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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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by illcommonz | 2008-04-24 02:14
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by illcommonz | 2008-04-24 02:03
▼ECDに幸あれ
d0017381_016811.jpg「私のおじさんの、他の人間たちに対する最大の不満は、自分がしあわせなのに、それに気づいてない者たちが多すぎる、ということだった。ある夏、わたしはおじさんと一緒に、りんごの木の下でレモネードを飲みながら、あれこれ、とりとめもなくおしゃべりをした。ミツバチが羽音をたてるみたいな、のんびりした会話だ。そんなとき、おじさんは、気持ちのよいおしゃべりを突然やめて、大声でこういったものだ。「これがしあわせでなかったら、他にどんなしあわせがあるっていうんだ!」。ここでひとつ、みなさんにお願いしておきたいことがある。しあわせなときには、しあわせなんだとどうか気づいてほしい。「これがしあわせでなかったら、他にどんなしあわせがあるっていうんだ!」と、そう叫ぶなり、つぶやくなり、考えるなりしてほしい。」(カート・ヴォネガット)

このふかふかの布団にくるまれたECDの顔はこう云っている。「これがしあわせでなかったら、他にどんなしあわせがあるっていうんだ!」。そして「IN THE PLACE TO BE!=いるべき場所!」とも。ECDのラップを聞き、自伝を読み、そして「WE ARE ECD+1」の連載をリアルタイムで読んできた人間や友人たちなら誰だってそう思うはずだ。イルコモンズもそう思ったので、ヴォネガットを引用したメールを書いて贈った。云いたいことはひとつだけ。どうかどうか、おしあわせに。もっともっと、おしあわせに。ECDに幸あれ。

[追記]「WE ARE ECD+1」をまだ読んでなかった方は、ぜひ「寿命」→「家族」→「宣告」→「生活」→「進展」とはじめから順番に読まれることをおすすめします。

▼「WE ARE ECD+1」
http://www.public-image.org/column/ecd/
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by illcommonz | 2008-04-24 00:21
▼大学の教師にも伝えたいこと
d0017381_013018.jpg「単元学習というのは、もっと「身をもって指導する」ことなのです。「身をもって」ということは、もっとほんとうにからだを動かして、口だけでなく、手も足も使って、ということです。たとえば、意見文を書くという場合、自分たちの生活から、何か考えのあること、人に訴えたいことを見つけて書きなさい、などと云われます。そういう言い方で、指導するだけでなく、ちゃんと子どもたちがタネを持てるように指導すべきです。子どもがいま考えたらいいこと、考えるべきこと、考えて書けば甲斐のあること、そういうことを見つけて、もちろん、「これを書きなさい」というのは、昔のことばで、単元学習のことばではありません。そんなおしつけがましいことばで言う教師はいません。見つけたものを見せるだけです。それが手びきです。その中から子どもが拾ってもよし、それがヒントになって何か他のことを書いてもいいのです。けれでも、書くタネを十分与えるということ、それを見ただけで書く意欲に燃えるようなものを出す。また、書いてもつまらないということのない、値打ちのあるものを提出するということが、教師の仕事だと思います。それが身をもって教えるということの、一例です。教師が子どもと一緒に生きている人間として、何を拾ってみせられるかということが、教師の力です。教師が子どもの数を超える、たくさんの題材を拾ってみせるのです。」(大村はま「日本の教師に伝えたいこと」

アフリカでフィールドをやっていた時も、美術館でインスタレーションをつくっていた時も、「文化人類学解放講座」や「イルコモンズ・トラベリング・アカデミー」そして、この「イルコモンズのふた」をやっている今も、やってることは同じ。ただ「拾ってきて・見せること」。ちがいは、それがフィールドデータだったり、ジャンクだったり、資本主義の廃物だったり、教材だったり、YouTube映像だったり、詩だったりするだけのこと。論文でもなく、作品でもなく、著作でもなく、そして表現や教育ですらなく、やりたいのは「単元づくり」。それをただ、身をもって場所とメディアを移しながらやるだけのこと、ただそれだけ。「ことは単純に、しかし、工夫は豊かに」。ただそれだけのこと。「さて、今日の単元はうまくいっただろうか?」。教育実習4年目の春に想う。教室はまだないが、教室はどこにでもある。教室はメディアであり、いまは教室がメディアである。

[追記] ケニアのシャーマンたちのもとでシャーマニズムを学びながら、いまもまだ依然として人類学者にはなりそこねてはいるが、でも、このまま続けてゆけば、いつか「メディア」になれるかもしれない。そもそもシャーマンは霊媒=メディウムなのだから、もし「メディア」になれたとしたら、それなりに筋は通っている。ケニアでシャーマンたちが身をもって教えてくれた単元学習はちゃんと生きている。今にして思えば、よい「野の教育」を身につけさせてくれたと思う。
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by illcommonz | 2008-04-24 00:13
▼おいしかったコーヒーの真実
d0017381_1441424.jpg▼「おいしいコーヒーの真実」(原題:Black Gold)

[監督] マーク・フランシス ニック・フランシス
[出演] タデッセ・メスケラ
2006年 イギリス=フランス 78分

[解説]「コーヒーは世界で最も日常的な飲物。全世界での1日あたりの消費量は約20億杯にもなる。大手企業がコーヒー市場を支配し、石油に次ぐ取引規模を誇る国際商品にしている。私たちは「おいしいコーヒー」にお金を払い続けている。しかし、コーヒー農家に支払われる代価は低く、多くの農家が困窮し、農園を手放さなくてはならないという現実。一体なぜ?このパラドックスが最もよく現われているのが、コーヒーの原産国エチオピアだ。その原因は、国際コーヒー協定の破綻による価格の大幅な落ち込み、貿易の不公正なシステム。農民たちは教育を受けることも、食べることもままならず、貧困にあえいでいる。エチオピアでは毎年700万人が緊急食糧援助を受けており、緊急支援に依存せざるを得ない状況にある。しかし、アフリカの輸出シェアが1パーセント増えれば年間700億ドルを創出できる。この金額はアフリカ全体が現在受け取っている援助額の5倍に相当する。必要なのは援助ではなく、自立を支援するためのプログラムなのだ。エチオピアの74,000人以上のコーヒー農家を束ねるオロミア州コーヒー農協連合会の代表、タデッセ・メスケラは、農民たちが国際市場で高品質で取り引きされるコーヒー豆の収穫のために奮闘するかたわら、公正な取引(フェアトレード)を求めて世界中を飛び回る。コーヒー産業の実態を暴きながら、貧困に苦しむコーヒー農家の人々を救おうとするタデッセの戦い。生産者、企業、消費者。コーヒーが飲まれるまでの道のりに、深いドラマがある。1杯のコーヒーを通して、地球の裏側の人々の生活と世界の現実を、あなたは深く知ることになるだろう。」

[予告編] http://www.youtube.com/watch?v=1ZtSo9gje9E
[公式サイト] http://www.uplink.co.jp/oishiicoffee/

アップリンクで映画「おいしいコーヒーの真実」のプレス試写をみてきた。こないだ見た「いのちの食べ方」とはずいぶん対照的なつくりになっていた。「おいしいコーヒーの真実」には、タデッセという主人公がいて、アンフェアなトレードをめぐる統計データが示され、そして全篇にわたって音楽がつけられている。映画は、スターバックスをはじめとする巨大コーヒー産業と市場経済によって翻弄され、踏みつけにされているエチオピアのコーヒー農園の人びとの惨状を伝える。おいしいコーヒーを啜る人々とそのコーヒーのために苦渋をなめさせられている人々という対置法で映画は進んでいく。はじめはドキュメント映画にしては、音楽がややメランコリー的に過ぎると思えなくもなかったが、しかしそれも、いま・そこにある惨状を知れば、決してオーバー・ディレクションとは云えないだろう(特にエンディングの"うた"は胸にせまるものがあった)。また、こうしたドキュメントの場合、下手すれば「アフリカ=虐げられたかわいそうな人たち」という図式をただ再生産するだけに終わる危険性があるが、この映画ではタデッセというエチオピアのコーヒー・アクティヴィストの活動を主軸に据え、「フェアトレード」というオルタナティヴを示すことで、変革の可能性と希望を描いてみせていた。そこに「ジャマイカ・楽園の真実」や「ダーウィンの悪夢」とのちがいを感じた。後半に「2年前の出来事」として、2003年メキシコのカンクンで開かれたWTO(=世界貿易機構)総会のシークエンスが回顧的に挿入されていた。それまで「グリーンルーム」での密室交渉(密談)からしめだされてきたカリブ・アフリカ諸国の代表団たちが一致団結して立ちあがり、総会を「交渉決裂」にもちこんだ会議だ。この一致団結の背景には、カンクンでの反WTOデモで抗議の割腹自殺を図ったイ・ヨンヘの死があり、この死の抗議がカリブ・アフリカ諸国の代表団の心を動かしたと伝えられているが、映画はそこにはふれてなかった。ともあれ、このシークエンスからは、いかにWTOが不公正な国際機関を知ることができるし、グローバリズムへの抵抗の所在を示唆している点でもよいと思った。また、映画の中盤、飢餓にあえぐエチオピアのシダモ地方のシークエンスがあった。この作品は2005年に制作され、2006年に公開された映画なので、この映画公開直後の2006年秋から2007年春にかけて、このシダモの飢餓をめぐってエチオピア政府とスターバックスのあいだで起きた「シダモ事件」のことが取り上げられなかったことが惜しまれる。

*スターバックスの「シダモ事件」については、こちらをどうぞ。

d0017381_148142.jpg▼ビリー神父によるスターバックスの邪悪なレジの悪魔祓い
http://illcomm.exblog.jp/5434654/
▼ビリー神父の悪魔祓いによるスターバックスの改心
http://illcomm.exblog.jp/5478446/

もしこの事件がとりあげられていれば、シダモの飢餓の場面がより強い意味をもち、なおかつ、スターバックスという企業の非道ぶりが明らかになったはずである(パンフレットに掲載されている製作者の談話によると、映画公開時にもスターバックスはこの映画に対するネガティヴ・キャンペーンを行ったそうである。スターバックスは本当に悪魔にとり憑かれているんじゃないのか?)

終映後、アップリンクのスタッフの人たちと話す機会があったので、去年のクリスマスにビリー神父の活動を描いたドキュメント映画が公開されたので、ぜひこれを、今年のクリスマス/バイ・ナッシング・デーにあわせて日本でも配給してもらいたいと頼んできた。実現するとうれしい。もし公開にあわせてビリー神父を日本に呼ぶことができたら、今年のバイ・ナッシング・デーは大いにもりあがるだろうし、クリスマス粉砕鍋集会とビリー神父の悪魔祓いがジョイントしたら、大変なことになる。それだけで一本、映画ができるだろう。

▼「WHAT WOULD JESUS BUY?」(2007年 日本未公開)
http://www.youtube.com/watch?v=sGi21YQFjMM

▼What Would Jesus Buy? (SXSW Starbucks Protest)
http://www.youtube.com/watch?v=zMQetYjbH5s
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by illcommonz | 2008-04-23 14:09
▼はやくしないと講義がはじまる
【メンテナンスのお知らせ】

いつもエキサイトをご利用いただき、誠にありがとうございます。
ただいま、サーバーメンテナンスのため、エキサイトブログの
サービスを一時停止しております。

【メンテナンス時間】:2008年4月23日(水曜日)1:00AM~9:00AM
(作業状況により、遅れることもございます)

※終了予定時間を過ぎましたが、現在メンテナンス作業は続いております。

ご迷惑をおかけしますが、今しばらくお待ちください。
ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

      ☆ チン

       ☆ チン  〃  ∧_∧
        ヽ ___\(\・∀・) まだー?
            \_/⊂ ⊂_ )
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
       |いるこもんず |/


※サーバーのメンテナンス処理に想定以上の時間がかかっております。
現時点での終了予定時刻は昼過ぎを想定しておりますが、遅れることも考えられます。
皆様にはご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承下さい。
4/23 AM10:00更新


      ☆ チン チン チン チン

       ☆ ドンツク〃  ∧_∧
        ヽ ___\(\・∀・) まだー?
            \_/⊂ ⊂_ )
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
       |ドラムが好き。 |/
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by illcommonz | 2008-04-23 13:55
▼経団連のメイ・デー・デモ
d0017381_21361949.jpg「来たる5月1日、いよいよ高円寺でデモを行ってしまう!言わずと知れたメーデーの日日本各地でデモが巻き起こるのに高円寺で起こらないわけがない!高円寺のマヌケな連中が、またしても街頭に出てしまう!詳細はまた後日。続報を待て!!!さらに、その日の夜から、インターネットラジオ「素人の乱」火曜日の貧乏人大反乱放送(いま休止中だった)が復活!しかも、日本・世界各地と繋ぎ、各地のマヌケな貧乏人の騒動具合を聞きながらの放送!これは大変なことになる!!22:00~23:00放送予定だが、つなぐ都市が増えてきた場合は21:00スタートになるかも!また、その放送は素人の乱12号店を使っての公開放送になる可能性大。→これも、続報を待て!!」(松本哉)

メイ・デーといえば、もちろん5月1日に決まっている。正月といえば、1月1日と決まっているのと同じくらい、これは断固として動かせないものだ、というか、正月はいいとしても、メイ・デーだけはゆずれない。誰が何と云おうと、メイ・デーは5月1日である。水曜だろうと木曜だろうと、そんなこと知ったことではない、とにかく5月1日がメイ・デーであり、この日は一年に一度の労働者の祭典、はたらく者たちのお祭り(=ばか騒ぎ)の日である。ウソだと思うなら、ユーロ・メイデーのポスターやチラシをみてほしい。どれもたのしそうである。まるでサーカスのようである。「メイ・デーが街にやってくる!」という感じがして、とてもよい。

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ユーロ・メイ・デー
(2004-2007)
ネグリが云うように、いまのこの時代、労働は工場やオフィスでのワークのみならず、いまや僕らの生活全般が労働と化しているので(たとえば消費労働・余暇労働・娯楽労働)、定職があろうがあるまいが、みんなプロレタリアートでありプレカリアートである。

ということで、今年は高円寺のメイ・デーに参加しようと思い、昨晩、その話を聞いたのだが、聞くなり、大笑いした。

d0017381_21375353.jpg今回のメイ・デーのデモの主催申請者名は「経団連」(高円寺で素人の乱を営む経営者の団体)だという。ははははは、経団連主催のメイ・デー・デモなんて史上初だろう。そもそも日経連(現在は経団連に統合)が1995年に出した提言が今日の非正規雇用の元凶であるという説もあるくらいで、大企業経営者の集まりである経団連は、いわばプロレタリアートにとっても、プレカリアートにとっても共通の敵である。それがメイ・デーのデモを主催するというのだから、おかしすぎる。

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あまりおもしろいので、ただ参加するだけではなく、DJをやることになった。なにしろメイ・デーはお祭りなので、むずかしいことは考えない。「つながず、こすらず、かぶせず」、ただひたすら路上のベースアップを要求するアップリフティングなアンセム10連奏にしようと思う。なにせせ、お祭りなのだから。

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▼高円寺一周デモ
労働にあまり興味が無い奴らのメーデー
時間:2008年5月1日(木)19:00
場所:高円寺周辺のどここかから(原文ママ)start
ダンスパフォーマンス:Baby-Q
DJ:イルコモンズ
ちなみにwikipedia によると、「経団連の会長は「日本の中心となる産業」の「中心となる企業」のリーダーから選ばれる傾向にあり、会長は俗に財界総理とも呼ばれ、日本の民間人としては唯一、警察官から身辺警護を受けられる」というので、このさい高円寺経団連も身辺警護を要請してみてはどうだろうか。
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by illcommonz | 2008-04-22 21:42
▼「文化人類学解放講座」[単元1] スウェットショップ
d0017381_2042746.jpg[単元1] スウェットショップのこと

▽スウェットショップがもどってきた
「スウェットショップ」という言葉は、1800年代終わりごろに米国で生まれた。この言葉が示すのは、労働者を人間の限界まで働かせてできるだけ利益を搾り取ろうとする工場の厳しい労働環境と非人間的な処遇のことで、しばしば下請け会社の状況を指している。20 世紀初頭、100人以上の縫製工場労働者の悲惨な死が米国の大衆ゴシップ紙上をにぎわし、「スウェットショップ」はよく聞かれる言葉になった。1911年 3月25日、ニューヨークのアッシュビルの9階にあるTriangle Shirtwaist社から出火した。ミシンが所狭しと並んだ狭い通路やひとつしかない階段から脱出することができず、146人の労働者が焼死したり煙に巻かれたりして死亡した。中には、運を天に任せてビルから飛び降りる人もいた。飛び降りてくる若い女性や少女たちをネットで受け止めようと試みていた消防士と群衆の上に、人間が落ちていった。

▽グローバル化と自由貿易
その後、数十年間、特に第二次世界大戦後は、政府の規制と組合組織のおかげで工場の労働環境には著しい改善が見られた。この時期、すべてとは言えないまでも、北米の縫製工場の労働者たちの多くは安定した雇用を享受し、比較的まともな労働条件で働いていた。しかし、それも長くは続かなかった。今日、生産コストが高いと考えられているメキシコやタイなどの国々では、労働者が大量に解雇される事態が起きている。ほとんどの生産が中国とインドにシフトする一方で、バングラデシュなど他の貧困国は格安の人件費によって受注を引き付けている。

2005 年4月11日、午前1時、バングラデシュの首都ダッカのサバール地区にあるSpectrum Sweater社とShahriar Fabrics社の工場が入居している9階建てのビルが崩壊した。労働者64人が死亡、数十人が負傷し、数百人が仕事を失った。ビルががれきと化すたった 16時間前、ビルの柱に亀裂が入っていると労働者たちが訴えていたばかりだった。ビルの基礎部分は不十分な造りで、建築許可も明らかに下りていなかったにもかかわらず、もともとあったビルに5階分のフロアが増築されていた。さらに状況を悪化させたのが、4階と7階に設置されていた重量のある機械である。

ヨーロッパの多くの大手小売企業がSpectrumの工場に衣料品の製造を委託していたが、どの企業もこの構造と安全衛生の問題を見つけ出すことができなかった。「4月11日の悲劇の原因は怠慢である」。バングラデシュの女性労働者団体Karmojibi Nariの代表のShirin Akhterはこう語った。「それは事故ではなく殺人です」

私たちは高校や大学で講演を行ったが、その実態は彼らにショックを与えた。超低賃金、危険な労働環境下での強制的な1日18時間の労働。このような状況の中で学生たちのお気に入りのブランドを作っているのは、彼らと同じ年頃の労働者なのである。

d0017381_20473110.jpg▽有名ブランドの汚名
ナイキのマークが入った製品を誇らしげに身に着けていた学生たちは、ナイキのCEO(最高経営責任者)であるPhil Knightに怒りの手紙を書き、ナイキのスウェットショップで作られたものを身に付けることは絶対にないだろうと宣言した。しかし、悪者はこの超有名ブランドだけではなかった。ナイキほど知られていない企業もナイキと同じ工場を使っていたり、またはもっとひどい状況の工場で生産していたりすることもある。

ナイキやそのほかの有名ブランドには大きな汚点が残り、「スウェットショップ」の意味を若者たちに説明する必要もなくなった。ナイキやギャップなどの企業は、CSR(企業の社会的責任)報告書を発行し、労働者の権利に対するいくつものひどい侵害が、グローバルなサプライチェーン全体に引き続きはびこる問題であることを認めた。現在大手ブランド企業の中には、「行動基準順守担当者」を置いているところもあり、苦情に対してほぼ即答し、状況を調査して企業側が進んで取り組む「改善」点について報告すると約束するようになっている。

しかしそのような進展にもかかわらず、実際には労働の現場はほとんど変わっていない。だが、大手ブランドの下請け工場では、児童労働はわずかながら減少し、強制的な妊娠検査と安全衛生面での違反の減少も見られる。しかしまた一方で、超低賃金、強制的に残業をさせての長時間労働、待遇改善を要求して団結を試みた労働者たちの大量解雇などが、業界全体でいまだにあたりまえのように行われている。(ボブ・ジェフコット「汗と火事そして倫理」(「ニュー・インターナショナリスト」2007年4月号より)

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d0017381_20445047.jpg上のレポートは、米国では「スウェットショップの意味を若者たちに説明する必要もなくなった」とそう書いてありますが、日本では、まだその必要が大いにあるので、今年もまた映像を使って世界の「スウェットショップ」の実態について学びます。ハイチやジャマイカのスウェットショップをとりあげたドキュメント映画のほか、YouTubeに投稿されたスウェットショップ反対キャンペーンのヴィデオ(去年つくられた新しいものもあります)を時間が許す限りなるべくたくさん紹介してゆきます。

[教材映画1]
▽マイケル・ムーア「ザ・ビッグワン」(1997年)
▽チャールズ・カーナハン「ミッキーマウス、ハイチへゆく」(1996年)
▽マイケル・ムーア「ジャスト・ビッグワン」(1997年)
▽チャールズ・カーナハン「ディズニーの搾取の科学」(2002年)
▽ステファニー・ブラック「ジャマイカのフリーゾーン」(2005年)
▽ナオミ・クライン「ノー・ロゴ」(2003年)

[教材映画2]
▽ディズニー「ディズニーチャンネル(PV)」
▽NIKE「フリースタイル(CM)」
▽NIKE「エアフォース25(CM)」
▽GAP「ヘップバーン(CM)」
▽GAP「ダフトパンク(CM)」

[教材映画3]
▽H&Cフィルム「スウェットショップ?」
▽JTH「消費されるもの」
▽スウェットショップ・ユニオン「THE THING ABOUT IT」
▽ND「スウェットショップ・レイバー」
▽ND「スウェットショップ」
▽ユース・ヒューマンライツ「奴隷制」

[最新資料]
▽ヒロ&フランク「GAPのスウェットショップ」
▽リズワン&アリボーイ「トライ・ノット・トゥ・クライ」
▽ND「NIKEのスウェットショップ」
▽ND「スウェットショップス」
▽ヘンリー・フリック「フェアトレード」

▽ディズニー「魔法にかけられて(予告編)」
▽マーク&ユリ&ジェス「ディズニーのスウェットショップ」★

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by illcommonz | 2008-04-22 20:55
▼[YouTube] THE WONDERWALL CAMPAIGN - Poland mix
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▼THE WONDERWALL CAMPAIGN - Poland mix
http://www.youtube.com/watch?v=i7O8dr6grAA
2008年 日本語字幕版  ポーランド上映用ミックス
モノクロ+カラー 8分22秒

[出演]
KITOU SEISHI a.k.a. 志賀直輝
KURISU RANSHI
ALI
LINA M ETCHESURI
MIEKO
TANEGA SIMA
PALESTINE KIDS
BANKSY
WOMEN FROM PALESTINE
MEN FROM ISRAEL
28 ARTISTS FROM JAPAN

[撮影]
LINA M ETCHESURI

[共・編集1]
KURISU RANSHI (PALESTINE)
[共・編集2]
CHANOMAD (JAPAN)
[共・編集3]
ILLCOMMONZ (JAPAN)

[音楽]
Ran Slavin "Jericho 6AM"
The Wayward Regional Transmission (2007)
The N.O.M.A.D.S. "Moot"
FREE THE P (2006)
The Philistines "Free the P"
FREE THE P (2006)

[声]
KATSU SHINTARO
OKAMOTO TARO

NO DIRECTOR
NO PRODUCER
NO COPYRIGHT
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by illcommonz | 2008-04-21 16:44
▼去年の流行語と今年のあなたの予定
d0017381_14321064.jpg「イラク活動違憲:
「関係ねえ」発言で
防衛省に抗議文 原告」


「航空自衛隊のイラクでの活動の一部を違憲とした名古屋高裁判決を巡り、航空自衛隊トップの田母神俊雄・航空幕僚長が、お笑いタレントの流行語を引用して「私が心境を代弁すれば『そんなの関係ねえ』という状況だ」と発言したことについて、原告団は19日、防衛省に抗議文を送付した。近く田母神氏に面談を申し入れるという。抗議文は「発言は憲法を無視してイラク派兵を強行し続けている政府や防衛省の『本音』を端的に示したものであり、『憲法なんて関係ねえ』と述べたに等しい」と指摘している。原告団は、元文部科学相の中山成彬衆院議員が18日、「問題のある裁判長で、変な判決だった。3月末で辞め『最後っぺ』(おなら)を出したようなものだ」などと語った件でも、中山議員に抗議文を送るという。」(毎日新聞 2008年4月19日)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080420k0000m040074000c.html

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[解説1]
【そんなの関係ねぇ】
「サンミュージック企画に所属するお笑いタレント、小島よしおのギャグ。海パンだけを身にまとい、軽快なリズムに乗せて自分を奮い立たせるように「でも、そんなの関係ねぇ!」と連呼する。」(「2007年ユーキャン新語・流行語大賞の候補語」より)http://singo.jiyu.co.jp/nominate2007.html

d0017381_14364328.jpg[解説2]
【田母神俊雄】
(出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
田母神俊雄(たもがみ としお)は、日本の航空自衛官、
第29代航空幕僚長。防衛大学校卒業(15期)福島県出身。
職種は高射運用。
[所属組織] 航空自衛隊
[軍歴]  1971~
[最終階級] 航空幕僚長たる空将
[指揮]  航空総隊司令 統合幕僚学校校長

[失言] 2008年4月18日の定例会見で、航空自衛隊が行った一部のイラク活動を違憲とした名古屋高裁判決を巡り、田母神俊雄・航空幕僚長が、「私が心境を代弁すれば[そんなの関係ねえ]という状況だ」と発言した。

[略歴]
* 1971年(昭和46年)3月:防衛大学校卒業(15期、電気工学専攻)
* 2002年(平成14年)12月:統合幕僚学校校長に就任
* 2004年(平成16年)8月:航空総隊司令官に就任
* 2007年(平成19年)3月:第29代航空幕僚長に就任
* 2008年 (平成20年) 白紙


d0017381_1441872.jpg[解説3] 【よしお&としお】 サンミュージック企画に所属するお笑いコンビ。白紙にもどった、田母神としおと小島よしおがそれぞれ、かつての制服を身にまとってコンビを結成。軽快な軍楽隊のリズムを響かせながら、よしおが「2008年のあなたは白紙だ!」と、としおを罵倒すると、としおが「そんなの関係ねぇ。。。」と小声できりかえす。そこですかさず、よしおが、「いつまでそんな古いネタ使ってんだ!2009年のおまえも白紙だ!」とケリをいれる自滅系ギャグが有名だが、防衛省の要請により2008年度の流行語大賞候補から外される。

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d0017381_14544631.jpg[補説] 小島よしおの「関係ねぇ」はもともと、ECDが2004年にリリースしたアルバム「ファイナル・ジャンキー」の収録曲「関係ねーっ」のパンチライン「(*東京都知事に)「関係ねーって言ってやれ 生憎、ご期待にそえません!」」にインスパイアされ、それをサンプリングしたものだとの説もある。その影響関係は不明だが、私が心境を代弁すれば、「そんなの関係ねーっ」だろうと思う。
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by illcommonz | 2008-04-20 15:14