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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼Stop 0x000000ED (UNMOUNTABLE_BOOT_VOLUME)
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Stop 0x000000ED (UNMOUNTABLE_BOOT_VOLUME) Blue Screen Error
"You can fix Stop 0x000000ED (UNMOUNTABLE_BOOT_VOLUME) Blue Screen Error by running the CHKDSK command in the Recovery Console. This particular Blue Screen of Death (BSOD) means there is a critical error in the NTOSKRNL that is preventing Windows from booting normally."


 ウインドーズ、故障中

 こういうエラーはこれまで何度も経験してるので、「またか。」くらいにしか思わない。思うのは次のこと。

 「パソコンがあたりまえのようにフリーズしたりクラッシュするのは、パソコンなるものが、テクノロジーとしてまったく成熟しきれていないからであり、プロダクツ(生産品)としては「不完全」で「未完成」なものだからだ。アイロンやトースターや洗濯機のような、「成熟したテクノロジー」はこんなふうにフリーズしたりクラッシュしたりしない。トースターにメロンパンをつっこんでもトースターはこわれない。アイロンで海苔を焼いてもアイロンはこれわれない。洗濯機でパン生地をこねても洗濯機はこわれない。クラッシュしたり、フリーズしたりしない。いやしくも「商品」として販売したものが、こんなに次から次に「エラー」やら「不具合」を起こし、そのたびに、それを修正するためのアップデートやらヴァージョンアップやら買い替えを行わないといけない、というのは、基本的にプロダクツとしては「失格」であり、ビル・ゲイツは欠陥のある不良品を世界にばらまいてきたと云わざると得ない。「商品テスト」をやっていた花森安治なら、「この恥知らず」と罵倒したことだろう。」(イルコモンズ)

 「中途半端な天才ぼうや」のビル・ゲイツが、ウインドーズのもとになるBASICを書いたのは、たしか1970年代のなかごろで、それからもう30年以上も経つのに、ウインドーズはいまだにこのありさまである。おそらく初発の設計思想に根本的なあやまりがあったのだ。ウインドーズはもうこのまま永久に成熟することはないだろう。そんな信用のおけないガラクタに、自分の仕事や用事に必要なものをあずけてはおけないので、日ごろからデータのバックアップをこまめにとっている。そのおかげでデータのほとんどは無事である。バックアップしそこねていたデータもあるが、こういうときにUBUNTUが役に立つ。ウインドーズが起動しなくなっても、同じマシンのなかにいれてあるUBUNTUからデータをとりだすことができるし、そうした。このエラーを修復する方法もあるようだが、また同じエラーが起きる可能性があるらしいので、ハードディスクを初期化してしまうことにした。私たちを困惑に導くようなOSはさっさと消した方がいいのだ、誰も惜しいと思やしない。


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 それはともかく、こんな不良品を世に生みだしてきたビル・ゲイツが、こともあろうか、原発をつくろうとしている。

「東芝、ビル・ゲイツ氏と次世代原子炉開発を検討」
 「東芝は23日、米ソフトウエア大手マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏の出資する米原子力ベンチャー「テラパワー」と、次世代小型原子炉を共同開発することについて検討を開始したと発表した。日本経済新聞によると、この小型の次世代原子炉は「TWR」と呼ばれ、燃料に劣化ウランを使用する。現行の軽水炉が数年ごとに燃料交換が必要なのに対して、TWRは燃料交換なしに最長100年間の発電が可能だという。テラパワーは米ワシントン州を拠点とする専門家グループで、ゲイツ氏が主要株主。TWRの開発にはゲイツ氏が私財を投じるとみられ、その額は、日経新聞によれば数十億ドル(数千億円)規模になる可能性もある。」(AFP通信 2010年3月23日)

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「ビル・ゲイツ、エネルギー問題を語る」
 「きょうシアトルで、西和彦さんと一緒にビル・ゲイツにインタビューした。彼は福島事故について驚くほどくわしく知っていて、「合理的な日本人が非合理的な反応をしているのは残念だ」と言っていた。特に原発や放射線のリスクについての科学的知識が政治家や一般国民に知られていないことが問題を必要以上に混乱させている、と語った。印象的だったのは、中国がウェスティングハウスのAP1000を60基発注するという話だ。中国は世界中からエンジニアを集め、国家プロジェクトとして原子力開発を進めている。先月、第1号機が納品された。これは1基115万kWだから、合計6900万kW。これだけで日本の原発の合計をはるかに上回る。設計はすべて同じだから、コストも非常に安い。重要なのは安全性だが、AP1000のような第3世代の原子炉には、炉心溶融を物理的に防ぐ受動的安全装置がついており、巨大地震が起きても大丈夫だ。福島第一原発は古いマークで、30年前から技術者が危険だと警告していた。日本も「脱原発か否か」といった不毛な論争ではなく、古い原発を新しい原発に代えて安全性を高めることも必要ではないか。」(池田信夫「池田信夫 blog」2011年9月10日)

 開発から30年以上経ってもエラーとクラッシュを回避できないようなパソコンをつくったビル・ゲイツに、「安全な原発」などつくれるはずがない。エラーとクラッシュはパソコンだけでもうこりごりだ。残念なのは、おまえだ、ビル・ゲイツ。


▼ビル・ゲイツ、生放送でウインドーズ98をクラッシュさせる。
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by illcommonz | 2011-12-20 17:30
▼司教はフェンスをのりこえ、神父たちは「正義を」と叫んだ

▼コモンズをとりもどそう、12月17日アクション


▼ジョージ・パッカード司教、教会の空き地へOWSの人びとをみちびく
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by illcommonz | 2011-12-20 14:36
▼「独裁者たちは消え、人間同士の憎しみは過ぎ去る」

▼사상 최고의 연설 (The Greatest Speech Ever Made) - Korean Subtitles
(via The hate of men will pass, and dictators die...
(Inspiring words from Charlie Chaplin) )


▼チャップリン「独裁者」(日本語字幕)

 スペインのM15革命のときも、アメリカのOWSでも、チャップリンの「独裁者」のこのシーンと、それをリミックスしたビデオがくりかえしYouTubeやストリーミング放送で流された。憎むべきは「独裁者」で、人間ではない。

(英語スクリプト)
 I'm sorry, but I don't want to be an emperor. That's not my business. I don't want to rule or conquer anyone. I should like to help everyone if possible; Jew, Gentile, black man, white. We all want to help one another. Human beings are like that. We want to live by each other's happiness, not by each other's misery. We don't want to hate and despise one another. In this world there is room for everyone, and the good earth is rich and can provide for everyone. The way of life can be free and beautiful, but we have lost the way. Greed has poisoned men's souls, has barricaded the world with hate, has goose-stepped us into misery and bloodshed. We have developed speed, but we have shut ourselves in. Machinery that gives abundance has left us in want. Our knowledge has made us cynical; our cleverness, hard and unkind. We think too much and feel too little. More than machinery, we need humanity. More than cleverness, we need kindness and gentleness. Without these qualities, life will be violent and all will be lost. The airplane and the radio have brought us closer together. The very nature of these inventions cries out for the goodness in men; cries out for universal brotherhood; for the unity of us all. Even now my voice is reaching millions throughout the world, millions of despairing men, women, and little children, victims of a system that makes men torture and imprison innocent people. To those who can hear me, I say, do not despair. The misery that is now upon us is but the passing of greed, the bitterness of men who fear the way of human progress. The hate of men will pass, and dictators die, and the power they took from the people will return to the people. And so long as men die, liberty will never perish. Soldiers! Don't give yourselves to brutes, men who despise you, enslave you; who regiment your lives, tell you what to do, what to think and what to feel! Who drill you, diet you, treat you like cattle, use you as cannon fodder. Don't give yourselves to these unnatural men - machine men with machine minds and machine hearts! You are not machines, you are not cattle, you are men! You have the love of humanity in your hearts! You don't hate! Only the unloved hate; the unloved and the unnatural. Soldiers! Don't fight for slavery! Fight for liberty! In the seventeenth chapter of St. Luke, it is written that the kingdom of God is within man, not one man nor a group of men, but in all men! In you! You, the people, have the power, the power to create machines, the power to create happiness! You, the people, have the power to make this life free and beautiful, to make this life a wonderful adventure. Then in the name of democracy, let us use that power. Let us all unite. Let us fight for a new world, a decent world that will give men a chance to work, that will give youth a future and old age a security. By the promise of these things, brutes have risen to power. But they lie! They do not fulfill that promise. They never will! Dictators free themselves but they enslave the people. Now let us fight to fulfill that promise. Let us fight to free the world! To do away with national barriers! To do away with greed, with hate and intolerance! Let us fight for a world of reason, a world where science and progress will lead to all men's happiness. Soldiers, in the name of democracy, let us all unite! Hannah, can you hear me? Wherever you are, look up Hannah! The clouds are lifting! The sun is breaking through! We are coming out of the darkness into the light! We are coming into a new world; a kindlier world, where men will rise above their hate, their greed, and brutality. Look up, Hannah! The soul of man has been given wings and at last he is beginning to fly. He is flying into the rainbow! Into the light of hope, into the future! The glorious future, that belongs to you, to me and to all of us.
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by illcommonz | 2011-12-20 14:31
▼「私たちを自殺に導くような政府や国家はさっさと消えた方がいいんです。誰も惜しいと思やしません」
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(via http://twitpic.com/7u035u)

「福島第一原発 「事故収束」首相が宣言」
 「野田佳彦首相は十六日、政府の原子力災害対策本部の会合で、東京電力福島第一原発で原子炉を安定して冷却する「冷温停止状態」を達成し、事故収束に向けた工程表「ステップ2」が完了できたとして「事故そのものは収束に至った」と宣言した」「東京新聞」2011年12月17日

 寝床の中でそれを聞き、とうとう私も逆上した。もし私が、あの場に居合せたなら、そうして司会者から意見を求められたなら、きっとこう叫ぶ。
 「私は税金を、おさめないつもりでいます。私は借金で暮しているのです。私は酒も飲みます。煙草も吸います。いずれも高い税金がついて、そのために私の借金は多くなるばかりなのです。この上また、あちこち金を借りに歩いて、税金をおさめる力が私には、ありません。それに私は病弱だから、副食物や注射液や薬品のためにも借金をします。私はいま、非常に困難な仕事をしているのです。少くとも、あなたよりは、苦しい仕事をしているのです。自分でも、ほとんど発狂しているのではないかと思うほど、仕事のことばかり考えつめているんです。酒も煙草も、また、おいしい副食物も、いまの日本人にはぜいたくだ、やめろと言う事になったら、日本に一人もいい芸術家がいなくなります。それだけは私、断言できます。おどかしているのではありません。あなたは、さっきから、政府だの、国家だの、さも一大事らしくもったい振って言っていますが、私たちを自殺にみちびくような政府や国家は、さっさと消えたほうがいいんです。誰も惜しいと思やしません。困るのは、あなたたちだけでしょう。何せ、クビになるんだから。何十年かの勤続も水泡に帰するんだから。そうして、あなたの妻子が泣くんだから。ところが、こっちはもう、仕事のために、ずっと前から妻子を泣かせどおしなんだ。好きで泣かせているんじゃない。仕事のために、どうしても、そこまで手がまわらないのだ。それを、まあ、何だい。ニヤニヤしながら、そこを何とか御都合していただくんですなあ、だなんて、とんでもない。首をくくらせる気か。おい、見っともないぞ。そのニヤニヤ笑いは、やめろ!あっちへ行け!みっともない。私は社会党の右派でも左派でもなければ、共産党員でもない。芸術家というものだ。覚えて置き給え。不潔なごまかしが、何よりもきらいなんだ。どだい、あなたは、なめていやがる。そんな当りさわりの無い、いい加減な事を言って、所謂民衆をなだめ、納得させる事が出来ると思っているのか。たった一言でいい、君の立場の実情を言え!君の立場の実情を。」
 そのような、すこぶる泥臭い面罵の言葉が、とめどなく、いくらでも、つぎつぎと胸に浮び、われながらあまり上品では無いと思いながら、憤怒の念がつのるばかりで、いよいよひとりで興奮し、おしまいには、とうとう涙が出て来た(太宰治「家庭の幸福」)

.....................................
 復興支援や癒しの芸術も、もちろんあっていいが、しかるべき時には、こんなふうに憤怒の念を、しかるべきことばに置き換え、ひとびとの怒りを解放するのが、芸術の、泥臭いが、しかるべき役目だと思うし、それができないような芸術なら、さっさと消えた方がいい。誰も惜しいと思やしない。

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[追記]▼「現職総理としては“異例”の街頭演説で支持訴え」
 「菅政権で入閣するまで20年以上にわたって、駅前での演説を日課にしていた野田総理大臣。内閣支持率が急落し、発信力不足が問われるなか、今週から消費税の議論が本格化することから、現職の総理としては異例の街頭演説を行います。「どじょう演説」でトップの座を射止めた野田総理の反転攻勢となるのでしょうか。19日午前から、民主党議員による演説が始まっています。オフィス街の新橋で、野田総理がターゲットにしているのは昼休みで集まる多くのサラリーマンです。この後、現職総理として選挙遊説以外では異例の街頭演説を行います。」(テレビ朝日 2011年12月19日)

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▼「野田街頭演説は急遽中止。新橋駅前SL広場、原発いらないの怒号」
(via http://twitpic.com/7v9b3n)

 街頭に立って、その「たった一言も言えない」で逃げ出すような総理大臣は、さっさと消えた方がいいのです。誰も惜しいと思やしません。
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by illcommonz | 2011-12-18 20:39
▼OWS2.0 コモンズをとりもどせ
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 OWSがめざしているものはつねにはっきりしている。直接(参加の)民主主義とコモンズ、それは資本主義とスペクタクルが奪い取ったもの。

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What: Block Party and Re-Occupation
Where: Sixth Avenue and Canal St.
When: Saturday Dec. 17, 12 pm—on

On-site we’ll be introducing the People’s Amp: a guerilla sound system that gives voice and rhythm to a people’s movement. A lineup of artists, musicians and speakers will be performing at 99.5 FM/WBAI broadcasted live on-site through a chorus of boom boxes, headphones, guitar amps and car radios. So bring a boom box, or a radio, or an iPod. Or bring your car by real slow and crank the stereo. If you're listening off-site tune in and turn up. From the airwaves to the subterranean let us assemble once again to say we're here to liberate space and we're not going away.

PERFORMANCE SET LIST
NATIONAL BROADCAST ON WBAI 12 – 3 PM
LOCAL BROADCAST ON WBAI 3 – 6 PM

BLASTED ON-SITE ALL DAY THROUGH PEOPLE’S AMP
12:00 pm—Wildest Smiling Faces
12:30 pm—Stephanie Rooker
1:00 pm—Ness A-Alikes
1:30 pm—Dean and Britta
2:00 pm—Lou Reed
2:30 pm—Joseph Arthur
3:00 pm—Long Windows
3:30 pm—Titus Andronicus
4:00 pm—Luke Rathbrone
4:30 pm—Rain Phoenix
5:00 pm—Global Block
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by illcommonz | 2011-12-18 00:06
▼イルコモンズ「このくにのデモをめぐる言質の変化について」(草稿)

【参考映像1】▼柄谷行人「デモについて」(2011年)

イルコモンズ「このくにのデモをめぐる言質の変化について」
 (松本哉+イルコモンズ「デモから振り返る2011年 日本と世界」
 2011年12月17日 東京・代々木カタログハウス、のための走り書き)

 2011年のデモをふりかえって(今年は4月10日以降、33回のデモに参加した)、この年のデモに起きた最も大きな変化は何だったろう、と考えてみた。まず、これまで一度もデモに参加したことがなかった人たちがデモに参加するようになり、デモの参加者の数が増えたということがあげられると思うが、しかし世界的にみれば、もともと少なかった数がその何倍かに増えただけのことで、こうした規模の拡大や量的な増加はそれほど決定的な変化とはいえないと思う(なんでもかんでも量ではかろうとするのが資本主義の考え方だ)。それに「レヴェル7の原発事故」という事態の深刻さを考えれば、依然としてその数はまだ少ないといわざるをえない。それよりもむしろ、デモについての言質がすこしづつ変わってきたことの方が、これまでになかった変化かもしれない。もともと、このくにには「アクティヴィズム・フォビア(=運動嫌悪)」※01と呼びたくなるような社会的風潮があり、デモについては、「うるさい、迷惑、交通の邪魔、意味がない、自己満足、ただ騒ぎたいだけ」といった否定的な言質が多かった。一度などは、「今度またやったら、刺すからな」※02といわれたこさえある。それが3.11以後、すこしづつだが変わりはじめている。とりわけ知識人や表現者たちの発言やことばに、その兆候をみてとることができる。たとえば、いとうせいこうは、9月11日のデモの参加者たちを前に、「君たちは路上の華だ、建設的な人間だ」とラップし、柄谷行人は記者会見の場で「新しいデモの形式をつくりだした若い人たちに感謝してます」と述べた。


【参考映像2】 ▼いとうせいこう+DJ DMX「路上の華」(2011年)

 デモの参加者をエンパワメントするこうした発言は、海外ではよく聞かれるが(たとえば1999年のシアトルでのトム・ヘイデンのスピーチや、最近ではOWSでのマイケル・ムーアのスピーチなど)、このくにでは長いあいだ、ほとんど皆無だった。


【参考映像3】 トム・ヘイデン「ニュージェネレーション・オブ・アクティヴィスト」

 それがいますこしづつ変わりはじめている。ところで、このくにの「アクティヴィズムフォビア」はいつはじまったのだろうか。これを日本人の「国民性」だとか「民族性」などに還元して語るのはまちがいだと思う。かつて柄谷行人が「日本近代文学の起源」でやってみせたように、どんなに自明のものであるように思えても、それにはかならず「起源」がある。しかもその「起源」はそれほど遠くない過去のどこかにある(たとえば「風景」や「子供」という概念は明治30年代にその起源がある)。「アクティヴィズム・フォビア」をただ嘆いてみてもはじまらない。そうではなく、「アクティヴィズム・フォビア」の「起源」を問わなければならない。「起源」があるということは、つまり、「終わり」があるということであり、それは「変えられる」ということだ。だから、誰がこのくにに「アクティヴズム・フォビア」をひろめたのか、それはいつからどのようにひろまってしまったのかと問わなければならない。たとえば、このくにの「アクティヴィズム・フォビア」を考えるうえで、高橋源一郎の次のことばはきわめて示唆に富んでいると思う。

 グラフィティアートを毛嫌いする人の理由ははっきりしている。
 自分がおとなしく従っている秩序に反抗する人間が疎ましいのだ。
 自分みたいにおとなしくいうことを聞け、と思うからだ。それは、
 デモを嫌う人たちの気持ちと似ている。 (高橋源一郎)

 これはこう云い変えることができるだろう。

 デモを毛嫌いする人の理由ははっきりしている。
 自分がおとなしく従っている秩序に反抗する人間が疎ましいのだ。
 自分みたいにおとなしくいうことを聞け、と思うからだ。それは、
 グラフィティアートを嫌う人たちの気持ちと似ている。

 「起源」はかならずしもひとつではない。それはいくつもあるだろう。だから近現代の社会政治史だけではなく、このくにの「サブカルチャー」が「カウンター」を失って、「おたくカルチャー」に変わっていった過程や、そこで起きた「動物化」ということなどについても考えなければならないと思う。それはこれからの課題である。

 最後に云いたいのは、私たちはリーダーやヒーローを必要としないが、サポーターたちの創造力や文芸的な介入をおおいに歓迎するということだ。「アクティヴィズム・フォビア」を脱構築することができるのは、それだと思う。わたしたちは「新しい世代の反原発ムーヴメント」を祝福する言辞を心から待望している。なぜなら、この新しい世代のデモにはまだ、「コール」が欠けているからで、そうした介入と混交のなかから、これまでのシュプレヒコールとはちがう、まったく新しいリズムやリディムをもったコールがあらわれてくることを期待している。

 文責:イルコモンズ(大マヌケ学者)
..............................

[注釈]

※01:中村友紀が撮影・編集した「NO NUKES! ALL STAR DEMO2 渋谷1203」(2011年)には日本における「アクティヴィズム・フォビア」の一端をみることができる。

※02: イルコモンズ「高円寺パトロール隊さんへ」(2008年12月25日)
http://illcomm.exblog.jp/9110379/
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by illcommonz | 2011-12-17 01:08
▼ECD「そいつらがきっと、とめる原発」


 「17日のデモ(http://twitnonukes.blogspot.com/)は行けないのでラップしてみました」(ECD)

 いまや ほぼ毎週
 土日になれば きまってどこかで
 反原発 叫ぶデモ隊が
 渋谷 原宿 なんかもー
 何周したかわからない
 ニセンジューイチー今年ー
 沿道から応援のコブシ
 何回か罵声浴びること
 まあそれ以下
 冷たい目
 あたたかい目
 どっちにもプラカード
 母親とベビーカーと
 きっとその目に焼き付いた跡
 アスファルト残した足跡
 そいつらがきっと
 そいつらがきっと
 そいつらがきっと
 とめる原発

 ECD「ベビーカーとプラカード」

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[追記] トラックつき
http://soundcloud.com/i-zoom-i-rockers/ecd

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by illcommonz | 2011-12-16 02:50
▼ぼくらは「暮しの手帖」に「たたかえ」とはいわない
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 「「今の「暮しの手帖」にジャーナリズムはあるのか、それともないのか」と聞かれて、「いわゆる昔ながらのジャーナリズムはありません。しかし新しいジャーナリズムはあると思う」と答えた。「君の言う新しいジャーナリズムとは何か」と聞かれたので、「悪人探しや間違い探しではなく、反権力でもなく、政治的主張によって存在を表すものでもなく、正しさの白黒をつけることでもなく、今日一日をあたたかく安らかに楽しく過ごすためや、少しでも今日の暮らしを美しくするための知恵や工夫を発見して、わかりやすく面白く伝えることです」と答えた。そうしたらその人は「花森安治の暮しの手帖も終わったな」と言って去っていった。今日あったほんとうの話です。」(松浦弥太郎「今日あったこと」2011年12月14日※このコンテンツは現在ご覧いただけません)

 「今日、暮らしの手帖の編集長に向かって問いかけた人がいるそうです。「今の「暮しの手帖」にジャーナリズムはあるのか、それともないのか」と。答えは、編集長の松浦さんのfacebookで読めます。個人的にはショッキングな内容です」(BlessMoment Hirano 2011年12月14日のツイート)
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 今年の3月15日のこと。「いま、福島で荒れ狂っている原発をみていて、今年、生誕100年をむかえる、花森安治のこの文章を思い出した」という書き出しで、こんな文章を書いた。それは花森安治の長い引用からはじまる。

 もうけてなにがわるい、という、そのとおりだ。
 他人の不幸を踏み台にして肥ったりせず、
 人間の弱点につけこんで売り上げをのばしたりもせず、
 ぼくらの暮しに役立つ いい品だけを作ったり、
 売ったりしているかぎり、もうけてわるいはずがない。
 そんなふうに考えて、仕事をしている会社や人間だったら、
 大いにもうかるのが、ほんとうなのだ

 しかし、いま、そんな会社や人間が、
 どれだけあるというのか。

 ひとの暮しに役に立たなくても、
 人の暮しをダメにすることがわかっていても、
 売れさえしたら それでいい、
 売れるためなら、どんなことでもする、
 そんな会社や人間ばかりだ。

 そんな会社や、そんな会社の後押しをした政府が、
 いま、日本の繁栄をつくりあげてやったのは、
 じぶんたちだ、と胸を張っているのだ。

 そうなのか、ほんとうにそうなのか。

 それなら、見るがいい。
 そんな企業を後押しにしてきた政府よ、
 見るがいい。

 誇らしげに、君たちが作り上げたという、
 その世の中を 目をそむけないで、
 はっきりと見るがいい

 繁栄とは、なにか。
 ゆたかな暮しとは、なにか。

 君らが狂気のように作り出す工場の煙で、
 ぼくらの空は、いつも重たく曇ってよどみ、
 君らが平然と流し続ける廃液のために、
 ぼくらの川と海は、いつも暗く腐って流れようとはせず、
 君らの作ったものの出すガスのために、
 ぼくらの木と草は、夏に枯れて、春にも花をつけない。

 君らのために、ぼくらのまわりから、緑は失われ、
 君らのために、ぼくらはいま、ちっぽけな土地に、
 ちっぽけな家を建てる望みさえ絶たれ、
 君らのために、ぼくらはいま、
 食卓にのぼせる魚にも毒はないかと心を痛める

 しかし、悔しいことだが、
 こんなひどい世の中にしてしまったのは、
 君らだけの罪ではなかったのだ。
 悔やんでも悔やみきれないのだが、
 君らが狂ってしまって、血眼になって、
 もうけだけに走るのを、だまって見ていて、
 止めようとしなかった、ぼくらも狂っていたのだ。

 ぼくらは、もうずいぶんと長く生きた、
 ぼくらは、もういい、
 ぼくらは、もうどうなってもいいのではないか。

 ぼくらは、自分のこどものために、
 そのまた、こどものために、
 ぼくらだけは、狂った繁栄とわかれて、
 そこへ戻ろう、そこから出直して、
 ぼくらは、じぶんのつくった罪を、
 自分の手であがなってゆこう。

 ぼくらの暮しをおびやかすもの、
 ぼくらの暮しに役立たないものを、
 それを作ってきたぼくらの手で、
 いま、それを捨てよう。
 花森安治

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 「この原発が「安全」だと云い続けてきた東電の幹部や役員たちよ、それなら、見るがいい。誇らしげに、君たちが作り上げたという、この怪物たちから、目をそむけないで、はっきりと見るがいい。そんな東電を後押しし、いまだに「発展」だ、「景気回復」だ、と云い続けている政府と政治家たちよ、見るがいい。この怪物たちを見るがいい。発展とは、なにか。安全な暮しとは、なにか。いま、福島で荒れ狂っているこの怪物が、もうこれ以上、毒をまきちらすのをやめ、それをつくった者たちの手で、ひとつ残らずこわされ、捨てられ、二度と使いものにならない廃物と化すことを願わずにいられない。そして、こんな怪物をつくることをゆるしてきてしまった僕らは、その罪をあがなわなければならない。そう、ぼくらは、もういい。ぼくらは、もうずいぶんと長く生きた。ぼくらは、こどもたちと、そのまた、こどもたちのために、狂った発展や生き方とわかれて、こどもたちの暮しをおびやかすもの、こどもたちの未来に役立たないものを、それを作ってきたぼくらの手で、いま、こわそう。」(イルコモンズ「この怪物から、目をそむけないで、はっきりと見るがいい」2011年3月15日)

 3.11以後、この国の「暮し」は変わった。とりかえしのつかないくらい大きく変わってしまった。だから、「暮しの手帖」も変わるだろうと思った。3.11以後、「暮しの手帖」はなにを語りはじめるだろうと思い、それを待っていた。ずっと待っていた。いまも待っている。そのあいだに「暮しの手帖」ではなく、「通販生活」が「原発国民投票」をよびかける特集号をだした。「暮しの手帖」はいまだに沈黙したままである。「花森安治の暮しの手帖」はもちろん終わっている。花森が死んだときにそれは終わったのだ。しかし花森のもとで、花森に怒鳴られながら一緒に仕事をしてきた編集者たちが、それを受け継いだ。イラク戦争が続くさなか、「暮しの手帖」は「あなたにとって大切なものはなんですか?」と読者に問いかえ、「暮しの手帖」にとっていちばん大切なものとして、花森がこしらえた「一銭五厘の旗」をあげ、そのあたらしい旗をつくって誌面に大きく掲げ、反戦の意思表示をしてみせた。

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▼「暮しの手帖」2004年夏号

 当時、自分も「暮しの手帖」の別冊に文章を書かせてもらい、別の雑誌のために書いた反戦の文を、当時、編集長だった大橋鎮子さんが「編集者の手帖」に引用してくれたりもした。つまり「花森安治の暮しの手帖」は終わっても、「暮しの手帖」には、花森の魂がしっかりと宿っていた。では、いまの「暮しの手帖」はどうなのだろう。まだそれはわからないが、すくなくとも自分は「暮しの手帖」に「この怪物から、目をそむけないで、はっきりと見るがいい」というつもりはない。自分は「暮しの手帖」に「たたかえ」とはいわない。ぼくらは自分でたたかう。ぼくらは、自分たちの暮しをおびやかすものと自分たちでたたかう。こどもたちの未来に役立たないものを、ぼくらは自分たちの手でこわそうと思う。なぜなら、それが「花森安治の暮しの手帖」からぼくらが学んだ「ほんとうの〈民主々義〉」だからだ。

 「さて、ぼくらはもう一度、倉庫や物置きや机の引出しの隅から、おしまげられたり、ねじれたりして錆びついている〈民主々義〉を探しだしてきて、錆びをおとし、部品を集め、しっかり組みたてる。民主々義の〈民〉は庶民の民だ。ぼくらの暮しをなによりも第一にするということだ。ぼくらの暮しと企業の利益とがぶつかったら、企業を倒すということだ。ぼくらの暮しと政府の考え方がぶつかったら、政府を倒すということだ。それがほんとうの〈民主々義〉だ。」(花森安治「見よ ぼくら 一銭五厘の旗」)

 くしくも、いま世界では、倉庫や物置きや机の引出しの隅から、おしまげられたり、ねじれたりして錆びついている〈民主々義〉を探しだしてきて、錆びをおとし、部品を集め、しっかり組みたてることがはじまっている。そして、それがひろがっている。かたや日本では、花森の魂は「暮しの手帖」の読者とそのこどもたちに受け継がれ、あたらしい「暮しの手帖」をうみだしている。原発とたたかうラッパーやおかんたちがそれをひきつぎ、DIYで、自分たちの「暮しの手帖」を編みはじめている。

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▼ECD「暮しの手帖」  ▼ODZ「原子力のない美しい暮しの手帖」

 DIY、それもまた花森と「暮らしの手帖」が僕らに教えてくれたものだ。だから、ぼくらは「暮しの手帖」に「たたかえ」とはいわないし、いう必要もない。ぼくらは自分たちでたたかうからだ。ぼくらは、ぼくらの暮しとぶつかる原発とたたかう。ぼくらは、ぼくらの暮しとぶつかる原発を自分たちの手でこわす。「原発のいらない美しい暮し」のためにたたかう。それが、花森が教えてくれた「ほんとうの〈民主々義〉」だ。

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[参考] 「いま僕は、花森安治のことを思い出しています。「見よぼくら 一銭五厘の旗」などの文で、戦争を知らない子供たちである僕らに、戦争を教えてくれた花森安治です。その花森が、もしいま生きてたら、有事法制のことをどう思うでしょう。ふたたび日本が戦争をする国になろうとしているのを知ったら何と云うでしょう。たぶん花森は、それこそ気も狂わんばかりに怒りだし、僕らを怒鳴りちらすに違いありません。ありがたいことに僕らはまだ生きていて、これから有事法制反対のデモに行くこともできれば、自分でこしらえた旗をあげて抵抗を示すこともできます。でも死んだ花森にはもうそれはできません。そして有事法制に対して怒りのことばをなげつけることもできなければ、過去に書いたものを読んでくれということすらできません。だから、ここでは、僕の考えやことばよりもまず、そんな花森安治のことばを、もういっぺん虚心坦懐に書き写し、書き継ぐということからはじめたいと思うのです。花森はこう書いています。
 ...戦争がすんだ/戦争がない ということは/それはほんのちょっとしたことだった/たとえば夜になると 電灯のスイッチをひねる ということだった/たとえば ねるときには ねまきに着かえて眠るということだった/生きるということは 生きて暮すということは そんなことだったのだ/戦争には敗けた しかし/戦争のないことは すばらしかった 「見よ ぼくら 一銭五厘の旗」
 これが花森の思考と行動の原点です。花森の戦後はひたすらこの「暮し」をまもりぬくことに捧げられました。公害をまきちらす企業を告発し、腐敗した政府を弾劾することを花森は決してやめませんでした。ひとえにそれは、戦争によって一度奪われ、終戦によって再びとりもどした、ごくあたりまえの庶民のふつうの「暮し」をまもるためでした。」(小田マサノリ「殺すなを殺すな/憲法第九条は破壊されたのではない、恥辱のあまり自ら崩れ落ちたのだ」)
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by illcommonz | 2011-12-16 02:36
▼イルコモンズ、学位を取得
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 「みなさん、大マヌケ学者=イルコモンズ氏と一緒に、今年を振り返るとんでもないイベントやります!埋まり次第予約締めきってしまうので、お早めに!!!!ま、満席の場合、強引に受付を乗り越えて入るのも手かな?」(松本哉「12月7日のツイート」

 「今年はなかなかとんでもない1年だった!!年が明けて早々にエジプトをはじめ中東革命が連発し、3月は日本では大地震と原発爆破!その後反原発デモが起こりまくり、世界では、スペインの広場占拠、ロンドン大暴動、Occupy Wall Street、ギリシャ大パニックなどなど、全世界がすごいことになってきた!そして、没落寸前のアメリカもTPPやらなんやら、いろんな手を使って道連れを求めてるし、EUも経済破綻の危機で大混乱!!!おいおい、これから世の中どうなってしまうんだ!?ってことで、いよいよとんでもない時代に突入しつつある現在!改めて、このとんでもない年を振り返りつつ、これまたとんでもない来年を展望してしまおう!」(松本哉「素人の乱5号店・店主日記」

「デモから振り返る2011年 日本と世界!とんでもない時代の幕開け!」
[日時] 2011年12月17日(土)14:30開場 15:00スタート
[参加費] 1,500円(学生1000円・こども無料)
[講師] 松本哉×イルコモンズ
[場所] 東京・新宿カタログハウス本社・B2ホール
東京都渋谷区代々木2-12-2
※会場は埋まり次第入れなくなってしまうので、ご予約はお早めに!!!!!!

 「大バカ芸術家」に続いて「大マヌケ学者」という肩書きを松本くんからもらった。これで晴れて「マヌケ学」博士号(Ph.D)取得である。ところで、前からずっと思っていたのだが、松本くんの言葉使いには、どことなくアナクロニズム的なところがあって、ひとむかし前の日本語の用法や旧い云いまわしが残っているような気がする(たとえば、店主のことを「大将」と呼んだりするようなそれ)。たぶん東京の下町の生まれのせいだからだと思うのだが、それはさておき、ひとむかし前まで、「芸術家」や「学者」といえば、その本来の意味とは別に、世間の常識からはずれた「変人」や世間一般の常識が通用しない「こまった人物」のことを指す言葉だったので、おそらくその意味なんだろうと思う。しかし、そういう松本くんも実は、自分と同じく「東京都公認の要注意作家」(ヘルアーティスト)に指定されているのである(まだ本人は知らないと思う)。ということで、今週の土曜は「東京都公認の要注意作家」たちが、とんでもない現在をふりかえりつつ、きたるべき、とんでもない未来を展望するので、東京都公安委員会の諸君もちゃんと予約して、話を聞きにくるように。なお、当日は、このトークの前に、渋谷の脱原発デモに途中まで参加してくる予定なので、もしかしたら、すこし遅刻するかもしれませんが、デモで逮捕されたりしない限り、かならず行きます。

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[関連]
▼「東京都、イルコモンズ氏を「ヘル・アーティスト」に指定」
http://illcomm.exblog.jp/14382328/
▼アトミックサイト監修者、東京都の要注意アーティストに指定される
http://illcomm.exblog.jp/14382299/

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[追記] 耳寄りな情報
▼magazine9 マガジン9
「同日13:30~のTwitter発脱原発デモ@渋谷からハシゴの方には500円割引します!途中参加もオッケー。→マガ9学校:とんでもない時代の幕開け!「デモから振り返る2011年 日本と世界」松本哉さん×イルコモンズさん」

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by illcommonz | 2011-12-15 23:39
▼「12.17ツイッター有志による脱原発デモ@渋谷・原宿」
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「12.17ツイッター有志による脱原発デモ@渋谷・原宿」
[日時] 2011年12月17日(土)13:30集合
[場所] 代々木公園ケヤキ並木南側
[主催] TwitNoNukes 脱原発デモを実行するTwitter有志

 「12月17日、すべての原子力発電のできる限り早期の停止と、原発のない社会を求めるデモを行います。このデモは、特定の政党や団体によるものではなく、ツイッターでの個人の呼びかけをきっかけに開催されており、通称「ツイッター・デモ」と呼ばれています。
 今回が今年最後の、7回目のデモとなります。このまま原発の停止が続けば、年内には稼働中の原発は6基になります。しかし、来年1月中旬から2月初頭にかけて、IAEAの安全評価によるお墨付きを得て、停止中の原発の再稼働が進んでしまうかもしれません。
今からすべての原発が停止するとされる来年5月まで、ひとりひとりがしっかり声を上げて行くことが肝要です。
 また、その一方で、放射能汚染地域に暮らし続ける住民、特に子どもたちは、日々被曝の危険に晒され、甚大な健康被害の危険に脅かされています。
有効な対応を取ろうとしていない政府に対しても、しっかりと私たちの声を届けていかなければなりません。
 日々の暮らしの中で、「放射能が怖い」「子どもたちの健康が心配だ」「食品の安全が不安だ」「原発はできればなくなって欲しい」と思っている方は、ぜひご参加下さい。飛び入りも歓迎です。来年の反原発/脱原発運動の盛り上がりに繋げていけるよう、17日の渋谷・原宿で、反原発/脱原発の声を思いきり上げましょう!
 どうぞよろしくお願いします。

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 この日は、15:00から「マガジン9学校」のトークイベント(「とんでもない時代の幕開け、デモから振り返る2011年 日本と世界」)があるのだが、デモのコースとタイムテーブルをみたら、デモの途中(渋谷駅ハチ公前交差点)までなら参加できそうだ、ということがわかったので、いつもより少し小さめのドラムを持って参加することにした。そもそも、この日のトークでは「デモが大事だ」という話をするのだから、そのトークのためにデモに行かないというのは本末転倒で、それでは筋が通らない。ちなみに、このデモに参加した人は、「マガジン9学校」のトークイベントの入場料が500円割引(!)になるそうなので、みなさんも「デモか、トークか」ではなく、「デモもト-クも」というアクティヴなスタンスで、どうぞふるってご参加ください。
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by illcommonz | 2011-12-15 23:18