サツマ、スクンク、スパイダー、そしてバイオレットである。なお、I.N.B.は公式には2006年7月29日に解散したことになっている。」

【レビュー】
「アメリカ合衆国の内政干渉主義に抵抗するゲリラ活動家…世界中を放浪する辣腕打楽器奏者…確実なスキルとオリジナルなアイデアを持ったトラックメーカー/ プロデューサー…DJ/RUPTURE、DJ BAKU、SHIRO THE GOODMAN大絶賛」

「REBELで、本物のストリート。生と打ち込みのテクニックも半端ではないし参加しているMC、シンガーもほとんどがまだ知らない連中だけどどれも気になる。活動家の彼が全てストリートから引っ張ってきたんじゃないか?最近僕は彼の拡声器から何が出るのかが気になってる....。」-DJ BAKU (DIS-DEFENSE DISC)-

「言葉の問題もあって、そのポリティカル(と思われる)なメッセージは届きにくいけれども、聴いているだけで十分にきな臭い雰囲気と妖しさが伝わってくるミドル・イーストダンスホール&ヒップホップ。といっても「イースト」は「やつら」から見た「イースト」だから「ポスト・ワールド」を標榜する彼らにとっては意味を成さないのかも。」-櫻井 まこと(TOWER RECORDS SHIBUYA)-

「ヒップホップの躍動をベースにドラムンベース、バングラ昨今もてはやされるバイレファンキを丸呑み。ブーツィーに尻を揺らしたかと思えば、アーバンなダウンビートで腰を落ち着かせる。ビート・ノイローゼに聴く/効く安定剤。」-徳重 孝(HMV SHIBUYA)-

「世界各地の民族音楽とエレクトロニカ通過後のヒップホップの組み合わせの妙が云々・・・とかどうでも良くて。これは雑食性の高い"ミュージック・パッカー"がラップ・トップで奏でる、現代の一人ジプシー音楽である。」-上田利英(Dance Music Record)-

http://mixi.jp/view_community.pl?id=1567596より
by illcommonz | 2008-02-06 01:21
▼パレスチナ便り
d0017381_0214297.jpg▼「ワンダーウォールキャンペーンいただきました!」
志賀直輝

「パレスチナの隔離壁を観光化しようという試みではじまった、ワンダーウォールキャンペーン。ハーポー部長が見事に日本で呼びかけてくれた結果、なんと26名の方が参加してくれました。そしてポスターなど作品重量がなんと11キロ!!(のりとぼんど含み)。この荷物がなんと今日受け取ることができました!!いやーよかった。そしてどれもアナーキーで好き勝手でほんと素敵なものばかり。おととい郵便局に荷物を取りにいったときは、なんだかきつく拒否されました。けど今日、コード番号をもって再度いったところ無事にもらえました。もちろん、中身はすべてチェックされていました。空けられて再度閉じられた荷物を空けてみると荷物の中に入ってたボンドが、飛行機の気圧のせいか、もれてまして。それをイスラエルの検閲してくれた方は、きれいに郵便局のビニールでくるんでくれてました。結果作品への被害は最小限に抑えられました。なんとも検閲してくれたイスラエルの役人さん、ありがたやーー。ということで、あとは実行のみ。実行は超極秘で行うため、日程は記さない。今は、独自ルートをたぐって、構成員を徴収中。なんてオーバーですが、うまいことやれるといいです。また、作業が終わったら、一本のショートフィルムにする予定です。こうご期待あれ!」
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無事の成功だけを祈る。

ワンダーウォールキャンペーン
by illcommonz | 2008-02-06 00:37