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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼「怒りのドラムデモより官邸前抗議に参加される方へ」改訂版
d0017381_355530.png「デモにおけるドラムの存在は、プロテスターを元気づけ、声がもっと大きくなるように、沿道にいる人たちへのアピールとなるように、ノイズとともに抗議をその相手に叩きつけるように、そして、自分たち自身がプロテストに疲れきってしまわないようにと、たくさんの理由や意義があると思います。
 私たちはこれまでドラムや楽器などを使った抗議行動を企画してきましたが、今週末に予定されている「首都圏反原発連合」主催の「首相官邸前抗議」行動では、「国会議事堂等周辺地域及び外国公館等周辺地域の静穏の保持に関する法律」により、これまで私たちが行ってきたようなドラムなどを使ったかたちでの抗議が行いにくい状況です。
 であればどうするか、そのあたりを考えてみました。たとえば、コールに合わせて拍をとるようにクラップ(手を叩く事)をしてもよいと思います。高い音の出るシンバルなどは、人の声を消してしまいがちですが、タムやバスドラ等の低音を、コールに合わせて叩くということは出来そうな気がします。もちろん声だけでも構わないのです。声を出すことが苦手な方は(私たち自身がそうでしたから)、無理をする必要はないのです。
 何がいいたいのかというと、ドラムを介してこれまでデモを作ってきた私たちは、大勢でいっしょに音をだし、声をあげ、叫ぶ、その時間の中に、有機的なつながりの瞬間がある、ということをを知っていて、それを共有している私たちの関係は、政治家たちがおしつけようとする「絆」よりもずっと確かなものだということです。ですから首相官邸前で いつものような抗議表現が出来ないとしても、私たちの連帯感はそのままに、「大飯原発再稼働反対」「原発はもう要らない」という意思を伝えるために、 まずは集まろう、ということです。
 首相官邸前では、思いきり音を 出して抗議をする事はむずかしいですが、そのフラストレーションや 怒りは、次回の「怒りのドラムデモ」で思う存分、たたきつけてください よろしくおねがいします。

 いまここで、あらためて何がいいたいのかというと、これまでドラムを介してデモを作ってきた私たちは、見知らぬもの同士が、大勢で一緒に音をだし、共に声をあげ、叫ぶ、その時間のなかに、有機的なつながりの瞬間がある、ということを知っていて、それを共有している私たちの関係は、政治家たちがおしつけようとする「絆」よりもずっと確かなものだということです。ですから、首相官邸前でも、私たちの連帯感はそのままに、「大飯原発再稼働反対」「原発はもう要らない」という意思を伝えるために、まずは楽器を持って抗議に集まろう、ということです。
 これまで数回にわたり、首相官邸前の現場で、どの程度、音を使った抗議ができるのか、試行錯誤と実験をおこなってきた結果、どうやら出来そうだということが判ってきました。

[7月6日の官邸前でのドラム抗議の動画]


■12.7.6 首相官邸前抗議 ドラムデモ


■Chants with Drums in front of the prime minister's office Japan:NO NUKES 2012 July 6

 もとより「国会議事堂等周辺地域及び外国公館等周辺地域の静穏の保持に関する法律」では、「楽器の使用」は制限されていませんし、同法の第8条には「この法律の適用に当たつては、国民の権利を不当に侵害しないように留意しなければならない」と明記してあります。「原発はもう要らない」と声をあげることは、まぎれもない「国民の権利」です。

 いろんな事情で、首相官邸前には行けないという方は、野田首相の選挙区でおこなう、脱原発船橋(仮)+怒りのドラムデモ主催の「7.15 大きなデモだね!国民の生活を守るために脱原発デモが必要だ!(仮)」で、大きな怒りの声をもっと大きな音にして、思う存分、叩き付けてください。

d0017381_382189.pngよろしくおねがいします。

(怒りのドラムデモ「怒りのドラムデモより官邸前抗議に参加される方へ」)より
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by illcommonz | 2012-07-12 03:10
▼「7.15 さようなら原発 10万人集会」
d0017381_304064.jpg
「7.16 さようなら原発 10万人集会」
[日時] 2012年7月16日(祝) 11:00-
[場所] 東京・代々木公園B地区全体

【トラック・ステージ】(Produced by 首都圏反原発連合)
[日時] 2012年7月16日(祝) 11:00-
[場所] 東京・代々木公園けやき並木北側の近くの都道413号路上
11:00 [ライブ] 赤い疑惑
11:20 [トークセッション1] 首都圏反原発連合
11:40 [ライブ] Sing J Roy
12:05 [もんじゅくん、再び] もんじゅくん+津田大介
12:20 [トークセッション2] 松田美由紀+天木直人+橋本美香(制服向上委員会)
12:40 [ライヴ] Likkle Mai
13:00 デモ説明
13:05 [ライブ] 難波章浩(Hi-STANDARD)
13:25 終演
13:30 デモ出発準備
(※反原発連合のブロックは比較的前のほうで出発する見込みです)

【デモ】14:00-
■サウンドカー・ブロック [ライヴ] つちっくれ
■コール&ドラム・ブロック
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by illcommonz | 2012-07-12 03:01
▼「7.13緊急!大飯原発3号機を停止せよ!首相官邸前抗議」

▼「原発再稼働抗議デモ(2012年7月6日 首相官邸前)」

「7.13緊急!大飯原発3号機を停止せよ!首相官邸前抗議」
[日時] 2012年7月13日(金)18:00~20:00予定
[場所] 東京・首相官邸前(霞ヶ関駅より徒歩7分、虎ノ門駅より徒歩10分)
※千代田線・丸ノ内線の国会議事堂前駅は大混雑が予想されます。
[呼びかけ] 首都圏反原発連合有志

 「野田首相、枝野経産相、細野原発担当相、藤村官房長官らによる、閣僚会合での中長期の安全対策をすべて後回しにした、「暫定的な安全基準」による「安全」との政府判断。おおい町議会の、再稼動に慎重な多くの住民の意見を無視する形での再稼動容認。福井県の原子力安全専門委員会による、「安全」との政府判断の追認。野田首相の再稼働の必要性を訴える記者会見の「儀式」。責任を負いたくないばかりに、この「儀式」を受けてようやく再稼動に同意した、西川知事や時岡町長。そして、野田政権による、世論の大半を占める反対の声を踏みにじる大飯原発再稼動の正式決定。こうした出鱈目で拙速なプロセスにより、今回の大飯原発3号機再稼動は進んでしまいました。
 私たち、首都圏反原発連合は、3月29日より毎週、大飯原発再稼動反対の首相官邸前抗議を行ってまいりました。当初300人程度だった参加者は、1000人→2700人→4000人→12000人→45000人→200000人と、回を追うごとに劇的に増加しています。福島第一原発事故の収束もままならないまま、そこから何の教訓を得る事もなく、再稼動ありきで物事を進めていった野田政権に対しての怒りがいよいよ噴出する形で、この抗議行動の規模は拡大を続けています。
 野田政権は、世論の大半を占める市民の声を無視し、この再稼働を進めました。したがって、私たちもまた、今回の決定を黙って受け容れる必要は一切ありません。7月13日(金)18時より、首相官邸前にて原発再稼動反対の抗議行動を行います。
 前回をはるかに凌ぐ、空前の規模の抗議行動で、大飯原発3号機の即時停止と、再稼動決定をただちに撤回、そして、私たちが一切諦めていないことを、野田政権に対して突きつけましょう。今まで以上の情報拡散とご参加をどうか宜しくお願い致します。

【注意事項】
※反原発・脱原発というテーマと関係のない特定の政治団体や政治的テーマに関する旗やのぼり、プラカード等はなるべくご遠慮ください。
※現場が混雑しているため、ビラ配布や署名集め等は抗議終了後の20:00以降にお願いします。
※この首相官邸前抗議は、あくまで非暴力直接行動として呼びかけられたものです。その趣旨を十分にご理解頂きご参加いただきますよう、宜しくお願い致します。
※その他、基本的に主催者の指示に従っていただきますようあらかじめご了承お願いたします。
※スピーチに関しましては以下のご協力をお願いいたします。
 1.一人あたり 「1分以内」 でお願いします。
 2.反原発・脱原発テーマに関係のないテーマでのスピーチはご遠慮ください。
 3.特定の団体のアピールにつながるスピーチはご遠慮ください。個人としてアピールをお願いします。
 4.主催者側の意向に沿わない内容であると判断した場合、中断をお願いすることもあります。あらかじめご了承ください。

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[関連]
▼大飯原発再稼働に反対する首相官邸前抗議にご参加のみなさまへのご案内
http://coalitionagainstnukes.jp/?p=700
▼首都圏反原発連合Twitterアカウント
https://twitter.com/MCANjp
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by illcommonz | 2012-07-12 02:48
▼様々なるアノニマス


 無言で渋谷を清掃したアノニマスもいれば、騒音を渋谷に待ち散らすアノニマス(5分30秒~/13分55秒~)もいた二〇一二年七月七日、雨の七夕。

 「私は、何物かを求めようとして、これらの意匠を輕蔑しようとしたのでは決してない。ただ、ひとつの意匠をあまり信用し過ぎないために、むしろ、あらゆる意匠を信用しようと努めたに過ぎない。」(小林秀雄「様々なる意匠」)
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by illcommonz | 2012-07-12 02:41
▼温和な労働者と便利な発電所の海は原発クラゲの海


 「ぼくらの海はクラゲの海、ガラスみたいに突き刺して、フィルムみたいに忘れない」
 (ムーンライダーズ「9月の海はクラゲの海」)

「原発クラゲ対策 抜本策見いだせず」
 「関西電力大飯原子力発電所3号機では、8日、取水口付近でクラゲが大量に発生した影響で、一時、発電機の出力を低下させる事態となったため、関西電力は取水口付近のクラゲを取り除く対策を強化する方針です。しかし、発生を予測することは難しく、抜本的な解決策は見いだせていないのが現状です。関西電力によりますと、大飯原発周辺では8日、クラゲが大量に発生し、取水口付近に設置している網でクラゲの進入を防いだうえ、網目をすり抜けたクラゲもベルトコンベアのような装置でかき出すなどの対策をとりましたが、処理が追いつかなかったということです。このため、冷却用の海水を十分に取り込むことができなくなり、一時、発電機の出力を低下させました。」(NHK 2012年7月9日)

 クラゲに原発をとめることはできないし、クラゲになることもできないが、クラゲのように、処理が追いつかないくらい大量発生して抵抗することはできる。それはさておき、「9月の海はクラゲの海」には、いくつものセルフカヴァーや別ヴァージョンがあるが、このオリジナルがいちばんいいと思う。



「便利な発電所、便利な発電所、
 便利な発電所、便利な発電所、
 温和な労働者、たて!
 Jobless, Jobless,
 Jacobin, Jacquerie, 職なし、
 それ、シュプレヒコール!」

 (ムーンライダーズ「温和な労働者と便利な発電所」)

 こないだの「NO NUKES 2012」で、クラフトワークが日本語で歌った「放射能」は聞いていた胸がいたんだ。

 「チェルノブイリ、セラ・フィールド、フクシマ、
 日本デモ、放射能、イマモ、イツマデモ、
 空気、水、スベテ、
 日本デモ、放射能、イマスグ、ヤメロ」
 (クラフトワーク「放射能」)

 この原曲やリミックスをドイツ語や英語で聞いていた当時は、まさかこんなことになるなんて思ってもみなかった。一方、YMOが演奏したクラフトワークの「放射能」の陰鬱なカヴァーは、いまの日本の空気感を伝える見事な解釈だったと思う。そのあとの「中国女」や「ライディーン」など、初期の曲の再演をききながら、そういえば、テクノ/ニューウェーヴ時代、つまり、全面核戦争の恐怖と不安の時代、自分はYMO派ではなく、ムーンライダーズ派だったということを思い出していた。

 記憶のすべて、置いていけるか、来たるべき知性に
 記録のすべて、白紙にするか、去りゆく怪物
 記憶のすべて、置いていけるか、来たるべき怪物に
 記録のすべて、白紙にするか、去りゆく知性
 置いていけるか、白紙にするか
 (ムーンライダーズ「歩いて、車で、スプートニクで」)
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by illcommonz | 2012-07-11 02:30
▼文化人類学解放講座 グレゴリー・ベイトソンの「4倍体の馬のはなし」

▼「東京電力福島第一原発 2012年6月30日」

「福島第一4号機プールで冷却装置停止=ポンプ2台に異常か」
 「東京電力は30日、福島第1原発4号機の使用済み燃料プールの水を冷却する装置で異常があったことを示す警報が鳴り、自動停止したと発表した。東電や経済産業省原子力安全・保安院によると、警報が鳴ったのは30日午前6時25分ごろ。冷却装置に2台あるポンプがいずれも動かなくなり、モーターを制御する非常用電源装置が故障した可能性があるという。東電は1日以降、復旧作業を始める方針。冷却装置が停止した際に31度だったプールの水温は、30日午後6時時点で36.6度に上昇したが、保安院は「保安規定の上限の65度に達するには約60時間の余裕がある」としている。」(時事通信 2012年6月30日)

 「一九八〇年代後半、荷物運搬用の馬のDNAを遺伝子操作したエレホン国の偉大な遺伝学者P・U・ポシフ博士にノーベル賞が授与された。受賞の理由は、当時「新しい科学」として脚光を浴びていた「移送学」に多大な貢献をしたというものだった。なにはともあれ彼は、普通のクライデスデール種の馬の2倍のサイズの馬を「創造」(神の領域にふみこんでいったこの応用科学を語るのにこれほどふさわしい言葉はないだろう)することに成功したのである。
 体長も、背丈も、横幅も、すぺて2倍というこの馬は「4倍体」、つまり染色体の数が通常の4倍ある馬だった。ポシフ博士はいつもこう弁明していた。「仔馬のときはちゃんと4本の脚で立っていたのですが」。それはさぞかし見事な姿だったことだろうが、少なくとも近代文明の粋を集めた情報伝達装置に記録され、一般公開されたときには、あの馬は立てなくなっていた。体があまり重すぎたのである。なにしろふつうのクライデスデール種の8倍の体重があった。
 見物客や報道陣に見せるときには「ホースの水を止めてください」というのがポシフ博士の指令だった。哺乳動物としての正常な体温に保っておくために、普段は四六時中、体中に冷却水を流していたのだが、いまにも体の中心からステーキになっていくのではないかと、見ている方は気が気ではなかった。この哀れな馬は、皮膚と皮下脂肪との厚さが通常の二倍あった。これでは表面積が四倍あるといっても、まともには冷えてくれない。毎朝、この馬は、小さなクレーンの助けを借りて立ち上がり、車のついた箱の中に吊るされたバネにかけられる。バネは足にかかる体重が半分になるように調整されている。
 体を冷やすためにも、八倍もの体に酸素を補給するためにも、いつもハァハァ喘いでいなけれぱならなかった。気管の断面積はふつうの四倍しかなかったからである。それから食生活が間題だった。毎日、ふつうの馬の八倍の量のエサを、四倍の広さの食道に押し込まなくてはならたい。血管も相対的に細くなっているから、血液循環の抵抗も増す。心臓も大きな負荷に耐えねばならない。聞くも哀れな馬の物語……
 この寓話が示しているのは、二つ以上の変数がちぐはぐに増減したらどんな結末が待っているかということである。四倍体の馬の不幸は、体長と表面積と体積とのバランスが崩れてしまったことにある。
 この種のケースで今日、最も有名なのは、原子爆弾中の核分裂物質のふるまいだろう。ウラニウムは天然に産出され、自然状態でも常に核分裂を続けているが、反応の連鎖が確立されないために爆発とはならない。各原子の崩壊時に放出される中性子が別の原子に当たって二次分裂を起こしても、ウラニウムの塊が臨界値より小さいときは、一回の分裂で出る中性子のうち、二次分裂を起こすものの数が平均一個以下であるために、連鎖はいずれ尻切れとなる。塊を大きくすれぼ、二次分裂を起こす中性子の割合も増加し、臨界点から先では、分裂プロセスが末広がりの累乗的増大を示し、爆発となる。」(グレゴリー・ベイトソン「学校の生徒でもみんな知ってること」より)

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 この寓話から教訓として学ぶことができる「原発の悲劇」や「原発という愚行」はなんだろう。
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by illcommonz | 2012-07-10 21:58
▼「気の持ち方をくるり」の図
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 「革命は、ひとが楽に生きるために行うものです。悲壮な顔の革命家を、私は信用いたしません。気の持ち方を、軽くくるりと変えるのが真の革命で、それさえ出来たら、何のむずかしい問題もない筈です。」(太宰治「おさん」)

 「原発はとまる、あとはもう時間の問題だ」と思ってる。「どうして、そんなふうに思えるの?」とたずねられるが、理由ははっきりしてる。それは、毎週毎週毎週、首相官邸前抗議やデモで「テレビには映らない」光景や「気の持ち方をくるりと変えた」たくさんの人を自分の目で見てるからで、それを見れば誰だって気持ちが「くるり」となる。

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[追記] 上の「おさん」からの引用文は抜粋で、原文はこうです。
 「革命は、ひとが楽に生きるために行うものです。悲壮な顔の革命家を、私は信用いたしません。夫はどうしてその女のひとを、もっと公然とたのしく愛して、妻の私までたのしくなるように愛してやる事が出来なかったのでしょう。地獄の思いの恋などは、ご当人の苦しさも格別でしょうが、だいいち、はためいわくです。気の持ち方を、軽くくるりと変えるのが真の革命で、それさえ出来たら、何のむずかしい問題もない筈です。」
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by illcommonz | 2012-07-10 02:50
▼牧下圭貴「しかし、しかしである。自らの胸に手を当てて考えて欲しい」
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▼「金曜日官邸前反原発抗議行動に参集する既存の運動諸団体各位へのお願い」

 「毎週金曜日に官邸前をめざして行われている首都圏反原発連合有志が主催する抗議行動。2012年3月より開始され、大飯原発再稼働決定前後から参加者数が急増した。
かくいう私も、大飯原発再稼働決定前の6月24日にはじめて参加し、翌週は都合で不参加、7月6日は雨の中で遅れて参加したため、官邸前に近寄ることもできず、外務省前で声を張り上げることとなった。
 この抗議行動について、既存の労働運動、平和運動、市民運動などの運動諸団体各位やその参加者から様々な声が寄せられている。いわく、生ぬるい、警察となれ合っている、籏を上げ自らの存在をアピールするのは当然である…。
私もいくつかの運動団体に所属し、運営する立場にある。これまでも、いくつかの運動の場でデモにも参加したり、主催する立場になったこともある。団体として、旗を上げるのが当然であるという気持ちも分かる。警察は国家の装置であり、国家の権力に対して異議を申し立てる際、その国家の装置に対話をもって接するのはおかしいと思う気持ちも分かる。生ぬるいと言えば生ぬるい。
 しかし、しかしである。自らの胸に手を当てて考えて欲しい。私が所属し、運営に携わっている団体も含めて、少なくともこの10年、これほどまでに市民がひとつの問題で、個々人の自らの意志を持って直接行動に出たことがあったか? それを作り上げることができたか?
 市民運動、大衆運動といいながら、その意志や意図を伝えきれず、その多くは停滞していたのではなかったか? 確かに私は、我々は、みなさんは、長く運動を続けている。ほとんどの人たちが気がつかないことに警鐘を上げ、それを社会化しようと取り組み続けてきた。今もその意志は変わらない。その意味はあると信じている。だからこそ続けている。それでも、多くの団体で運動の高齢化と言われ、後継問題が浮上している。47歳で20年以上取り組んでいる私でもまだまだ「若手」である。
 今、毎週金曜日、官邸前、あるいは、東電前、関電前、大飯原発前で起きている「抗議行動」は、毎回多くの、これまでの運動の経緯を知らない、これまで社会の様々な出来事に疑問を持たなかった人たちが集まっている。先週の金曜日を見るがいい。雨の中、ものすごくたくさんの警官隊にはばまれ、分断されながらも、人々は、官邸前から遠く、日比谷あたりまで、長い長い行列をつくり、一歩も前に進むことができなくても、暴れることなく、荒れることなく、ただ、「再稼働反対」の声だけを上げ続けていたのである。そこに「いる」ことで意志を示したいという人々である。その静かな怒りは、これまでのどんな怒号よりも深い。
 そこに行くことで、現実に抗議行動が行われていることを、実感するのである。そして、それが報道されないことを知るのである。無視されていることを知るのである。ネットで知ったのかも知れない、新聞の小さな記事で知ったのかも知れない、口コミかも知れない。それが、「行く」という直接行動に結びついたのである。
 そのすごさは、運動を続け、人々に訴え続けてきた者ほど理解できるであろう。
 だから、あえて既存の運動各位にお願いする。
はじめたのは、首都圏反原発連合有志である。彼らは、自らの籏を掲げてはいない。
「反原発」「大飯原発再稼働撤回」を訴えているだけである。
その彼らの行動に対し、人々が共感し、一個人として、現場に足を運び、意志を声に出しているのである。
 その強い意志を尊重して欲しい。
 金曜日の18時~20時までは、首都圏反原発連合有志が自ら掲げたルールに従い、礼節を保ち、団体の意志ではなく、個の意志を発露し、反原発、大飯原発再稼働撤回の一点に絞って抗議行動を継続できるよう、主体的に参加しようではないか。ルールを守らないものをおだやかにいさめ、小さな子どもやお年寄りが参加しても大丈夫なように配慮しようではないか。我々は、集団が暴走する危険、あるいは、警察と対峙したときの身の危険は十分知っているではないか。だからこそ、首都圏反原発連合有志が主催者として暴走を防ごうとすることを尊重し、支援しようではないか。
 そして、帰りの長い列の人たちに、チラシやビラを配り、運動のよびかけをしよう。
もし、旗を上げて戦いたければ、別の曜日や別の場所を決め、自ら呼びかけてやればよいではないか。今までもそうしてきたのだ。
 今回の動きが、どのような決着をみせるのかは分からない。大飯原発停止による自然終結となればよい。それを達成目標として続けるしかない。
はじまったばかりである。
 原発推進側による妨害工作ならばともかく、反原発、脱原発の籏を掲げている者は、この流れを壊すようなことをしないで欲しい。素直に、この若者達の「運動」を支援しよう。

2012.7.8 一個人として、牧下圭貴

牧下圭貴「金曜日官邸前反原発抗議行動について(運動団体各位へ)」より)
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by illcommonz | 2012-07-09 02:28
▼今日のデートコース
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 アイコンが「ももいろ」だからなのか、「NO NUKES MORE HEART」の「今日のデモコースは」というツイートをみると、「今日のデートコースは」に脳内変換されてしまう。もちろん気のせいだが(つまり疲れている)、デモとデートは似てないこともない。雨が降ってもいくし、前の晩は眠れない。そしてコースも気になる。ということで、「今日のデートコース・ペンタゴン・ロイヤルガーデン」は国立。自転車に乗ってカジュアルに行けるところがうれしい。天気も好いので、今日は麦藁帽子に半ズボンにしよう、そしてもちろん、アノニマスのマスクも忘れずに。

※国立のデモは仮装・変身デモです。ちいさな街だと、ご近所や親類縁者、知りあいの目があって、なんとなく照れくさい、とか、ちょっと気おくれする、という声から、このローカルな仮装・変身デモがはじまりました。

▼「放射能はいらねぇ!仮装!変身!七夕デモンストレーション inくにたち」
http://nonukes-kunitachi.blogspot.jp/
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by illcommonz | 2012-07-08 13:40
▼朝のそうじ
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「渋谷の街に仮面集団 「アノニマス」が抗議のゴミ拾い」
 「国際ハッカー集団「アノニマス」のメンバーと支援者ら約70人が7日、トレードマークの仮面に黒色スーツ姿などで東京・渋谷に現れ、無言で公園や路上のゴミを拾った。違法な映像や音楽ファイルをダウンロードすると罰せられる「改正著作権法」が成立したことへの抗議行動だが、異様な光景に買い物客らが驚きの表情で見つめていた。アノニマスは先月、財務省や最高裁のホームページをサイバー攻撃し、一時閉鎖させた。ネット世界の自由を掲げるアノニマスは改正著作権法について「情報アクセスの自由と市民のプライバシーを侵害する」と批判しており、日本政府など関係機関が警戒を続けている。ゴミ拾いを企画した中心メンバーによると、サイバー攻撃のような法を犯さない平和な行動を望む有志が集まったという。」(朝日新聞2012年7月7日)

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 寝坊した。。。それによく考えたら、黒いビジネス・スーツを持ってなかった。。。でも、せっかく用意してたので、今日の渋谷のデモにはアノニマス・スタイルでいこう。
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by illcommonz | 2012-07-07 12:56